第536回 6月せいび歩こう会

息 継 井 戸

主君が江戸城内にて刃傷(にんじょう)に及んだという、凶報を持ち帰った二人の家臣がこの井戸で一息ついた。

義 士 行 燈

午前9時から午前9時から午後8時の毎正時に太鼓の音と共に「松の廊下」「早かご」「首級を挙げた勝どき」の三場面を再現(3分間)される。

旧上水道モニュメント

上水道を整備したのは池田家の代官。江戸時代初め、三年の歳月をかけて導水路を引き、城下に水をもたらした。 城下に入った上水道は、地下を網の目のように走り、城内や町家の家々に各戸給水されました。 今も遺構のモニュメントや町家の井戸(汲出桝)が残っています。これが日本三大上水道の一つ、赤穂藩上水道です。

塩 の 国

赤穂は弥生時代の昔から塩の産地。広大な浜塩田から採れる塩は良質で、現在もスーパー等で高値で売られています。

城 内 散 策

赤穂城は慶安元年(372年前)13年の年月をかけて築かれた。海岸平城で東の千種(ちぐさ)川には城の水門から船の出入りができる。日本百名城に選ばれ、国の史跡指定。本丸庭園と二の丸庭園は国名勝指定。

大石良雄宅跡長屋門

大石家三代の家老屋敷、屋敷内畳数308畳の広大な邸。
火災でも焼けずに現在に残った門は、江戸時代建築として非常に価値があります。

大石神社

大正元年、大石内蔵助良雄始め四十七人の義士と萱野三平命を主祭神として創建される。
境内には国の指定史跡、大石良雄宅跡、長屋門や庭園。義士ゆかりの武具や書画を展示する義士宝物殿がある。
神社の参道の両側には、四十七士の像が立ち並び、威容な光景です。