第543回 1月せいび歩こう会

大 和 神 社
(おおやまとじんじゃ)

祭神は、日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)=大国主命(おおくにぬしのみこと)八千戈大神(やちほこのおおかみ)御年大神(みとしのおおかみ)の三座を祀ります。いずれも穀物を守護する神。初め、皇居内に日本大国魂大神と皇祖神天照大神 ( あまてらすおおかみ ) と供に祀られていた。神と人とを同じ社に祀ることに畏(おそ)れた天皇は日本大国魂大神を渟名城入姫命 (ぬなきいりひめのみこと)に託し此処大和の長柄に移された。その後渟名城入姫命は髪が抜け、痩せ細って祀ることができなくなりました。

社は、平安時代に火災で焼けてしまったが、徳川氏により再建され、その後も幕府により幾度も再建修復工事がなされました。

神域は、現在でも相当広大ですが、奈良時代に、奈良の興福寺の僧兵により剥奪され縮小されたそうです。

大和神社の「チャンチャン祭」は有名で、大和では「春日若宮おん祭り」に次ぐ祭りで、祭事は一か月にわたります。

天理教会の節会
(せちえ)

毎年、正月5日から7日の三日間、「鏡開き」した正月のお供え餅を、信者をはじめ、近隣住民や一般者にも、無料で振る舞われます。
信者は、国内にとどまらず、世界中の信者が天理教本部へ参拝します。節会会場入り口では、教会の方たちによるお世話で、お供えされたお神酒(みき)の「振る舞い酒」も頂けます。
節会の食堂は広大で、数か所設営されており、天理教高校の生徒さん達の接待で、満腹するまで何杯でもお雑煮を頂くことができます。