じじじそ作品館

じじじそ(あかじそ父)、

近所の陶芸教室に通いだす。

ちなみに、じじじそは「バカ」なだけでなく、

「釣りバカ」でもある。

 じじじその作品のほとんどは、「魚」!

狂ったように魚作品を作り続ける、63歳児!

自宅2階の工房をこっそり覗いて


その作品のごく一部を公開しよう。
 左の作品は、サカナ柄の皿。

 臭いオヤジにしては

爽やかな色合いのポップな作品に仕上がっている。

 正直、「これ可愛いな」と思った。

 これもまた、魚。

 あくまでリアルさにこだわるじじじそ。

 色ひとつ選ぶのにも、一週間独り言を言い続ける

ほどこだわりを持つ。


 一方、ばばじそ(あかじそ母)には、

「そんなのどうでもいいんだよ!」

と、怒鳴られている。

 サカナの色について、一週間もからまれつづければ

無理もない。


 また、魚だ! 

 まったく油断ならない。

 本が皆無の本棚の中や、

トイレや階段の壁まで、
 
家じゅう、どこを見ても魚がいる。

 水族館並の魚の品揃えに

ある意味感心する。
 
 これは、地球をモチーフにした刺身用小皿。

 地球の海の部分にしょうゆを注ぎ、

左上の月の部分にわさびを乗せるらしい。

 ちなみに、地球と月の間にポツンと見える点は

人工衛星だという。

 じじじそは、概してバカだが、

ディティールには非常にこだわる。

 そして、彼の一番のこだわりは、右下の皿のめくれ。

 「これは、津波なのだ!」と豪語する。

 映画「ディープ・インパクト」を思わせるドラマティック

すぎる皿だ。




ここからは、じじじその木彫り作品の数々。
 
これらは、ずっと十代の頃からの趣味で、独学である。

着色もべた塗りでなく、

化粧用品のチップ(アイシャドウを塗る道具)を使って


繊細なグラデーションを出したという。

 カワセミが

玄関のあちこちに

とまっている。

イルカも3匹で

力をあわせて

植木鉢を支える。

←リールと木彫り飛行機。

←じじじそ工房の片隅に、

hanaの結婚式の

スナップ写真。

 hanaもまた、

じじじその

[こころの娘]である。


以上、携帯電話のカメラで撮影したため、ピンボケはご容赦ください。

(じじじそ作品館)2004.6.15.あかじそ撮影