毎日、娘の服を手縫いすることにハマっている。
娘と手芸屋や百均で端切れ(50センチ四方)を選び、
ああでもない、こうでもない、と、話し合って、
何を作るか決める。
フリーハンドでザクザク切り、
仮縫い無しの感覚頼りでチクチク縫い、
一日一枚のペースで縫っている。
小さい子の服は、すぐ縫える。
すぐに結果が出るから、実に気持ちがいい。
仕事の後に、午後から夜にかけて、
夢中で縫い続けるから、
間食も夜食も食べないで済むので、ダイエットにもなる。
きっかけは、娘の服にポケットが無く、
学校で困っている、という訴えからだった。
最初は、安全ピンで付けるタイプの
「ティッシュ&ハンカチ入れ」を作った。
しかし、それが結構重くて、
スカートが下に引っ張られてパンツが出ちゃう、
と、いうことで、何点か改良して、
安全ピン2個で付ける軽量タイプを作った。
学校では、
「このデザインおもしろいね〜」
と、母の適当デザインが受けている、と言う。
前身頃と後身頃ろを、
別の色で作ったチュニック
は、100円×2=200円、
100円の端切れと家にあった端切れを足して作ったスカートは、
ほぼ100円。
いずれにしても、ポケット必須だ。
ティッシュ&ハンカチを入れるための服、
と言っても過言ではない。
それから、手芸屋で買った布で作った、
母娘おそろいトップスは、
特殊なゴムも買ったので、
二人分で1500円也。
いやいや、値段の問題ではない。
縫っている時の「頭真っ白時間」こそが、
私の幸せタイムなのだ。
出来上がったら、もう、次の作品の構想が始まる。
止まんねえ〜!
止まんねえぞ、手縫い生活!
私・・・・・・
前世は、きっと・・・・・・
お針子さんなんじゃないの?!
縫ってる時が、幸せすぎるんだよ〜い!
(了)
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