「子守れない歌」の巻 


長男が2歳になって、次男が生まれるまでの間、
秋の子守唄は「里の秋」でした。

 「母さんとただ二人、栗の実煮てます囲炉裏端」で、
「(戦争に行っている)とうさんよ、ご無事でと」願ってる
「静かな、静かな」歌です。

 その頃は、慣れない育児でベソかきながら、毎夜、仕事で午前様の「お父さん」を待ちながら、
寝かしつけていたわけです。
 
 それが今や・・・。
ころころころころ・・・・と、秋の虫が鳴き始めたので、
四男に「里の秋」を歌って寝かしつけようとしたところ・・・。

 「し〜ずか〜な〜・・・(ん?静かじゃない)」
−−−6畳間いっぱいに敷き詰めた布団に、子供が押し合いへし合い。
 「お〜せど〜に〜」
「オセドって、なーにー?!」「オセロやりてえ〜」「ぼくも〜っ!!」
 「ああ、母さんとた〜だ・・・・・5に〜ん〜(ゴッ、5人かいっ!!)」

 相変わらず「父さん」の帰りは遅いけど、・・・もう、この歌は使えんっ!!
 ひ〜ん、好きなのにな〜(T_T)