基本的に、無改造の X68030 と接続して、
* 768x512 モードの表示範囲がモニタの表示画素内に収まり、
* かつその状態を Auge.の主観で比較的容易に導ける
場合を指して「使えそう」としています。
TFT8000 | |
発売 | コンパック(当時) |
周波数 | 水平: 31.5 〜 80.0 kHz 垂直: 58 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/18.1 型 |
映像入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | 画面サイズ設定が可能なので使えるはず |
状況 | 800×600 モードで追従 →手動設定で調整可能 |
所感 | 少々ボヤけるが十分使える |
備考 | 生産完了 |
MultiSync LCD 1525S (LA-1531JM) | |
発売 | 日本電気ホームエレクトロニクス(当時) (現・NEC三菱電機ビジュアルシステムズ) |
周波数 | 水平: 24.8 〜 80.0 kHz 垂直: 56 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/15.4 型 |
映像入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | 解像度設定が可能なので使えるはず |
状況 | 640×480 モードで追従 →自動設定&手動設定で調整可能 (但し、解像度設定自体は役立たず) |
所感 | 512 ラインがまんま倍になって 1024 ラインで表示されるのでそこそこ見やすい |
備考 | 職場にて常用していたが、先日リース期間が切れ、隣の席の人に買われていった。 |
TFT150e | |
発売 | コンパック(当時) |
周波数 | 水平: 31.5 〜 60.5 kHz 垂直: 56 〜 75 Hz |
サイズ | 1024×768/15 型 |
映像入力 | ミニ D-sub オス直出し×1 |
予想 | 画面サイズ設定が可能なので使えるはず |
状況 | 自動追従(表示は 762×480) →手動設定で調整可能 |
所感 | かなりボヤけるが使える |
備考 | 生産終了 三菱電機製(RDT151A 同等品と思われる) |
FTD-GT17-A | |
発売 | メルコ(現・バッファロー) |
周波数 | 水平: 24.8 〜 80.0 kHz 垂直: 56 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/17 型 |
映像入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | 画面サイズ設定が可能なので使えるはず |
状況 | 自動追従追従(表示は 1024×512) →右の余白を無視すればほぼ調整不要 |
所感 | 512 ラインがそのまま倍になって 1024 ラインで表示されるので非常に見やすい |
備考 | 販売終了 ステレオスピーカー内蔵 本体デカい |
TSA3931HT | |
発売 | イーヤマ販売 |
周波数 | 水平: 24.8 〜 80.0 kHz 垂直: 56 〜 85Hz |
サイズ | 1280×1024/15.4 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | NEC LA-1531JM と液晶パネルが同じなので使えるんじゃないかな |
状況 | LA-1531JM と同じ |
所感 | LA-1531JM と同じはずだけど、パネルの表面処理が微妙に違う気がする |
備考 | 販売終了 OSD は飯山方式 ステレオスピーカー内蔵 画面回転機構付き(但し「右が下」) |
RDT154H (LSA520J) | |
発売 | NEC三菱電機ビジュアルシステムズ |
周波数 | 水平: 24.8 〜 80.0 kHz 垂直: 56 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/15.4 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | NEC LA-1531JM と中身が同じなので使えないとおかしい |
状況 | LA-1531JM と同じ |
所感 | LA-1531JM と同じ |
備考 | LA-1531JM の入力を1系統にしたものと思っていい
OSD も入力系統数依存部分を除けば LA-1531JM と同じ 自宅にて常用 |
FlexScan L675 | |
発売 | ナナオ (EIZO ブランド) |
周波数 | 水平: 27 〜 82 kHz 垂直: 50 〜 82 Hz |
サイズ | 1280×1024/18.1 型 |
入力 | DVI-D×2 |
予想 | プリセットのどれかにハマれば使えるはず |
状況 | 映らないことはないが、オートアジャストが働かないのでいまいち
常用には耐えないかもしれない |
LL-T153A | |
発売 | シャープ |
周波数 | 資料なし |
サイズ | 1024×768/15 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | プリセットのどれかにハマれば使えるかも |
状況 | 640×480 モードで追従 →調整不可能(上下が切れる) |
備考 | 以前「使える」と書いたのは間違い(文字列の複写ミス) |
LL-T180A | |
発売 | シャープ |
周波数 | 水平: 31.5 〜 80.0 kHz 垂直: 60 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/18 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | プリセットのどれかにハマれば使えるかも |
状況 | 640×480 モードで追従 →調整不可能(上下が切れる) |
TXA3601GT | |
発売 | 飯山電機(当時) |
周波数 | 資料なし |
サイズ | 資料なし |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | よく知らないけどきっとダメでしょう |
状況 | 640×480 モードで追従 →調整不可能(上下が切れる) |
LL-T2000A | |
発売 | シャープ |
周波数 | 水平: 調べてない 垂直: 調べてない |
サイズ | 調べてない |
入力 | 調べてない |
予想 | シャープ製のにはもう期待しない |
状況 | 640×480 モードで追従 →調整不可能(上下が切れる) |
TX-D5L31A-J | |
発売 | 松下電器産業 |
周波数 | 水平: 24.0 〜 61.0 kHz 垂直: 50 〜 77 Hz |
サイズ | 1024×768/15 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×1 |
予想 | 画面サイズ設定が可能なので使えるはず |
状況 | 未確認だが利用可能との情報あり |
FlexScan L66-D | |
発売 | ナナオ (EIZO ブランド) |
周波数 | 水平: 27 〜 82 kHz 垂直: 50 〜 85 Hz |
サイズ | 1280×1024/18.1 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | 画面サイズ設定が可能なので使えるはず |
状況 | 職場にあるが他の人が常用してるので未確認の1 |
備考 | 販売終了 |
HP L1800 | |
発売 | 日本ヒューレット・パッカード |
周波数 | 水平: 30〜 82 kHz 垂直: 55 〜 86 Hz |
サイズ | 1280×1024/18 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | プリセットのどれかにハマれば使えるはず (垂直サイズ調整不可) |
状況 | 職場にあるが他の人が常用してるので未確認の2 |
FlexScan L771 | |
発売 | ナナオ (EIZO ブランド) |
周波数 | 水平: 27 〜 94 kHz 垂直: 50 〜 85 Hz |
サイズ | 1600×1200/19.6 型 |
入力 | ミニ D-sub メス×2 |
予想 | さあ? |
状況 | 職場にあるが他の人が常用してるので未確認の3 |
X680x0 のモニタとして(実用性は別として)使えるか当たりをつけるための検討事項をいくつか挙げておきます。 なお、これらはあくまで「検討事項」であって、これらを満たせば X680x0 で問題なく使用できるなどという甘い話では断じてありませんので、念のため。
次に、映る機種を確定できたとして、購入前に承知しておくべき点など。
最後に、上記以外で RDT154H について気付いた点など。
※単なる独り言です。読んでも特に役に立たないし、読まなくても特に困りません。
(エミュレーターでない)X680x0 を使い続けるとゆーこと自体がそれなりにリスクを抱える昨今にあって、 とりわけ「液晶モニタを繋ぐ」とゆーのは単価の高さから言って極めて激しく危険な賭けです。 モニタ接続自体が基本的に素人レベルのハード工作や補助ソフトでどーにかなる問題ではなく、 特に液晶となると入力信号をかなり選ぶ(互換機含む)上に後調整が(CRT 比で)あまり利きません。 仮に映ったとしても、液晶には画素とゆーものがあるわけで、X680x0 の妙な解像度と完全にマッチするはずもありません。 こんな悪条件を知りつつなおそれを望むなど、控え目に言っても相当のバカのやることです。
そもそも Auge. が自宅モニタを液晶に替えようなどと考えたのは、職場で使う様になったのが発端です。 人によって主観の相違があると思うので細かいことは書きませんが、とにかく「もう CRT には戻れない」と強く感じました。 うまい具合(?)に、ちょうど前後して自宅 CRT モニタ(非純正)の調子が不安定になってきたので、 買い換え気運に拍車がかかってきました。
とはいえ、当時の自宅マシンで外部モニタを必要とするのは2台の X68000 と X1turbo だけ。 残りはノート機なので必ずしも必要ではありませんでした。 いちおうデスクトップな互換機を買う予定もないではなかったものの、 モニタに投資することも考えれば当分先になるのは自明です。 最初に書いた様な状況も考え合わせれば、液晶に固執するのは非常にバカげた話なのですが、 この時点で既に Auge. の頭は「液晶前提」で完全にフィックスされてました。 もっとも、一方で X1turbo 用と称して 15/24 kHz デュアルスキャンの中古 CRT モニタを買ったりしてましたが。
幸いにして Auge. の職場は全体的に液晶モニタを指向する傾向にあり、 (多少偏りはあるものの)複数機種を試せる環境にありました。 とはいえ、この世界には「個体差」とか「マイナーチェンジ」とか「運」といった要素があり、 それらは往々にして同じ試みに異なる結果を与えたりするわけで。 例えば、 Auge. の自宅で動作実績のある(それも2種類)パイオニア製の CD-ROM ドライブが、 一般にはX680x0と相性が悪いとゆーことになっているとゆー実例もあります。 まあ実際にはそんなことは殆ど気にしてませんでしたが。
で。結果的に、職場でわたしが使うことになった日電HE(当時)の MultiScan LCD 1525S がどーしよーもなく良かったので、 殆どこれの対抗機種を探すことに終始し、結局見つかりませんでした。 15型近傍で 1280×1024 映るのはこのパネル(15.4型)しかなかったし、 17型以上は Auge. の感覚ではデカ過ぎてかえってヤだったし。 ただ、この機種は非常に高かった(当時の定価が¥298K/その後値下げしたがそれでも¥198K)ので、 時々赤が出なくなる自宅モニタをダマしつつ時を待つことになったのですが。
そして、三菱から MultiScan LCD 1525S の同等品が若干安値で出るに至り、だいたい腹が決まりました。
それでも悪税込みで 15万円強(※)だし、実際にはもう少し葛藤もありましたが、
前の CRT モニタも三菱製だったしまあいいやって感じで。別に三菱は好きでも何でもないんですが。
(※) ラオックス ザ・コンピューター館/他店はさらに1万円は高かった
で、まあ、ちゃんと映ってるし、今のところドット欠けも常時点灯も見当たらないので、 いちおう当たりだった様です。めでたしめでたし。なお、シャレで X1turbo の高解像度モードの 信号(24kHz)を食わせてみたところ、かなり綺麗に映って大爆笑した(←何故?)ことを付記しておきます。 こっちは水平方向も整数倍されるんで当然と言えば当然なんですが。