三葉虫標本室について      
HOME TOP LIST BBS BLOG



 遠い昔に自らの手で採集した、三葉虫の標本を中心に紹介しています。
主に郷里である北上山地で得たもので、多くは研究の役割も終えています。
野山に分け入ってハンマーを振ることはなくなりましたが、今でも標本とともに
当時の日々は大切なものであることにかわりはありません。

 ここに紹介する三葉虫は情報としては新しいものではありませんが、
ただ私の郷里に死蔵されているだけの標本達にもう一度日の光を当ててみたかったのです。

 個々の専門用語については詳しい解説を省いているため、ある程度化石等の知識がないと
何のことやら さっぱりワカラナイかも知れません。実は私も研究者ではないので、
私自身訳も分からず使っている場合もあります(笑)。
疑問・質問には私のわかる範囲でお答えしますので、お気軽にメール下さい。


 種の同定は小林貞一・浜田隆士両博士によるモノグラフ(〜1984)を元にしていますが
一部(種名に個人名を用いたもの)に私の解釈で新しい名前を付けているものがあります。
あくまで個人の趣味のページであり学術的なものではありませんのでご了承下さい。
(該当種には※マークをつけています)


採集・所有者は特に断りが無い限り私自身です。

 産地の表記については、特に差し障りのない限り正確な名を出しています。
これは、産地というものが化石にとって極めて大事なデーターであるからです。
重要なデーターが欠落した標本、または画像は価値が半減します。
一方、産地名を伏せることによって産地保護に配慮する、という考え方もあります。
しかしそれは海千山千の盗掘者には通用しませんし、一般の方々が産地の名を知ったところで
ほとんどピンポイントに近いその場所にいきなり行ける訳でもありません。
従って本ホームページでは詳細な位置は記さないものの、一般的に知られている範囲での
地名を公開しています。(現在は一部を除き、産地ごとに愛称を付けて記しています)

 日本産三葉虫についての情報も募集しております。こちらからもできる限り情報提供いたします。
ただし産地の詳細についてのお問い合わせには返答出来かねる場合もあります。
北上山地に於ける乱盗掘の実態は目に余るものがあると聞いており、
それら心無い人達への情報の流出を避けるためです。

いただく情報に関しても、北上山地に於けるものなら自ら検証してみたいのは山々ですが、
情報提供者に許可なく 訪問したり、情報の再流出したりしないことをお約束します。
(簡単には行けないしね(T.T)

1998.6.15

 2002年10月 ボヘミやんは11年余を過ごした帯広を去り、再び北上山地に戻って参りました。
このHPを通じて知り合った方々のお陰で再びハンマーを持つことが出来たし、
北上山地の奥深さも再認識しました。

これからは またハンマーを片手に北上の谷々を歩いてみようと思っています。
今後とも よろしくお願いいたします。
 

2003.1.12