厚岸・茅沼温泉

 年は太平洋まで流氷が流れこんでいる。それを見に行く余裕まではなかったが、厚岸湖の奧には白いものを確認できた。羅臼では流氷が接岸したり、離れたりを繰り返している。今年、もう一度羅臼行きを実現できるだろうか・・・

  さてさて、連休を取って内地に旅立つはずだったカメラマンAさん シゴトが入ってボツ!!憂さを晴らすべく懸案だった、厚岸で牡蠣をたらふく喰うツァーを決行。コンキリエで牡蠣15個、ホタテ、鯨肉などを鬼気迫る勢いで喰いまくった。その腹は・・う〜む、中年太りの兆候が出てきましたゾ。

それにしてもコンキリエは行く度に何かしら値上げしている。困ったものだ。
焼き具合をするどく見つめるAさん
カメラのS」本店店長の威厳はない!?
 Aさんが満腹しておネムの間に、クルマは釧路湿原に湧く茅沼温泉に到着。ここの露天風呂はシラルトル湖を臨み、ユニークなことに内湯の浴槽が外まで続いていて、境のガラス戸から出入りできる。ちなみにこの湖から採れる丸くない「マリモ」が丸められて、ビン詰めにされ、道東の代表的なお土産となり、阿寒湖のお店等で養殖マリモとして売られている。


くしろ湿原パーク 憩いの家 かや沼 泉質:食塩泉 /効能:慢性皮膚病・筋肉痛・虚弱児童 
飲用:慢性消化器病
料金:大人400円 子供200円 幼児無料
 

 茅沼温泉からコッタロ湿原を経て鶴居村へ。湿原のあちこちで丹頂鶴やエゾ鹿を見ることが出来た。晴天で気温が上がったせいか、特にエゾ鹿がたくさん姿を見せていた。雪解けは予想以上に進んでいて林道に雪はない。Aさんはサンルーフを開けてカメラを構え、もはやお抱え運転手と化した私に喜々として注文を出す。外に出てまで撮影しないのはさすが似たものどうし、軟弱アウトドアズマンである。
1999.3.25
update 1999.3.26

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