浮島湿原

         

 まだ見ぬ高層湿原のひとつだった浮島湿原を訪れたのは5月の末のことだった。残念ながら花の時期には少々早かったようだがそれでもチングルマやヒメシャクナゲが所々に見られ、湿原の奥にはわずかにハクサンチドリも咲いていた。 

 釧路湿原や霧多布湿原に比べれば やはり規模は小さく、エゾマツなどの樹木のお陰で大きく展望が開けないので あまり広さを感じさせないのは残念だ。しかし、雨竜沼湿原までのアプローチの長さを考えれば、ここは気負うことなく気軽に訪れることが出来る場所と言えるだろう。花の盛りを外さないよう、是非再訪したいと思う

 入口から木道までは徒歩20分ほど。木道の散策はのんびり1時間くらいかな。

















   上川から滝上に向かう途中に浮島トンネルがある。
  浮島湿原は、その上に広がる高層湿原だ。
  


羆のテリトリーなんだな!

湿原の入口から木道までは森の中を行く遊歩道。
その途中に それはあったんだな・・。
比較的新しい足跡が私の向かう湿原の方に
続いているんだもんな。
右の写真は その中で最も明瞭なものを撮影したもの。
たぶん小熊のものだろうが、近くを親熊も歩いていただろうことを考えると・・・・

Updata 2002.11.11


Top Page 三葉虫標本室 北海道の旅 宮沢賢治への旅