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ペルムの里化石探検隊2
2回目の調査である。
今回は地元の方の参加はなく、 教委3名のうちK氏が地元代表と言うわけだ。 何日か前から卒論のための調査に入っている S大S博士の弟子S氏が加わってくれ、 総員7名 前回の茂路沢の更に奥へと侵入する。
転石から結構三葉虫の尻尾は出てくる。 教委では頭が欲しいと言うが、 S氏が採った小さなグラベラ一つで終わった。 私は三葉虫頻度が比較的高い露頭を見つけるが、 そこで時間切れとなる。
早い終了だったので、私は教委に尻尾5匹を渡し そのままオットン畑沢に向かう。 峠に着いたのは14時。 ここから30分近く歩かねばならないのはつらいところだ。
産地近くに砂防ダムでも作るらしく 林道に砂利が敷かれ、産地脇の沢周辺が 伐採されている。この工事が産地にとって そして我々にとって凶となるのか、吉となるのか・・・
カモシカ君も今日は現れない。 工事に驚いて山奥に引っ込んだか?
一時間半ほど粘って、グラベラの雌型を 一個飛ばし、尻尾を一個再起不能にし(T-T) 最後に小さな尻尾をゲットした。 これは谷口さん三葉虫と思われる。 この種がピンポイントのみで出るのではないことが 分かっただけでも収穫だった。
2002年12月22日 |
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