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ペルムの切り岸を行く。
昼なお暗いペルムの切り岸は
入り口からして鬱蒼としていて
やる気が削がれる・・(/・_・\)

雨が続いた後、念のため一日置いて出動だ(笑)
林の中の、陽の当たらない場所にあり
古いズリなど薄っすらと苔が生えたりしている。
今日は曇っているので更に薄暗く、見辛いことこの上ない。

採集を始めて間もなく、アンプリの尻尾が出た。
とりあえずボーズは免れたと安堵する。
昔は沢山三葉虫が出たのだが
今やボーズ覚悟で行く産地になっているのだ。

その後当たりはなく、場所を移すと再びアンプリの尻尾が・・
よく見ると胸節も続いていて
もしやと思い、更にハンマーを入れるとグラベラが飛び出し
くの字になった完全体であることを確認した。
しかし悪い癖で、チークの方も出そうとして
グラベラを吹っ飛ばしてしまった( ̄△ ̄)
尾部に比べて保存は良かっただけに
しばし呆然・・懲りない男である=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

だが、運はボヘミやんをまだ見捨てなかった。
ほぼ同じ場所から、今度は体を丸めた完全体と思しき
保存の良い胸尾部が出てきたのである。

現在、表面を固めながらクリーニングしているが
胸部中軸が、尾部の裏に巻き込まれている所まで確認している。
これ以上続けると、また壊してしまうに違いない。
どうしたものだろうか・・・

それにしても、以前はケイロピゲが優勢に産出してたのに
今では、ほとんど見ることが出来ない。
本日の目標もケイロピゲ完全体だったのだが
今後もかなり難しそうだ・・・

2005年10月6日

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啓須とケンたま