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師匠と大船渡へ
師匠が前回行き損ねた「シルルの草」に行きたいと言うので
本日、小雨混じる空模様の中大船渡に向かう。

私が見つけた近道を通って露頭へ。
ゼイゼイ言ってる私を尻目に
師匠は息一つ切れていない・・うううむぅ

さて件の露頭は、国立科学博物館の技官御一行が
巡検した露頭と一致することを確認するも
三葉虫は見つけられず、今日も惨敗。
師匠は見込みありそうな石を持ち帰り
私は何だか良く分からない化石を一つ得るのみだった。

風化が、ここで化石を見つけるキーワードになりそうだ。
改めて「どうでしょう」のMさんの眼力に感心する。
彼は、あの日一日で風化面に現れた三葉虫を
全て採り尽くしたに違いない(笑)

とりたてて成果もないので場所を「デボンの森」に移す。

ここで採集第一号は、何と完全体。
・・と言っても小さいヤツで、頭は右の複眼だけ
ちょうどハンマーが当たって胸もガシャガシャだし・・

第二号は頭だったが、ボロボロに崩れ落ちた。
第三号の頭も岩が割れた瞬間に崩れてしまったが
どんな風に入っているか確認しようとハンマーを入れると
何と胸部が続いている。
まさかと思って更に叩くと化石は見事に弾け飛び
尾部とハイポストマの雌型だけが残った。
完全体だったのだ。幾度となく裏切られ、やっと手にした「丸まった完全体」になるはずだった。
無念!これではリベンジなったとは言えない・・

結局、本日の収穫は完全体と完全体の残骸(T.T)のみ。
師匠も尻尾を手にしただけで終わった・・・

2005年9月10日
 Spanish Johnny
シルル紀の草には、まだ重要なオタリオンという課題が残ってますね!あの露頭の上、頂上に至る部分には露頭はないのでしょうか・・・   <2005/9/10 21:44>
 ボヘミやん
久々の突っ込みですねえ(爆)あの上は行ってみないことには分かりませんね。今日採った、よく分からない化石はエンクリの出る岩とはちと違うかも知れません。これがオタちゃんが入ってる石かも?   <2005/9/10 22:52>

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啓須とケンたま