Bollandia aff. pacifica
ボランディア aff.  パシフィカ


【原図・ウルリッヒ・フリック氏】

2010.2.23 採集
 芯座さんと Brachymetopus の産地探索中の2009年6月13日、これまで叩いていなかった露頭から
本撞の完全体・大小2個が付いたものを採取した。
当初、一対しかない頭鞍側葉とチークの後端が丸く短いことから Conophillipsia koizumii と考えたが
その後、多くの追加標本が得られるようになり形態は最も Bollandia に近いことが分かってきた。
2014.2.7
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↑2009.6.13 採集の完全体。

脇に小さな完全体が、もう1個付いている。
頭鞍第一側葉は大きいが、その先の頭鞍側葉は確認出来ない。

一方、小型の方は頭鞍第一側葉が明瞭に刻まれ、
頭鞍表面は滑らかに見える。

頬棘はなく、チーク後端が丸くなっている点ではコイズミアイと一致するが
コイズミアイより眼は大きく、位置も後方にある。また、周縁も広く厚い。

胸部は9節。

尾部の側葉肋は7〜8、多く見積もっても9で
コイズミアイより少ないようだが
保存が良くないので、別の標本で確認が必要である。
中軸が周縁に達していない点ではコイズミアイと一致する。
2009,6,18

前述の完全体の続きと思って持ち帰った断面から出た頭部。内形雄型のレプリカ。

周縁は完全体のものより狭く見えるが変形の度合いが違うせいかも知れない。
頭鞍には粒状装飾はなく、細かい皺が残されている。
頭鞍は大きく膨らみ、前縁面に張り出している。この点もコイズミアイとは異なる。
2009,6,18
  2009.9.16採集。裏にキャリックスが付いている標本。

因みにこれはオーモリエンシス多産層の
見掛け下位から出たコイズミアイと思われる頭部。
かなり変形されているとはいえ本種とは大分印象が違う。
Family Phillipsiidae  ( フィリップシア科 )
岩手県大船渡市日頃市町
最下部石炭系日頃市統

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