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2009.6.13 採集の完全体。脇に小さな完全体が、もう1個付いている。
頭鞍第一側葉は大きいが、その先の頭鞍側葉は確認出来ない。
頭鞍には、明瞭ではないものの粗い粒状装飾があるように見える。
一方、小型の方は頭鞍第一側葉が明瞭に刻まれ、頭鞍表面は滑らかに見える。
頬棘はなく、チーク後端が丸くなっている点ではコイズミアイと一致するが
コイズミアイより眼は大きく、位置も後方にある。
また、周縁も広く厚い。
胸部は9節。
尾部の側葉肋は7〜8、多く見積もっても9でコイズミアイより少ないようだが
保存が良くないので、別の標本で確認が必要である。
中軸が周縁に達していない点ではコイズミアイと一致する。
一応ここではコイズミアイに同定出来ないとし、
フィリップシア科の未定種としておくが・・・・
ボランディアにも見えてくるのは私だけだろうか?(笑) |
2009,6,18 |
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前述の完全体の続きと思って持ち帰った断面から出た頭部。内形雄型のレプリカ。
周縁は完全体のものより狭く見えるが変形の度合いが違うせいかも知れない。
頭鞍には粒状装飾はなく、細かい皺が残されている。
頭鞍は大きく膨らみ、前縁面に張り出している。この点もコイズミアイとは異なる。 |
2009,6,18 |
2009.9.16採集。裏にキャリックスが付いている標本。 |
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因みにこれはオーモリエンシス多産層の
見掛け下位から出たコイズミアイと思われる頭部。
かなり変形されているとはいえ本種とは大分印象が違う。 |
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