バーネットの名作をインターネットで無料で読む、聞く

英語で読む赤毛のアン』でもご紹介しましたが、インターネット上には、版権切れの書籍を誰でも無料で読めるように電子図書化している『Project Gutenberg』(プロジェクト・グーテンベルク)や、グーテンベルクにあるタイトルを様々な人たちが朗読し、音声データとして公開している『LibriVox』(朗読図書館)という素晴らしいサイトがあります。
そんなありがたいサイトで公開されている作品の中から、今回はアメリカ(イギリス生まれ)の女流作家 Frances Hodgson Burnett (フランシス・ホジソン・バーネット)の3つの名作児童文学
『Little Lord Fauntleroy』(小公子)
『A Little Princess』(小公女)
『The Secret Garden』(秘密の花園) をご案内。

小公子 Little Lord Fauntleroy

アメリカの下町で育った少年セドリックは伯爵家の跡継ぎ”フォントルロイ卿”として、イギリスのお屋敷で祖父である偏屈な老伯爵と暮らすことに・・・。

Little Lord Fauntleroy は、邦題『小公子』として知られている名作児童書。 TVアニメの世界名作劇場でも『小公子セディ』として放送されていました。
英語の難易度は語彙制限のある英語学習者用とまではいきませんが、もともと子ども向けに書かれた本なので物語もわかりやすいですし、難しい英単語などはあまり出てこず、比較的読みやすくなっています。 ちなみに、頻出英単語 Earl は ”伯爵”です。

オンラインで読む

Project Gutenberg 『Little Lord Fauntleroy』

*タイトルの下にある”Read this eBook online”をクリックすればすぐに読めますし、その下の ”Download This eBook”メニューからは、様々なファイル形式でダウンロード出来るようになっています。 HTML は インターネット用の表示で、Plain text は textファイルとして表示。

朗読を聴く

LibriVox 『Little Lord Fauntleroy』

SECTION の再生アイコンを押せば再生されますが、 CHAPTER という表示の下に並んでいる章タイトルから音声ファイル(MP3 128kbps)をダウンロード(右クリックメニューからファイルに保存など)しておけば、MP3プレイヤー等に移したりして、いつでも聞くことが出来るので便利です。
左メニューの Whole book (zip file) からは、64kbps版の圧縮ファイルを一括ダウンロードも可能です。(64kbps と 128kbps では 128kbps のほうが高音質。ただし、その分ファイル容量も大きい。)

なお、小公子の音声ファイルは複数の人によって提供されていて、章によって読み手が違っています。聞き取りやすさも変わるのでやや聞き辛いかも。

Little Lord Fauntleroy (Puffin Classics) (ペーパーバック) Little Lord Fauntleroy (Everyman's Library Children's Classics) (ハードカバー)
← ペーパーバック&ハードカバー。
Kindle などの電子書籍リーダーをお持ちでない場合は書籍版をおすすめ。
普通の画面だと長時間読むのはつらいし、プリントアウトは手間とインク代で余計高くつきます。

小公女 A Little Princess

お金持ちのお嬢様で想像力豊かな少女セーラは、ミンチン女史の経営する寄宿女学校に入り、メイドつきの特別待遇で幸福な日々を過ごしていましたが、 ある日突然境遇が一変して・・・

A Little Princess は、日本語タイトル『小公女』で知られているバーネットの名作。 TVアニメの世界名作劇場では『小公子セーラ』として放送されていました。
♪わ〜たしの胸の 片隅に咲〜いてる
  ち〜いさな花に 名前はな〜い〜けど〜♪
[アニメ主題歌”花のささやき”]より

閑話休題・・・。
こちらも小公子と同じく、単語の難易度はそれほど高くありません。英語での朗読も聞き取りやすいほうだと思います。 特に suppose の特訓になるかも?

オンラインで読む

Project Gutenberg 『A Little Princess』

朗読を聴く

LibriVox 『A Little Princess』(version 1)
LibriVox 『A Little Princess』(version 2)

読み方・ダウンロード方法は『Little Lord Fauntleroy』と同じです。
小公女のほうの朗読は 読み手が違う2バージョンあるので、聞き比べてみて聞きやすいと思ったほうをダウンロードすればいいでしょう。

A Little Princess [ペーパーバック] A Little Princess (Puffin Classics) (ペーパーバック)
← ペーパーバック版。

秘密の花園 The Secret Garden

イギリス植民支配下のインドで育ったわがままで気難しい少女メアリーは、コレラで両親を亡くし、イギリスの伯父の屋敷へ行くことに。
広いお屋敷で孤独に過ごすメアリーでしたが、やがて閉ざされた庭を見つけ、 不思議な少年ディコンや病弱でわがままな少年コリンと出会い・・・

The Secret Garden 日本語タイトル『秘密の花園』は、前述の小公子や小公女に比べると、少し影の薄い作品ではありますが、間違いなくバーネットの名作のひとつ。これが一番好きという人も多いでしょう。

英語は小公子や小公女よりもやや難しいかも知れません。
ヨークシャー訛りも表現してあるので、その部分が読みにくくなっています。
よく出るフレーズ My word!「おやまあ!」 的な意味。

オンラインで読む

Project Gutenberg 『The Secret Garden』

朗読を聴く

LibriVox 『The Secret Garden』

読み方・ダウンロード方法は『Little Lord Fauntleroy』と同じです。
朗読は A Little Princess の version 1 と同じ女性によるもの。
個人的にはとても聞きやすい。

The Secret Garden (ペーパーバック) The Secret Garden (Puffin Classics) [ペーパーバック]
← ペーパーバック版。

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