先月MovableType3.0がリリースされたが、ライセンス体系が大幅に変わってどうも使いにくくなった。というのも、いま関わっているコミュニティサイトでいろいろな団体にBlogを提供しようかと思っていたのだが、作成できるBlog数が限られているのが将来的な懸念として残るわけだ。
おまけに個人サイトとしてはまだ日本語版がβの段階で、一般公開されるサイトでの使用を控えるようにという規制が付いているので、ここでアップデートしてみるわけにもいかない状態である。別の場所にわざわざインストールするのもめんどくさいし。
そんなわけで、コミュニティサイトのほうはnucleusをテストすることにした。
nucleusの動作にはMySQLやPHPが必要なので、ふつうのプロバイダなんかでは動かせるところがあまりないだろうが、インストールそのものはMovableType 2.6xよりはるかに簡単で拍子抜けがする。
ただし、そこから先は別。基本機能は控えめでプラグインで機能を追加していくタイプだから、MovableTypeではシロウトでもちょちょっとテンプレートをいじれば実現できた程度のことも、まずプラグイン探しから始めなければならない。
が、たいていの場合すぐに見つかる情報は、プラグインのバージョンアップについてのことが多く、そもそもどんなプラグインなのかよくわからない。ようやく基本情報を見つけてもnucleusユーザーの常識に基づいて書かれているので、果たして本当に自分の望みにかなうか文面からはよくわからないのである。
おまけに表示に関する機能がスキンとテンプレートに分かれているので、MTの感覚からすると、えらくややこしく見える。
それでもある程度いじれてしまうところはMTで経験を積んだおかげだろう。というわけでWeb上でも書籍でも情報が充実しているMTは教習用としてぴったりだ。プログラミングにもWebページ制作(とくにCSSに関して)にも疎いが、サーバーインストール型でBlogを始めてみたいという人は、とにかくいちどMTをいじっておくといい。将来他のツールに乗り換えることになってもMTで学んだことはかなりの部分活かせると思う。