チャイルドウーマン Child Woman

６月１２日の中京：未勝利・芝２０００ｍに石橋守騎手で出走した。
中間、疲れたという報も無く、−６Ｋｇの馬体重での出走。多少の良化はうかがえるが、前走に比べてちょっと物見がちというか、落ち着きに欠ける点は気になるところ。

レースは、速いペースの逃げ馬を追いかけずに中団からの競馬。４コーナーでは勝負圏内に取り付いたのだが、いかんせん決め手のある脚があるわけでないため、ゴール前の差を詰め切れずに４着となった。

やはり、自分で作ったペースで抜け出す競馬のほうが良いようである。
距離適性については、２０００ｍでもそれほど問題にはならなそう。

レース後、右前を腫らしてしまい、自厩舎で舎飼いされていたが、６月２８日より軽い運動を再開し、現在は、坂路で順調に乗られるまでに回復した。
が、小さな外傷を負ってしまったため、復帰は１０月２日（土）の阪神：未勝利・芝１４００ｍ、あるいは同日の福島：未勝利芝１８００ｍ牝馬限定へ切り替えられた。
しかし、２９日の追いきり後に脚を腫らしてしまったために出走を自重。
検査の結果、重度の屈腱炎を発症していることが判明。馬名登録を抹消し、繁殖入りすることとなった。
何度となく勝てそうなチャンスがあった馬であっただけに、残念な思いである。

「幼さの残る大人の女性」の意。母名より。いつまでも子供らしさを失わず、元気いっぱいに競走生活を送って欲しいとの願いから。