ティークリッパー　Tea Clipper

７日（土）の京都：夕刊フジ杯大原ステークス（１６００万下・ダート１４００ｍハンデ）に武幸四郎騎手で出走した。


レースは、一旦控えた中団外からの競馬。４コーナーで上手くさばいて外に持ち出してからは良く伸びて４着に食い込んだ。

レース結果としては前々の競馬であっただけに、４着というのは十二分に誉められる内容だったと思う。
スタートから気合をつけていくのは、どうも上手くないのかもしれない気もする。
２２日（日）の京都・太秦ステークス（１６００万下、ダート１８００ｍハンデ）に５３キロ・蛯名正義騎手で出走確定。なんかいきなり良い騎手が続くようで嬉しい限り。
……だったのだが、左後肢フレグモーネで馬番確定後、前日出走取り消し。
程度が予想以上に重く、年内出走に至らない事から引退繁殖入りということになった。残念ではあるが、引き際を考えると納得できる決定ではある。

期待通りのデビューであった。ただ、新馬勝ちの勝ちっぷりが過大評価される面が多いと思われる。２着馬は１戦めだったのだから相手が弱かったと考えるべきだろう。
（購入当初の）心配どおり、ちょっと弱い体質のようで、この点がクリアできればもうちょっと活躍できそうと（勝手に:-)）思っている。
血統・兄弟からも芝向きと思われるが、調教師サイドも脚元不安を感じているようで、当面ダート戦を使われる見込みである。距離はマイルくらいが向くか？
言う事を良く聞く、素直な仔である。気性面の問題はない。
……だったはずなのであるが、古馬になってからはどうも気性がムラな部分が出てきたようで、気分を損ねるとサッパリということがまま見受けられる。
揉まれると気分を損ねるので、外枠の方が好都合である。
ダートなら、時計が早くなるほど有利。芝でもそこそこ走れるはず。

「紅茶の葉を運ぶ快速帆船」の意。母名から。また、クリッパーには別に「駿足」を指し示すことから。 ちなみに、洋酒の有名ブランド名である「カティーサーク」も、この帆船である。