私たちは現実を超える現実、超現実的な21世紀というヴァーチャルな世紀を歩み始めます。子供たちの視覚、聴覚を刺激する多くの情報の中で、人間形成に必要な情報の知識としての処理能力、コミュニケーションによる理解力、社会への適応力といった成長期に重要な感情のコントロール、バランスが重要な課題となりつつあります。

 擬似現実体験では補うことのできない、人間社会で最も必要なコミュニケーションや理解力、伝達力を養うにはどうすればいいのか? 私たち Gene Performing Arts School(G.P.A.S.) は、この問いかけを基にメンタル、フィジカル両面の表現能力、伝達能力、体力向上をスクールの設立主旨としています。

  素晴らしい成長力を持つはずの子供たちが育っていく過程において、コンピューターやゲームの中にみる「疑似体験」と現実社会の「実体験」との間の相違が正しく認識されない、そこに問題の提示があります。汗や涙や感動を伴う実体験が非常に少ないというのが現実ではないでしょうか?多くの優れた情報[ソフト]を蓄積するための子供たちの体、つまり[ハード]がその許容量を持たないのです。体と心のバランスが問われてかなりの時間が経過しています。スクールでは、ダンスを学びハードである体を整え多くの汗のにおいを知り、ヴォーカルを学ぶことで感情の伝達、喜びを知り、全てのステージに関するカリキュラムを学び、舞台をプロデュースすることで協調性、リーダーシップを発見しコミュニケーションの重要性の認識を伝えていくことを柱にバランス感覚を育てることをスクール理念とします。

 「アーティストを育てる」という言葉はシンプルです。しかし本当にアーティストとしての勉強や経験は現在、大手レコード会社、プロダクションのある東京で契約後、はじめて出会うのが通常です。上京してから初めてプレゼン用のフォトセッションのため、スタイリングを決めてスタイリストさん達にどんな服を着せられてもどちらもうまく行きません。そういう意味では都会ではいかに安く、でもかっこよくするにはどうしたらよいか?子供達は小さいうちからそれを学びます。センスのよい人たちを真似て、オリジナリティーを作り上げます。街角でスナップ写真を撮られるチャンスも多く、そこからショービズへ入るチャンスも当然あります。だから自然に磨きがかかります。
 名古屋では難しく、豊田はさらに難しくそのチャンスさえありません。私はスクール生をアーティストとして育成していくためには、そのケアーも必要だと考え、生徒達の新たな魅力、誰も知らない新鮮さ、パワーを出してみたいと考え、フォトセッションを定期的に行ないました。その結果は、皆さんが今回の公演のフライヤーやプログラムの表紙写真で、見ていただけると思います。中2の福田 星良(フライヤー)高1の中野 綾香(プログラム表紙)の二人のフォトセッションで彼らはたくさんの服が着られてとても楽しかった、もっといっぱい着てみたい、と頬を赤くしながら少々興奮気味で話していました。チャンスがなければ、学ぶチャンスを作る。過去にスタイリストとしてのキャリアもつ、私は実践に移しました。公演の衣装は大半を毎年、ニューヨークで買いつけ、残りをオリジナルデザインで製作し、スタイリングは一人ずつ完成させます。
 アーティストを育てるには多くの時間が必要なものを準備するために費やされます。準備は何かを1つ、2つ忘れるのではなく、全部一緒に準備したいと思います。来年はまたどの子が新しい魅力をのぞかせてくれるか?それも楽しみのうちです!

              中山 知

中日新聞…初公演の紹介です
T-ONE…第3回公演"Confidence"の紹介
・中日新聞…2003年公演"The Live Show"の紹介です


レッスン場所、スケジュール等の詳細は、直接お尋ねください
>>お問合せ先


All Rights Reserved 2005 Gene Performing Arts School