CentOS4.x CentOS5.x CentOS6.x
root以外の一般ユーザでソースRPM(SRPM)のBuildができる様にする為の環境設定です
Sponsored Link
設定
ディレクトリの作成
ホームディレクトリ下に以下の様な構成のディレクトリを作成します
${HOME} +-- rpm +-- BUILD +-- SOURCES +-- SPECS +-- SRPMS +-- RPMS
RPMのBUILDを行える様にしたいユーザ(ここではfooユーザとする)になり、以下を実行してディレクトリを作成する
$ cd ~ $ mkdir -p ~/rpm/{BUILD,SOURCES,SPECS,SRPMS,RPMS}
設定ファイル .rpmmacros の配置
ホームディレクトリ(ここではfooユーザのホームディレクトリである /home/foo とする)に.rpmmacrosというファイルを配置します
ファイルの内容は以下です。
%_topdir /home/foo/rpm
動作テスト
適当なソースRPM(SRPM)をBUILDして、RPMを作成してみる
ここでは、cvsのソースRPMからRPMを作成してみます
ソースRPM(SRPM)の入手
CentOSのyumリポジトリサイトより、cvsのソースRPM(cvs-1.11.17-7.RHEL4.src.rpm)を取得する
$ wget http://mirror.centos.org/centos/4.0/updates/SRPMS/cvs-1.11.17-7.RHEL4.src.rpm
ソースRPM(SRPM)のBUILD
以下を実行する
$ rpmbuild --rebuild cvs-1.11.17-7.RHEL4.src.rpm
これで、${HOME}/rpm/RPMS/i386/下に、cvs-1.11.17-7.RHEL4.i386.rpm ができました
あとは、rootになり、出来上がったRPMをインストールするばOKです
Sponsored Link