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 道志川C&R (2004年4月3日)
今日は釣友まさるちゃんとフミちゃんの3人で出かけました。
週間天気予報では雨が心配されたけど、その雨が前日にずれて助かりました。まさるちゃんを迎えに行く車中でフミちゃんと「晴れ男がいるのか?」との話になり、フミちゃんもサブマリンもどちらかというと雨男なので、まさるちゃんが晴れ男だろうということになりました。(まさるちゃんに確認するのを忘れた!)

道中は渋滞もなく順調に走り、2年半ぶりの道志川にやってきました。前回と同じ朝日屋さんで遊漁券を購入。店の前が広い駐車場なので、おばちゃんに車を置かせて貰えないかとお願いしたら快く了解してもらえました。これで入渓ポイントのイタリアンレストラン前までの移動が楽になりました。(朝日屋さん、ありがとう)
入渓ポイントに着き川を見ると、水量はまずまず(渇水ではない)で少し青みがかっていました。(後で分かったのですが、まさるちゃんがリバーキーパーの方から聞いた話では、雪代が入っていたからのようです)
綺麗な川だね〜。プールが苦手なサブマリンにとっての道志川は、石がゴロゴロしていて好きな川の一つです。

土手上から見えるフライマンは、上流側も下流側も各1人でした。天気の良い土曜日としては好条件でリベンジに期待できそうです。
ハシゴで川に降り、少し下流から始めました。(9時ごろ、気温17℃、水温8℃)
フライは#17パラシュート。いつものフライです(常用するのは2種類しかないパラなので)。丁寧に探りましたが反応はなく、下流からフライマンが近づいてきたので上流へ向かうことにしました。

フミちゃんがプールを狙っているので、そのプールの流れだしにフライを流してみました。ここは先行するフライマンが渡渉した近くなので場荒れしていると思っていました。何度かフライを流したが反応はなく、フライが流れきるときに上流のフミちゃんの様子をみながらピックアップしたらロッドが重くてラインが飛んでこない様子。よそ見をしていたので石に引っかけたかと思ったら、なんとヤマメがかかっていました(汗)。私の得意技が出ました「釣れちゃった釣法」です(苦笑)。

開始早々情けない結果というか、道志川のヤマメのサービス精神の良さというか、トホホな1尾目でした。
プールはパスしながら(笑)釣り上がります。流心の脇は反応がありません。誰もが狙うポイントより隠れていそうなちょっと外れたポイントを、誰も使いそうもないフライに替えて狙うことにし、フライをコーチマン・パラシュートに変更しました。

対岸で流れ込んでいるポイント(下の左)にフライを落とすとライズが出ました。しかしヒットには到らず。ドラッグが原因のようです。でも狙いは的中。本命よりも脇を重点に狙うのがよさそうです。

朝日屋の下のプールまできたところで、まさるちゃんとフミちゃんの間に入らせてもらいました。
プールのすぐ上流で、石を巻いて流れ込むところ(下の右)にフライを流すと、浮いてくる魚影が見えましたがフライの直前でターンしてしまいました。繰り返し流すと今度はバシャと派手なライズが。速くて合わせられませんでした。当然その後は反応無し。
下流のプールにいたフミちゃんが「ヒット!」と叫んだので振り返ると、水面に暴れる魚が見えましたが直ぐに消えました。残念、バレちゃったみたい。でもプールでヒットさせるのは流石ですね。
その上流の緩やかな流れの流心(右写真の中央)で、今度は確実にフライをくわえてくれました。元気に下流へ走られましたがランディングできました。

まさるちゃん(左)とフミちゃん(右)はどうなんだ?。2人とも真剣な顔つきだね。
しばらく反応が無くなり、まさるちゃんに追いついたのが午後1時頃だったので車に戻って昼食にすることにし、フミちゃんを待つ間水生昆虫を集めました。朝日屋さんの駐車場の隅を借りてむすびを食べながら、まさるちゃんが持ってきた水生昆虫図鑑で、さっき飛んでいたカゲロウや採取したニンフの名前を調べてみました。図鑑を開いてビックリ。こんなに種類があるとは知りませんでした。フライの種類を増やした方が良いのかな?。

午後は朝日屋さんの下から釣り上がることにしました。気温は20℃を超え、水温は12℃まで上がっていました。
午前中も歩いた区間なので、午前とは反対岸に渡りました。良いポイントはあるのですが堰まで魚の反応はありませんでした。堰の所にフライマンがいるのですが、脇にパスするスペースがないので一端渡渉できるところまで戻り、まさるちゃんが過ぎるのを待って渡渉しました。

まさるちゃんの後を追って”二流”のポイントにフライを流していくと、流心の脇にある沈み石より外側の緩やかな流れ(右写真中央の白い付近)から、ようやくヤマメが出ました。
堰堤の下は水深があり、魚が溜まっていそうなのですが反応無し。攻められているポイントなのでしょう。

堰堤の上に行くと、今日初めてのライズを確認。数カ所で出ています。その少し上にキャストしますが全く無視。緩やかな流れなのでフライを替えることにしました。といっても、フライボックスには何種類も入っているわけではなく、ミッジは車に忘れてきたし、殆ど使ったことのない金きらボディのガガンボにしてみました。しかしこれも通用せず、このライズは諦めて上流の流れ込みにキャストするといきなりヒット。サイズはイマイチですが太った綺麗なヤマメ(下)でした。やはり私のフライではプールの魚には通用しないですね。

後ろで休んでいたまさるちゃんが「ストマックを見ましょう」とやってきて採ってくれました。そのストマックを見ると、ヒットしたフライ(上の方)とは異なるサイズのニンフばかりでした。何でも食べてくれるヤマメがいるから私でも楽しめるんですね。
 拡大
その後も小さいヤマメをヒットしながら上がっていくと、夕闇がかってきたころに中学校の下流(道路脇)では、あちらこちらでライズが出ていました。しかし、私のパラシュートは無視。

フライが見にくくなったのでこの辺で納竿することにし、学校前に行くとまさるちゃんがしゃがんで撮影している様子。ヤマメを釣り上げているではないですか。ガガンボが飛んでいたのでそのパターンで仕留めたとか。飛来する水生昆虫の観察や、豊富なフライの種類があっての釣果ですね。おみごと!。

私もライズ対応のフライを用意しないと、このままではヒット数は増えないですね。
でも、今日は”二流ポイント”で楽しい釣りができました。とりあえずリベンジできたことにしましょう。


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