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 渡良瀬川 支流2 (2006年5月21日)

今日は、このHP専用コーナーでお馴染みのまさるちゃんと釣行することができました。渓流へ一緒に行くのは約2年ぶりです。
ところが、釣行前日は各地で短時間ですが豪雨になり、朝になって神流川のライブカメラを観ると泥濁りですよ。(涙)
行き先が決まらないまま関越高速に乗り、高崎JCの直前で渡良瀬川支流に決まりました。
渡良瀬川の本流を見ると不安が吹き飛びました。濁りはありません。これならドライで楽しめそうです。

入渓点は2年前にまさるちゃんと釣行したときと同じ場所です。まさるちゃんの渓流釣りが止まってしまったところで、ここからまた再開してもらえるといいなあという気持ちが私にはありました。

早速支度をして川へ降りました。水量は昨日の雨のせいもあってか前回よりも少し多めです。
いつものパラシュートフライで始めました。いろいろな水生昆虫が飛び回っているのですがフライに反応はありません。前回はすぐにチビヤマメがじゃれたんですけどね。
まさるちゃんから少し遅れて対岸を釣り上がります。小さなプールでライズを発見。いましたわー。

アップストリームでフライを流しますが無視されます。少し離れたところでもライズが出ましたが、ここも完全に無視されました。

フライをガガンボタイプのCDCに変更しましたが、それも虚しく流れるばかりです。
通り過ぎてから振り返るとまたライズしてます。ダウンクロスで流しましたが、やはりダメでした。
私のフライは緩い流れでは通用しないなー(T_T)
釣りを中断して水生昆虫を観察することにしました。
ガガンボが群れで飛んでいます。

(左)石の側面には羽化直後のミドリカワゲラの仲間?

(右)こっちの石の上にはミツモンカワゲラ?

自宅に帰って調べましたが名前に自信ないです。
早く名前を覚えたいです。
手にたかって舐め出すやつも。追い払ってもまたきて舐めてます。
神流川ではアブをミツハチと間違えましたからねぇ。今日は間違えないよ。
これもアブじゃぁないの。

家に帰ってアブで探してもこれほど体毛があるのはいません。ミツハチにもいないし・・。
なんとなくハエを調べたら酷似したのがいましたよ〜。セスジハリバエ。今度はハエかよ!!。ハエに舐められちゃったよー(涙)
昆虫を撮影していると上流から叫び声(?)が聞こえました。
見るとまさるちゃんがロッドを曲げてファイト中。なかなか寄せられません。
そのうち下流へ移動してきます。なに、大物?。
ランディングするポイントを探しながらどんどん下流へ・・。
ようやく浅いところに寄せて記念撮影が始まりました。

そばに行くとその顔は、なんか笑ってますよー。
(まさるちゃんの画像にマウスを合わせると笑顔の意味が分かります)
水生昆虫の観察どころではありません。私も魚を撮影しなくちゃ。
最初の堰堤下のプールからの流れ出す瀬の狭いポイントで、今日始めてフライにライズがありました。結果はすっぽぬけ。

堰堤の下のプールを攻めて反応がなかったので、再度さきほど反応のあったポイントに上流側からフライを流すと、また出ました。しかし、またすっぽぬけ。はえーなー。

まだ出るかと続けていると、また出て今度はヒット。
ですが・・・、2,3回暴れたら外れちゃいました。何度も出たのでイワナだったのか?。
チビでしたが最初の1尾なので取り込みたかった。

堰堤の上では流れが2つに分かれていて、水量の多い方をまさるちゃんから譲って貰いました。
開始早々にヤマメがヒット。手のひらに載る私のアベレージサイズでした(苦笑)。
続けてヤマメがヒット。サイズアップ!、といっても数cmだけど (^^;;
それに、尾ビレの上部が切れてるし・・・。

川底がコンクリートのところで出ました。底が石のところでエサを待っていると思ったのですが、平で目立ちそうな場所でも流れ出し直前の最下流部が捕食に向いているのでしょうかね?
上流の護岸の上に観客(おっちゃん)が2名来ました。
フライで釣れるところを見せないと、と気負ったのですが、そこから全く反応無し。

観客の目の前に来たところでフライを追う陰が!。
よし、来い!と願うもフライを見ただけで帰って行きました。
天を仰ぐわたし・・・。

しかし、そのすぐ上ではみごとにヒット。ランディングして横目でちらっと観客の方を見ると、なんでー、帰って行く後ろ姿だよぉ。おっちゃん、釣れたってばー。フライは楽しいんだよー。まぁいいけど・・。
次の堰堤が近づいて、川底がコンクリートブロックで埋め尽くされたところでヤマメがヒットしました。カメラを準備している間に勝手に帰って行ってしまいましたけどね。これもサイズの話は・・・。
堰堤まで来ましたがここは無反応。まさるちゃんを待っているときに、何気なく堰堤の中段の水中を覗いていたら何か動く物が。

目をこらして見るとヤマメかイワナかは分かりませんが体長3cmほどの稚魚でした。次の世代が育っているのですね。楽しみです。
まさるちゃんと合流すると「上流にフライマンが居ますね」と言われた。護岸の上から見たら人影が見えたので、車より更に下流まで歩きで移動して釣り上がることにしました。
下り坂でしたが歩き続けるのは疲れます。なかなか入渓するところが見つからず、かなり下流まで来てしまいました。
再入渓ポイントは緑に囲まれて自然を満喫できる風景でした。
それとは裏腹に魚の反応がありません。

ここでもまさるちゃんの行く対岸を釣り上がりますが、少し上流を行くまさるちゃんが時折ロッドを曲げているのに対してこちらは全くダメです。
夕まずめになると小型の水生昆虫に加えて大型のモンカゲロウが大量に乱舞して、大きなプールではライズが出ていました。
斜め上流のライズに向かってキャストを繰り返しますがノーヒット。相手にされませんでした。

暗くなって足下が見えにくくなったので納竿しました。
「今日はこれくらいで勘弁してやろう」と言えるのはいつの日になるのだろうか・・・。今回も「勘弁してくれよー」が多かったなぁ。
でも、久々に渓流を満喫した1日でした。
折り返してしまった上流も知りたいし、まさるちゃんの行ったことのない川にも案内したいし、またまさるちゃんと渓流を楽しみたいですね。
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