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荒川 支流7
(2004年5月12日)
今日は鈍った体にむち打って谷の深い支流7に初釣行した。
毎度ながらのんびりした開始です。10時30分に荒川と支流7の合流部に到着。車が2台ありました。でもこの時間なら充分間がとれていると思うので、この時はさほど気にしませんでした。
先ずは降り口を確認するため川沿いの道を徒歩で探します。近くの杉林にそれらしき狭い道がったので支度をして下りて行きました。川に着く直前はコンクリートの階段で手摺り付きでした。渓流でこんなに整備された道は初めて!。
渓相は大きな石が多く、落ち込みと静かなプールが連続する私の苦手なパターンでした。ところどころ木が被さってバックに注意が必要です。
フライはいつものパラシュート。釣り上がりますが反応がありません。降り口の近くは誰もが竿を出すところだから仕方ないと思いながら進みます。
100mも行かないうちに上流から1人下りてきました。エサ釣りの人でした。状況を訪ねると2尾出たとのこと。上に1人いるがだいぶ離れているらしい。「ライズしているところがあったよ」と、いろいろ情報をいただいて分かれた。
でも、この人が下りてきたのが一番辛かった。これで暫くは魚は出そうにない。地図で見るとこの川は徐々に道路との落差が大きくなり、角度もきついので下流まで戻ってきたのだろう。
大きな石をかわしながら進み、川が左に曲がると渓相は一変して堰堤の上のような平瀬に出た。小さなポイントだがフライを流しながら進む。
すると、石で囲まれたポイントで小さい魚が出た。ヒット!。
手前の石の下に潜り込んだのか動かない。少し前に出てロッドティップがその石の向こう側になるようにして引きずり出そうとするが重い。なんとか動き出したがまだ重い。ようやく水面に出たら、重い原因はなんと「スー様(スレ)」でした。トホホ..。
ここまで魚の反応が良くなかったので、スー様だが取り敢えず撮影しておくことにした。
家に帰ってパソコンで見て気が付いたのだが、測線に沿って橙色が目立った。
測線の下にあるのは朱点?
瀬の途中に藤が満開のところがあったので、その下に腰を下ろして昼食にした。朝は曇り空だったが暑い日差しが刺してきた。背中は汗ばんでいたのでベストを脱いでむすびを食べた。
初めての川だったので地図を用意してきた。現在地を確認すると予定より遅れている。このテンポでは道路に上がる予定にしていた沢までたどり着けそうもない(沢沿いに登れば傾斜が緩いと考えた)。休みもそこそこに再開する。
瀬を過ぎると小さいプールが出てきた。キャストすると黒い影が走る。スレた魚達だ。
水深がありエメラルドグリーンのプールがあった。ライズが出ている。エサ釣り師が言っていたところだろうか?。そっと近付いてキャストすると、ここでも逃げられた。私にはプールは無理のようだ。
丸太を数本並べた橋が見えた。登山用の道だろうか?。
この橋の下でも魚が逃げていく。
橋をくぐると、なんとキャスティングしているフライマンがいるではないか。「上流に1人いる」と言っていたのは、このフライマンのことだったのか?。
エサ釣りならともかく同じフライが先行していては無理なので、丁度帰り道もあることだし時間は早いがここで納竿することにした。
橋のたもとで見上げたが目指す道路は見えない。九十九折りの道を休み休み登り続けた。運動不足に加えウエストに余分な重し(脂肪ともいう)を付けているので更に辛い。10kgの荷物を背負っているのといないのでは随分違うだろうな。こんなときだけ「もうちょっと痩せなければ」と思うのだが...。
登り終えて下を見ると、やはり川は全く見えない。深い谷だった。
今日は川の写真撮影だけで終えてしまったなあ。これでは釣行というよりフィールド調査だ。まぁ、運動をするために来たと思えばいいか。
いつもなら「この続きを」と考えるのだが、今日はそんな気にならなかった。
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