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 荒川 支流2 (2003年9月18日)

 先週、荒川C&Rでヤマメを釣り損ねた(記事へ)のでリベンジに出かけたのですが、太陽に負けてしまいました。9月も後半だというのにこの暑さはなんですか?。8月の方が涼しかったですね。日陰のないC&Rでは、とても遊んでいられないので支流に入ることにしました。

 今回は支流2です。
13時30分ごろ、大きな支流が合流する少し下流に到着。道路脇のスペースに車を停めて早速支度にとりかかり、川幅が狭いのでリーダーは短めにしてフライはいつもの#17パラシュートを付けました(これしかないので・・)。

 川に降りると太陽も山の陰に入り、上流からは涼しい風が・・・。C&Rとは別天地だ、「暑い日は支流だな〜」と思いながら釣り始めました。暫くは河原が広くて川遊びのポイントなので魚の反応は無し。(これは仕方ない)

 川幅が狭くなったところで大きめの石が多くなり、雰囲気が良くなってきた。流れがYの字に合流するところにフライを落とすと、バシャ!と速い反応が。小さいヤマメだろう、全然間に合わない。流れが複雑で、フライにドラッグがかかってしまったためだ。ティペットに弛みをもたせないからだとは解っているが、今の技量ではこんなもん。でも、遊んでくれる魚が確認できたので楽しくなってきた。


(写真をクリックすると拡大写真になります。 ブラウザの「戻る」で戻って下さい)

 そのすぐ上にも石がゴロゴロして複雑な流れのポイントがあった。
 手前側から順にフライを流していくと、最後に対岸近くから出た。今度はしっかりとフライをくわえてくれた。すぐに手元にきてしまう。サイズはいまいちだったが、これで「ボ」は免れたのでホッとした1尾であった。

 更に進むと支流が合流するところに出た。水量もほとんど同じ流れが、左右からぶつかるT字路のような形。珍しい流れだ。
 その合流部で素早い反応があり、これも全く手に負えない・・・。

 さて、どちらに行こうか?。悩んだ末、撮影に有利な明るそうな左(右岸側)にした。

 分かれてすぐに、落ち込みの上に少し深さのあるゆったりした流れのポイントがあった。

 1投目に今までと違ったゆっくりした出方、ヨシ!。魚が走る。手元にグイグイ引く心地よい手応えが伝わる。まだこんなサイズが残ってるんだ。
 しだいに木の枝が被さってきた。水量は半分になり、小さなポイントを丁寧に探っていく。所々から魚が飛び出してくるが、手に負えない素早さばかり。(=型が小さい)

 そんな中、木の枝に覆われた1平方メートルほどの狭いポイント。3〜4回流しただろうか、ダメだから次へ行こうとピックアップした瞬間にゆっくりと出た。アッと思ったが後の祭り、ほんの一瞬抵抗を感じたが、すっぽぬけてしまった。この「ゆっくりした出方」をするサイズは・・・、もちろん良型。
 「こんな狭いところで、どうして1投目に出ないんだよ!」と魚にあたってしまった。そう思い込んでる自分が悪いんだよね。

 その先は両岸が切り立った淵になり、遡行が不安になったのと、奥に堰堤が見えたのでここで終了することにした。
 最後は悔しい思いをしたが、釣り人が多く堰堤が多いこの支流でも、これだけの魚が残っていることが確認できたことは嬉しかった。リリースしてくれる人が多くなったのかもしれない。
 来年向けのサイズが多かったので、今度はヤマブキが咲くころに再挑戦できればと思う。
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