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 荒川 支流2 (2005年3月15日)
今年は、まさるちゃんに誘われた管理釣り場にも行けなかったので今日がトラウト類の初釣行です。
今年は雪がよく降り、3月に入っても寒い日が続いているので残雪が多いとの情報があったため、近いところで様子を見ることにしました。そこで、慣れている荒川の支流2に決めました。

10時近くになって枝沢の出会いに到着。川を見ると雪が目立ちます。その代わり水量は昨年より多かったです。
すぐに支度をして川へ降り、水温を測定しました。
なんと2.5℃。
気温は4℃、これではドライフライには辛そうです。
枯れ木には氷の花が咲いていました。

日当たりの良い河原には雪はほとんど残っていませんでしたが、風が吹くと指先が痛くなるほどの寒さでした。この冷たい水が温むのはいつごろなんでしょうかね。

速い瀬はパスして、石裏のたるみやプールを中心に攻めて進みますが、石の陰に隠れて動かないでいるのか一向に生体反応がありません。

「さむー」「さむいよー」と一人つぶやきながら、1尾も魚の姿を見ずに大きな堰堤までやってきました。ここで道路に上がり、12時前でしたが気分転換のため車に戻って昼食にしました。
午後は、堰堤の少し上流まで車で移動してから始めました。

ここは日中でも日差しが当たらないのか、午前中の場所より数倍の雪が積もっていました。
浅く緩やかな瀬にドライフライを流していると、小さく素早いライズが出ました。チビヤマメのようです。油断していたわけではありませんが、全く間に合いません。でも、魚が反応してくれてホッとしました。

次のプールではライズがありました。これも小さいサイズのようでした。
ユスリカのハッチは見えませんでしたが、フライを#24CDCに付け替えて流しました。しかし、フライは全く無視してライズしています。。。

昨年はこの先でチビヤマメが遊んでくれたので期待したのですが、完全に裏切られました。また沈黙が続き、次の堰堤まで来てしまいました。
ここでまた道路に上がり、堰堤の上流に入りました。

チョロチョロと流れ込むところを手前から探っていくと、一番奥のところでバシャッと水しぶきが上がり、今年の1尾目がヒットしました。
ラインを引くと大きな抵抗も無く寄ってきてしまいました。
これはオイカワじゃぁないですよ。ちゃんとパーマークもアブラビレもあります。昨年もそうでしたが、解禁の挨拶はこのサイズが定番になりそうです。(涙)

更に進み、プールや緩い瀬を丹念に探りますが、また沈黙が戻ってしまいました。
次の大きな堰堤になったところで納竿しました。

初釣行は低水温が影響したのか、魚の反応が極端に少なくて寂しい結果でした。「ボ」は辛うじて逃れたものの、これでは不完全燃焼です。すぐに次の釣行計画を立てようかな〜。
早く暖かくなって魚の活性が上がるといいのですが..。
途中で動物の死骸に2回遭遇しました。1回は子鹿で、もう1回はイタチのようでした。
子鹿のときは、川のポイントを探しながら移動していたので足下はあまり注意していなかったのです。なにか大きな石があるように思えたので振り向くと、それは体長1mほどの動物が、一部の骨が出る腐敗した姿で横たわっていたのです。危なく踏みそうになって飛び上がりそうでした。いやー、不意を付かれたので驚きましたよ。
次回は、大物のイワナかヤマメに出会って、嬉しい驚きを体験したいものです。
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