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 荒川 支流4 (2004年3月17日)

毎度のことですが、日が高くなってからのんびりと家を出ました。今日も暑い日になりました(熊谷では夏日だったとか)。これでは桜の開花も間近ですね。
正丸トンネルを越えたところの芦ヶ久保駅前に道の駅(写真)がオープンしていました。写真撮影している短時間ですが、車の出入りが目に付きました。週末は賑わいそうです。

今回はイワナを求めて少し奥の支流4に行くことにしました。ところが、工事中のため予定していた所まで入れません。進入禁止の看板の前に車を止めて川を覗くと、流れは細々としていました。ここから入ろうか、それとも少し戻って支流5に変更しようか悩んでしまいました。少し早いのですが、昼食にしてゆっくり考えることにしました。それに、むすびはベストに入れて運ぶより、腹の中に入れてしまった方が楽ですからね(^^;。

結局この駐車ポイントは工事車両等の邪魔になりそうなので下流に移動することにしました。支流5の合流部まで戻り、1台車があったのでその脇に止めました。支度をしていつものパラシュートを結び、支流4より水量の多い支流5に向かおうとしたら下流からエサ釣りの人が上がってきました(帰りに分かったのですが、隣の車の人でした)。先行者がいては仕方がない、予定していた支流4に入ることにし、参考までにその人に状況を尋ねると、今始めたばかりだけど渋いあたりがあったとのこと。この辺は入渓しやすい場所なので解禁早々でもスレているのだろうか?。
支流4に入り釣り始めると直ぐに小さいヤマメがヒット!。しかし喜びもつかの間、そのポイントは小さかったので、石を避けながら水面を寄せてくる間にポシャリ。今日も最初の1尾をバラしてしまいました。

続けて直ぐ脇のポイントでもバラシ。この川は石が多く、ランディングに苦労しそうなので車に戻ってランディングネットを用意しました。ネットは魚に与えるダメージを少なくする効果がありそうですが、背中にぶら下げるのは邪魔なので10年近く使用していませんでした。このネットは古いので、購入したときは目が粗くザラザラしたものでした。そこで冬の間に、魚に優しい細かくて柔らかいものに改良したので使ってみたいこともあったのです。
再び釣り始めるとドライフライへの反応は予想以上に良かったです。イワナに会いたいのですが出てくるのはヤマメばかり。そしてこのサイズばかりでした。ランディングネットは幅が狭いものなので、このサイズにぴったり!?(悲しい)。

少し広いポイント(と言っても1坪程度)では小さいのが3尾連続ヒット。水温が低いためか、まだ散らばっていません。
午後1時頃の気温20℃、水温6℃。水は少なかったです。
上流域だけあって、支流2とは異なり石に長い藻(こんなの)はありませんでした。

1日中陽が当たらない所には氷がありました。気温は上がっても氷が溶けて水温は上がらないのかも知れません。この氷が無くなると水温の上昇が期待できそうですね。それはもう直ぐだと思います。

滝で進めなくなり、少し戻って道まで崖を登りました。その道を上流に向かいましたが崖が垂直で降りるところが見つからず、夕暮れにはまだ早い時間ですが今日はここで納竿しました。

小さいヤマメは多かったのですが、目的のイワナには最後まで会えませんでした。次回に持ち越しです。
車に戻ると隣の車のドアが開き、さっき会ったエサ釣りの人が出てきました。着替えを済ませて一息入れているところだったようです。支流5でもサイズは小さかったそうですがイワナも出たそうです。続いてC&Rの話や戻りヤマメの話等、ここから長い釣り談義が始まってしまいました。そこへ上流から降りてきた人が声をかけてくれました。見ると、いつもお世話になっている秩父漁協理事のKさん(エサ釣りで雑誌にも登場する人)でした。「どうでした?」と訪ねると「小さいのが多かった」と、我々と同じ状況だった様子。

Kさんは直ぐに帰られましたが、2人でまた釣り談義。稜線を照らす夕日が消える頃まで続きました。釣りの話に夢中になりお名前を聞き忘れてしまいましたが、荒川本流の戻りヤマメ釣りに来るそうなので、今度は本流でお会いすることができるかも知れません。また釣り談義ができる日が楽しみです。
初めて会った人と話ができるのも釣りをしていて楽しいことです。次はどなたと話ができるのだろう?
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