メニュー  トップページ l <釣行記2004年>メニューへ戻る l
 荒川 支流4 (2004年6月15日)

今日は秩父方面に用事があったので、ついでに(どっちがメイン?)支流5方面に行ってみました。
まだ入ったことがない区間に入りたかったのですが、道路脇の空きスペースはどこも車が止めてあり、平日だというのに釣り人が多いこと。(山菜採りの車もあると思いますが)
梅雨に入り渇水が解消され、天気が良くなったのでドッと押し寄せたのでしょうか?。

仕方がないので支流5は諦め、支流4は下流部が空いていそうなのでここにしました。
合流部に車を止め、12時を過ぎているのでまずは昼食。むすびを食べているとヒグラシ(セミ)に似た鳴き声が聞こえました。あれはマツゼミですね。夏が近いんだなぁと感じました。
支流4は前回の3月に比べ水量が多くなっていて、期待できそうな予感がしました。合流部から釣り上がると直ぐに脇の流れ(左画像中央の石の右)から小さいヤマメが出ました。取り敢えず「ボ」は避けられたので一安心。


続けてコンクリート護岸の脇からも同じようなサイズのヤマメが出ました。ここは入りやすい場所なので、残っているのはこんなサイズばかりかも知れません。
暫く反応が無くなり今日もダメかなと思っていたころ、右画像の瀬になる直前(中央の白い石の上)でヒット。今までより少しサイズアップしました。でも20cmには届かず。

撮影してからフライを結び直し、ドレッシングを付けて次のポイントへ移動しようと思ったのですが、フライの浮き具合を確かめようと同じ所へキャストしました。「よーし、浮いているな」と思ったらフライをパクリとくわえる黒い影が!。慌ててロッドをたてると、ヒット!。

まさか今リリースしたヤマメがヒットするはずはないだろう?。こんな狭いポイントで2回ヒットするとは思いもしなかった。さっきより重い手応えだ。ランディングするとヒレピンの23cmヤマメ。ラッキー!。

本日の格言ができました「取り敢えずフライを流す!」(^^;。

初めに出たヤマメ

続いて出たヒレピン23cmヤマメ
大きな岩の細い割れ目を流れるポイントに着きました。水深があり暗くて雰囲気はいい。エリアを分けて下流側から順にフライを流すと、全長の中央付近のところで小さいヤマメがヒットしました。もっと上流のポイントには大物がいそうですが、私の腕では届きません。ここは釣りも遡行も諦めて川沿いの道に登り、上流に歩いて次の入渓ポイントを探しました。

支流4は両岸が垂直の崖で下りられる場所は限られます。道路から川を覗きながら暫く歩き再入渓。
ここはなかなか魚の反応がありません。両岸の岩が迫ってきて川幅が狭くなり、奥の方にナメ滝が見えてきました。「この区間はダメだったか」と思ったところでヒット・・・あ、食い逃げだ。あわせが強かった、フライが無くなっている(涙)。
ナメ滝に到着。水しぶきを上げヒンヤリします。(気温23℃、水温16℃)
「ここはエサ釣りのポイントだよなー」と思いながらも今日の格言を思い出し、取り敢えずフライを流しました。巻き返しのポイントは泡が多くてフライが見づらい。ラインの弛みを気にしながら何度か繰り返すと、ロッドを持つ手にコツンと伝わるものが?。ロッドをたてるとググッと魚の反応がありました。

今流したのはドライフライだよなぁ。ウエットではないのに何でコツンとあたりが出るんだ?。どうでもいいや、それよりバラさないように慎重にランディング。
なかなかの引きで上がってきたのは、これまた20cmオーバーのヤマメでした。

撮影しようとシャッターを押した瞬間に飛び跳ねて滝壺へ逃げていきました(跳ねる瞬間なのでピンボケです)。
出てきたのも突然でしたが、帰っていくのも突然でした。
この滝は遡行困難なので一端道路に上がり、滝上に再入渓しました。
下りたところは流れが2本に分かれていて、浅瀬側で小さいヤマメがヒット。反対側の水深のある小さいプールは反応無しでした。良いポイントは多くの人が竿を出すので魚がいないのかも知れません。
その後は魚の反応は無く大きな堰堤になり、また道路に上がりました。
暫く下りる場所が無く、堰堤を幾つも過ぎてから再入渓しました。
堰堤の直ぐ下が入渓ポイントで、先ず堰堤の下に入りました。
ここはヤマメが多く、次々とヒットしました。でもロッドを大きく曲げるサイズは出ませんでした。

下流に行くと浅くゆったりした流れなので魚に先に察知され、小さい影が上流へ次々に逃げていきます。全く遊んでくれません。
ここは堰堤の距離が短い割には魚が濃いところでした。増水したときに散らばってくれるとよいのですが。

日も落ちたので納竿することにしました。
支流4の下流部は堰堤が多いのでその都度まく必要があり、運動不足の人にはお勧めの川ですね(笑)。
今回もイワナには会えませんでした。しかし、3月の釣行時に比べるとヤマメは成長していて、これが秋まで残れば更に楽しい川になると思います。(残っていて欲しいな〜)
メニュー  トップページ l <釣行記2004年>メニューへ戻る l