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 荒川 支流4 (2004年8月4日)

今日は暑さを避けるために木陰のある支流4に行きました。
11時過ぎに支流4の第一堰堤に到着。先行者の車は無かった。支流沿いには林道があり上流に先行者が居るかもしれないが、ここから入渓することにした。
先週の雨で増水しているのではと期待したが、予想に反して細い流れでした。流れに近付くと魚が逃げまどっています。居る居る、小魚だけど取り敢えずは楽しめそうだ。

いつものパラシュートを結んで釣行開始。すると小さなポイントで直ぐにヒット!。秩父在来のイワナに会えることを期待してここに来たのですが、最初に出てきたのは綺麗なヤマメでした。
進むにつれて渓流の雰囲気が出てきました。但し、大きなポイントは少なく、小さなポイントから同じサイズのヤマメに「飽きないための接待」を受けながら進みます(^^;

しばらくするとコンクリートの壁(大堰堤)が現れました。その堰堤下では無反応。ここまで小さなポイントに小さいヤマメが多かったのに、何故この大場所では反応がないのだろう。危険な場所は知ってるのかな?(実際は間引かれているんだろうなー)
昼を過ぎているので木陰の石に座り、ベストの背中にペットボトルと一緒に入れていたためにぺしゃんこになったむすびを食べました。形は変わっても味は同じですね(笑)。

見上げると青い空と白い雲のコントラストが綺麗でした。

岸にはアジサイが咲いていました。
6月の花だと思ったけど?
昼食が済むと右岸を高巻き上流へ向かいました。
この堰堤の上は所々伏流水になっていました。水が出てきたところ(実際は無くなるところですが)に、切り立った岩の縁に小さなプールがありました。上からは木の枝が被さり暗い場所でした。

枝を避けるためにしゃがんで流れ込みにキャストすると、上流からの風に戻さたフライは狙ったポイントより少し下流に落ちました。殆ど流れがないのでゆっくり流れていました。すると突然フライが消えたのです。ハッ!としてロッドをたてると、柔らかい#3のロッドはぐーんと曲がりました。あれ?ヒット?。でも動きません。
ライズどころか波紋も気が付かなかったけど、ゴミにでも引っ掛かったのか?。
ところが、2〜3秒して上流に走り出しました。ヒットしていたのです。その走りを抑えると今度は下流に走り出しました。何度か上下に走った後に無事ランディング。

測線から下に朱点のある、待望の秩父イワナでした。サイズは23cmでイマイチですが良く引いて楽しませてくれました。感謝、感謝。

イワナには黒系統のフライが有効だとのイメージを持っていたのですが、今回は白いハックルで釣れました。
上流に進むとまた伏流水になっていました。大小の石が川一面に並び、石の下から水の音が聞こえます。さっきのイワナは上下が伏流水になり孤立してしまったようです。

更に進むと水は流れてきましたが落石の跡が痛々しい姿を現しました。ここの瓦礫が川を埋めてしまったのでしょうか?。
周囲にはもろそうな岩盤構造が見えました。近付くのが怖い感じです。
その先は大きな滝になり、この区間は魚の反応が全くありませんでした。この荒れようでは無理もないか・・・。

滝上に入ると小さなポイントからかわいいイワナが出ました。
10cmほどですが朱点がありました。
尺イワナまで育ってほしいな〜。

渓相が徐々によくなり期待が大きくなってきましたが、魚の反応はこれが最後でした。
滝や堰堤をかわして進みましたが生体反応は全くありません。下流域に比べて林道が近くなり、入渓しやすいので間引かれてしまったのか、それとも先行者がいて隠れてしまったためか、理由は分かりませんが後半は残念な結果でした。

5時30分を過ぎたところで納竿しました。
渓相の良さとヒットしたポイントが逆比例していたのが印象的でした。


そこでー!、口直しに帰りの下流域で遊ぶことにしました。(釣り好きはこんなもんですよね)
残り時間は少ないのですが、後味が悪いのでこのままでは帰れませんからね〜。
最下流部に入ると直ぐにチビヤマメが出てくれました。
ちょっと気分が良くなり、最後のポイントに進みます。そこは大きな石で囲まれて左右から流れが入るところです。流れがぶつかるところにフライを落とすと直ぐにライズが出ました。ヒット!。20cmほどのヤマメでした。

口直しをして良かったー。これで気分良く帰路に就けました。
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