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 荒川 支流6 (2004年4月22日)

荒川C&Rでいろいろお世話になったKさん(別名:黒さん)から、「支流6は、サイズは小さいが魚影は濃い」との情報をいただきましたので早速行って来ました。

どこから入ろうかと川沿いの道を走っていると、中流域まではダンプカーとすれ違いました。渓流釣りを楽しむためには静かなところでないとと思い、上流域まで行ってしまいました。
ダンプカーが出入りするところを過ぎると道幅はすれ違いができないほど狭くなり、なかなか車を止めるところがありません。そのまま進むと、急に広いところに出たのでここに止めることにしました。

今日も遅い時間で、もうすぐ正午になるところです。川に降りたところは浅いプールでした。それでは1投目、とキャストすると小さい魚が猛スピードで逃げて行きます。こりゃぁスレてるぞ。手強いかも?。
プールを過ぎると小さなポイント(左画像、川中央の石の上流)でヒット。
さっき逃げて行ったサイズのヤマメでした。
なんだ、釣れるじゃぁないか。ちょっと安心。

まだ4月だというのに、今日は暑い日でした。(夜のニュースでは、秩父は33℃の真夏日だったと伝えていました)
午後1時の気温が29℃、水温14℃でした。
またプールがありました。ここもラインが落ちると魚が次から次へと逃げます。いったい何匹いるのか?。

川底がはっきり見えるところはパスして、流れ込みで波があるところを攻めることにしました。

倒木があるのでその上流側に立ち、バックキャストが倒木の上になるようにして流心にフライを送ると1投目でヒット。
#3のロッドを曲げてよく走ります。20cmちょっとのパーマークがはっきりしたヤマメでした。
ヤマメや川を撮影していると、さっき逃げたヤマメが戻ってきます。
目の前には3匹が等間隔で並びました。
スレているのか?、いないのか?。不思議なヤマメ達です。

河原には足跡で道ができていました。魚は多いのですが、それだけに釣り人も多いのでしょう。なぜかその踏み跡を辿ってしまいました。


この川はKさんの情報通り魚が濃いです。次にヒットしたところでも魚の濃さに驚きました。
画像の「1」でヒットし、撮影が終わって川を見るとヒットした横の「2」でライズが出ています。これはフライに反応しませんでした。
「3」ではヒットするもバラシ!、「4」では合わせられずに連続の涙。
数mの区間ですが、この状況です。

ここ(右画像)は石の間に細い竹が引っ掛かっていました。
初めにその下流にフライを流しましたが反応無し。その上を狙おうと横まで進むと、その竹の直ぐ下で小さいライズが出ました。これは難しいポイントなので諦めて上流側にフライを流すと、竹の手前20〜30cmまで流れたところでヒット。

下流に走られたら竹でティペットが切れられるところでしたが、運良くその場で浮かすことができたのでランディングできました。
まずまずのサイズ。
いろいろな虫がたくさん飛んでいました。
特に、日陰の大きな岩の側を通ると、その虫たちが体の周りを飛び回ります(俺は岩か?)。
岩にはカワゲラがウヨウヨはい回っていました。

プールではカゲロウが流れていたので水辺の石に揚げて撮影しました。
先日の道志C&Rにいたのと同じ種類かな?(テールは2本)
超大物がジャンプしていました(笑)。
見える魚は釣れないといいますが、これは当然無理(汗)。
もうすぐ端午の節句ですね。

この家に近づいたあたりから魚の反応はなくなり、しばらくすると山はゴーゴーと大きな音を出してきました。見ると木が大きく揺れています。川はそれほど影響しませんでしたが、午後5:30近くになったので納竿しました。
帰りに川を覗くと、満開のヤマブキの下のプールでは5,6ヶ所で盛んにライズを繰り返していました。夕方のライズ狙いも楽しめそうです。

増水すればプールのヤマメは散らばるのだろうか?
そんなとき、また来てみたいと思います。

Kさんのお陰で楽しめる渓がひとつ増えました。
ありがとうございました。
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