禁漁まであと2週間に迫り追い込みの時期になってきた。残りの時間はやはり秩父の荒川水系で過ごしたい。
今日は春先に出かけた支流5に向かった。家を出ようとしたときに雨が落ちてきた。その雨も正丸トンネルを過ぎて秩父に入ると薄日が差して、目的の支流沿いの道に入るとまた降り出した。コロコロと変わる天気だった。
予定した入渓ポイントの少し手前でフライマンとすれ違った。こちらを注視していて、ルームミラーを覗くと手を振っていた。誰なのか解らなかったがバックしてみると、皆野町のフライショップ「パレット」のオーナー、杉山さんだった。荒川本流のC&Rではよくお会いしたが支流では初めてだった。これから最上流部へ移動するそうだ。ここまでは渋い当たりが数回あっただけで魚は相当スレているとのこと。入渓者の多いこの支流では半年も攻められればスレてしまうんだろうね。前回の4月にはそこそこ楽しませてもらったが、今日は厳しそうだ。
入渓ポイントに着くと運良く先行者は居ない模様。早速支度をして枝沢の出合から開始する。良さそうなポイントをいくつか過ぎたが全く反応無し。
川がカーブしている浅い小さなポイントでようやく20cmちょっとのヤマメがヒット。浅瀬なので直ぐに寄ってきます。
4月に釣行したときもそうだったが、この支流は黒っぽい魚体だ。川底の石が焦げ茶色なので保護色のためにこうなるのだろうか? |
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この後はまた反応が無くなり、昼食をとって更に進むが時間だけが過ぎて行く。
午後1時の気温23℃。水温14℃でした。
午後4時を過ぎてそろそろ終わりにしようかと思ったころ、小さなプールに到着。流れは大きな岩にぶつかったあと横に流れていた。 |
プールの中央からヤマメが出てくれました。ヒットすると底まで潜り、なかなか浮いてくれません。チビのように見えたけど抵抗するなー、もしかして「スー様」(スレ)じゃぁないだろな、といやな予感が頭をよぎります。その後、急に下流に走り出し、浅瀬に出たところでランディングできました。
心配は外れ、フライはしっかりと口にかかっていました。元気の良いオスの幅広ヤマメで、これも黒っぽい個体でした。
今日は気分の良いところで納竿することにしました。 |
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帰りは川沿いの道路を歩きながら秋を探してみました。
特に色づいていたのはこれだけ。紅葉はもう少し先のようです。 |
でも、いろいろな木の実が落ちていました。
左から、山栗、ドングリ、トチの実、そして大きな松ぼっくり。
おっと、これをエサにするクマが近くにいるのでは?。ちょっと早足になりました(^^; |
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