メニュー  トップページ l <釣行記2004年>メニューへ戻る l
 魚野川 (2004年7月23日)

数日前に、まさるちゃんから「23日は会社が休みなので平日釣行に行きましょう」とメールが届きました。電力会社との省電力契約のため毎年この時期に工場が休みになるとのことでした。
返事は当然「OK」です。1ヶ月以上渓流に入っていなかったので楽しみでした。

23日は朝7時に待ち合わせ場所のいつもの駐車場を出発し、関越道で北に向かいました。
しかし、まだ行き先が決まっていません(笑)。
今回の行き先候補は長野・群馬・新潟の河川が出ましたが、現地まで行き易いルートとして関越道沿いの河川にするところまで決め、具体的な場所は高速にのってから相談することになっていたのです。

いろいろ相談した結果、河川の堰堤工事が始まってから暫く様子を見ていない新潟県の魚野川に決まりました。高速を降りてから近いのも理由の一つです。
インターを降りて、昼食や飲み物と遊漁券を購入するために国道沿いのコンビニに寄ったのですが、朝9時前だというのにむすびは一つも残っていませんでした。中年男性に人気の高いメロンパン等で我慢しました。それにしても、釣りでメロンパンとは・・。

予定した入渓点に着くと既に2台の車があり(1台は観光のようでしたが)、川を見ると下流にエサ釣り師が1人見えました。そのため少し上流に移動して河原に車を止めました。
ここからは上下とも釣り人は見えないので早速支度をしました。
ロッドは#3、フライは細身のパラシュート#17(バーブレスフック)です。
駐車した下流に川幅が少し広くなり石が点在したポイントがあったのでここから始めることにしました。数投目に10cm程のヤマメが出てくれました。サイズは別にして直ぐに反応してくれたのは嬉しかったです。

続いてまたヤマメがヒット。今度は少し大きくなりましたが、それでも20cmには届きません。
川幅があるので左右に分かれて釣り上がることにし、私は左岸に渡りました。このあたりは水深のあるポイント(淵等)は無く、石の間を丹念に探っていきました。するとチビヤマメの「熱烈歓迎」を受けました。

魚野川は河原が広いためキャスティングに有利で、川底も石がゴロゴロしていてどこにでも魚が付いていそうな雰囲気があり、私の好きなタイプの川です。(堰堤工事の区間を除く)
12時になったので橋の下の日陰で昼食にしました。ここまではチビヤマメばかり(涙)。
まさるちゃんはいろいろなフライを試したそうですが、大きめのフックを選択したためチビヤマメの熱烈歓迎は避けられたそうです。
一休みすると、サイズアップとイワナを求めて再開しました。再開早々にチビヤマメを連続ヒット。まさるちゃんが笑っています。(汗)

直ぐに次の入渓ポイント(河原に車が入れる所)になり、チビヤマメも出なくなりました。ここから上流は木が伐採されたため見通しがよくなり、川沿いには河川工事用の道路ができていました。堰堤が次々に現れ、流れは単調になっています。魚の反応は極端に減りました。
次の堰堤を過ぎたところで初めてのイワナをヒット。久々のイワナです。このイワナは腹が橙色で、測線の下は模様の点が薄い橙色でした。私は白点の大きいアメマスよりも、橙色の点が綺麗なニッコウイワナの方が好きです。

続けてもう1尾イワナをヒット。このへんから上流はイワナになるのだろうか?
(と思ったが、その後もヤマメがメインでした)
新潟も梅雨が明け、今日は暑い日差しで厳しい。500CCx2本と350CCx1本のペットボトル飲料を用意してきたが底をついてきた。たまたま流れが2本に分かれ、まさるちゃんの姿が見えないところだった。携帯で連絡をとると「ライズが出ているんですよ」と取り込み中の様子。飲み物は同じく少なくなってきたとのことなので、上流に見える堰堤で落ち合うことにした。

ライズの様子を聞くと、良型のヤマメとイワナのライズを釣ることができたとのこと。「今日はもう満腹です」とご機嫌だった。
そのポイントは、以前からあった大きな岩の前の深さのある場所で、木も残っていたとのこと。やはり魚の棲む場所は人が手を加えていない自然なところなのかも知れない。
ここで帰りの事を考えて車を取りに行くことにし、ついでに飲み物も調達してきた。5時近くになってしまったが釣り再開。朝に比べて魚の反応がめっきり少なくなった。

ゆったりした流れの所で「いい型!」とまさるちゃんが叫ぶ声がした。振り返るとまさるちゃんのロッドが大きく曲がっていた。シャッターチャンスと思いデジカメを出して撮影しようとしたが、準備に時間が掛かりランディングしたところだった。(涙)

その後、魚の反応は更に無くなり、次の堰堤に到着。堰堤の下を探るが反応するのはチビヤマメのみ。暗くなってきたのでここで納竿した。

午前中はチビヤマメの熱烈歓迎を受けたが、午後は魚の出が悪かった。 ピーカンの天気で日陰のない川だから日中は魚も静かにしているのだろうか?。でも、夕方の反応も無かったし・・・。川沿いに道ができて入渓しやすくなったので間引かれたり、川の流れが単調になって魚の居着が悪いのかもしれない。昔のように楽しめるサイズの魚があふれる川に戻って欲しいものだ。
メニュー  トップページ l <釣行記2004年>メニューへ戻る l