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 某川 (2004年9月3日)
秩父から情報発信されているウィードさんに教えていただいた川がありました。それからずいぶん経ってしまいましたが、暑さが和らいだので行ってみました。

いつものように朝はゆっくりと家を出ました。10時過ぎに指定の駐車ポイントに到着。入渓ポイントまで歩きます。歩く距離が長いと思い込んでしまい猛暑の夏をパスしていたのですが、予想より遙かに短い距離で汗をかく間もなく到着。歩きが苦手なのでこの予想が外れたのは助かりました。

初めて見た川は、水量が多くて落差のある山岳渓流といった雰囲気でした。私は大きなプールが連続する川よりこんな川が好きです。でも、台風16号の影響でちょっと増水しているのかな?。白い泡が目立ちました。
(右画像は入渓点の少し上流)
早速#17パラシュートフライを結んで目の前の巻き込みから開始。しかし、そんなに早く顔を出してはくれません。

上流へ向かい、階段状の狭いポイントを流しているときのことでした。流し終えてピックアップしたらグググッと手応えが・・・。もしや得意の「釣れちゃった釣法」か?(「釣った」ではない)。ティペットの先には魚が・・・。かわいいアマゴでした。
あーぁ、今日もやっちゃいましたよ私の得意技。よりによって1尾目からとはね(涙)。
(顔の下にあるのがいつものパラシュートフライ。オリジナルの「タマシュート」)
気を取り直して先へ進みます。
流心の泡を避けて脇の緩い流れを狙います。すると、あちらこちらからフライにアタックしてくるのですが、その速さになかなかタイミングが合いません。先行者が居る気配はないのですが神経質な感じ。7月に行った魚野川とは正反対です。

木に囲まれて川幅が少し広くなった流心の脇でやっとヒット。ヒレにも鮮やかなオレンジが目立つアマゴでした。やっとタイミングが合ってきました。

撮影するために手を冷やそうと川の流れに入れると非常に冷たく感じました。測定すると水温13℃、気温17℃。この川はもう秋の雰囲気でした。
続いて空が見える明るい場所では連続ヒット。落ち込み脇の巻き返しと流れ出しから出てくれました。

体色は白っぽく、パーマーク、オレンジ斑、黒点のそれぞれがはっきり浮き出て鮮やかなアマゴでした。
その後もう1尾追加してから急に魚の反応が無くなったので、気分転換のため遅い昼食にしました。川のせせらぎを聞きながらのんびり食事をするのはいいですね。涼しいので汗も出ず快適です。

少し休んでから再開しました。しかし相変わらず生体反応なし。近付くのがばれてしまうのかと背を低くして慎重に進みますがそれでもダメでした。渓相はいいんですけどね。
日は短くなったし初めての川なので、4時を過ぎたところで納竿しました。

たぶん今日は増水していたのでしょう。そのため魚は泡の下に隠れてしまったのだと思います。もう少し減水していそうな時期に来るのが良さそうです。そうすれば泡が少なく、ドライフライで狙うポイントが多くなって楽しみも倍増するはずですから。次回は降水情報を確認してから来ようと思います。
でも綺麗な川と鮮やかなアマゴに会えたので今日は満足です。ウィードさん、貴重なポイント情報ありがとうございました。
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