K9AYアンテナ(受信用) 資料提供 JA0AOQ | |
K9AY受信アンテナ 建設記 JA0AOQ 磯部 泰 | |
2年前、JA0DAI渡辺さんから資料をいただいてすぐ実験を開始したのですが、発案者の言うような結果を得られず2週間で止めました。 30×40mのの土地の真中に建てましたが、三方建物に囲まれた状態がどうもいけなかったのではと思いつづけておりました。広い場所で打ち上げ角(入射角)に影響をしない所、そんな条件は屋根の上しかありません。 中心に建てるポールは非金属(グラスファイバー,竹等)のほうが良いのでしょうが、手持ちがなくアルミパイプで代用しました。先に塩ビ管を取りつけパイプの途中はグラス棒で絶縁し全長8.8mのポールを建てエレメントをステー代わりの構成です。 |
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全 形 |
上 部 |
最初エレメント材を銅線の単線で作りましたが絡んでどうしょうもなく、ビニール被覆のヨリ線を使ったら処理が容易でした。 問題は結果ですが・・・。 最初終端抵抗を561Ωでテスト、7〜21MHzでFB比が3〜4程度ありました。肝心の3.5と1.9はほとんどFB比が無い状態なので終端を少しずつ下げ200Ω前後あたりから次第に低い周波数でFB比が生じ1.8MHzではS3〜5近くまで変化しました。(瞬時に4方向切り替えは素晴らしい〜♪) |
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終端抵抗と給電部 |
方向切替用コントロールBOX(中央上部) |
同時に高いほうの感度,及びFB比は無くなりました。 テスト信号は昼間の信号でなければ正確に方向が定まらないと考え、基準信号?をAM放送(方向も分かる)にしたのですが強すぎてNG。いろいろ探したところ、1.620MHzに建設省の道路案内のAM放送がSでちょうど5くらいに聞こえるのでそれを利用しました。約20Kmほど離れています。 受信能力はスモールループと同等くらいで甲乙つけがたい?結果でした・・・・いいぞいいぞ♪ 当初の警告、タワー、建物から十分離す事・・・やっと気がついたと言うお粗末な実験でした。 くやしいのですべてを屋根から降ろし地上に再建、タワーから30m離したら大丈夫でした。 距離はパワーに正比例です hi 本人は大真面目で作業いたしました。屋根はトタン製滑って落ちれば SK・・怖かったですよ。 FB DX! 73 JA0AOQ 磯部 |
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