CD−78改造 160m受信アンテナ

マッチングBox 改造例   JA7AO

 160mは私の場合、送信がタワードライブなので、CD−78改造の受信用アンテナの効果はそれなりにあって重宝しました。

タワードライブには必需品と言うべきかもしれません。

現在他のバンドのアンテナの関係で降ろしてしまいましたが、また上げたい気持ちを持っています。

マッチングBOXなどの残骸がまだ残っていましたのでそれで説明資料を作ってみました。あまりにも平凡な方法なので参考にならないかもしれませんがその時はご容赦下さい。

なお、59誌のJH3VNCさんの記事を見て始めたことなので詳細説明はそちらをご覧下さい。

最初は欲張って160でも送信できるようにマッチングボックスだけで何とかならないか、と考えて見ましたが実用性に乏しく  

@タワードライブとの組み合わせで、160は受信用とする。  

ACD−78本来の機能は損ねない。つまり3.5と3.8の送受信の性能低下がないこと。

と言うことを基本にしました。以下写真で説明します。

設BOXの改造(リレーの付加)

リレーは固定していませんがリード線が太く短いのでブラブラしません。

切り替え後のエレメント出力はBOXの左右の壁面にネジ止めします。

ネジ止めしたリード線の箱の外側に蝶ネジをつけておく。
付加リレー部分の拡大

リレーは松下製の12VDC用で新品をジャンク屋で売っていたので¥1000で買った

もの。元々の3.5−3.8切り替えようについていたリレーと同程度の接点容量。


受信用マッチングボックス

弁当箱の中に昔のトランジスタラジオから取り出したフェライトコア(太さ8ミリ長さ12cm)にコイル(1ミリエナメル線を40回、リンクコイルは3回巻き)

撤去後雪の下になっていたので破損しています。済みません。

 

 コアの素性が不明でコイルの巻き数が見当つかなかったのでカット&トライでやるためコイルにタップを付けたが40回のところで丁度良かった。 リンク(青色)はスライド出来るようにし、全てセットアップ後SWRアナライザーで1830Khzで最小となるようにリンクをスライドさせた。範囲外の時はコイルのタップを切り替える積もりだったがその必要は無かったが最良点はご覧のようにコイルからはかなり離れた位置にあった。


出来上がったBOXに受信用マッチングボックスを、蓋の上に、「亀の子」スタイル」で縛り付け、マストに取り付けます。
  
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