| 海外でパソコンを使う |
- ◆ハードウェアの準備
- パソコンを海外で使う時に、一番注意しなくてはならないのが電源です。いくらパソコンと言えど、電源が切れてしまったら、ただの重たい箱になってしまいます。まず、あなたのお使いのパソコンが、どんなタイプなのかを、説明書を見ながら、しっかりと把握ましょう。海外では、コンセント形状と電圧が異なるため、それなりの準備が必要です。
・電源(バッテリー電池)
持っていくノートパソコンのバッテリーでの稼動時間を把握しておきましょう。通常のものだと、2〜3時間程度が普通ですが、この持続時間だと、機内で使うには、ちょっとした作業しかできません。もし、モバイルで使いたい場合は、他に大容量用バッテリーなどを用意しておいた方が良いでしょう。
・電源アダプター(コンセント形状変換用)
国により、コンセント形状は、本当に色々なタイプがあります。事前に確認して、購入しましょう。 商品によっては、世界中のすべてのプラグ形状に対応するアダプターセットも発売されています。
・変圧器(変圧トランス) ※必要な人のみ
ご自分の使用するパソコンが、日本国内専用の場合は、変圧器が必要です。
・日本国内専用「100V」は、別途に変圧器が必要です。
・世界対応「100〜240V」は、そのまま、変圧器は必要ありません。
★対応電圧の調べかた
ACアダプターやバッテリーの対応している電圧を確認しましょう。 確認方法は、本体やアダプターに記載されている、電圧使用を確認します。「INPUT」と言う文字で書かれた欄に「100V」となっていれば、日本国内専用です。また、「100〜240V」となっていれば、世界対応になっています。
★同じ国内でも、地域や建物によって、コンセント形状や電圧が異なる場合があるので、注意が必要です。 また、地域の電源事情により、ノイズが入ったり、過剰電流が流れたりすることがあり、思わぬトラブルの原因になります。特に先進国以外で使用を予定している方は、ある程度は覚悟して使いましょう。
世界各地の電圧と周波数
| 国名 |
電圧 |
周波数 |
| 日本 |
100 |
50/60 |
| 中国 |
110/220 |
50 |
| 韓国 |
110/220 |
60 |
| アメリカ |
120/208/240 |
60 |
| カナダ |
120/208/240 |
60 |
| イギリス |
240 |
50 |
| フランス |
220 |
50 |
| ドイツ |
220 |
50 |
| イタリア |
125/220 |
50 |
| オーストリア |
220/230 |
50 |
| オーストラリア |
240/250 |
50 |
滞在する地域のコンセント形状や電圧は、インターネットの検索で「滞在する国名(地域名)」と「電圧」というキーワードで調べることができます。
|
|
| 海外でインターネットをするには |
- ◆必要なものを用意しましょう。
- インターネットが使えれば、現地の情報を検索したり、写真をメールで送ってビックリさせたり、なんて事も出来ます。自分のメールチェックもできるので、以外に便利です。
・海外にアクセスポイントのあるプロバイダー
インターネットには、アクセスポイントが必要です。大手プロバイダーならば、ローミングサービスと言う名称で、提携の海外プロバイダーを20円/分〜10円/分(電話代別)で使用することができます。出発前に、アクセスポイントを確認しておきましょう。できれば、国際電話で送信テストをしておいた方が安心です。電話代はそんなに高いものではありませんので...、現地に行ってから設定しようと考えていると、本当に旅行どころでは、なくなってしまうかも知れませんよ。
もし、ローミングサービスが無いプロバイダーをご使用の場合は、従量制(使った分だけ払う)のコースで、海外にアクセスポイントのあるプロバイダーと契約するのが良いと思います。
※各プロバイダーで、ローミングサービスを受けるための手順や方式が異なりますので、各社ホームページで確認してください。
・モデム
日本国内仕様とワールドワイド仕様のものがあります。説明書を読むか、メーカーやサービスセンターで確認しておきましょう。モデムが海外対応でない場合は、海外対応したモデムが別途必要です。
海外メーカー製(IBM、DEL、ゲートウェイ)や東芝などは、海外対応モデムを標準で搭載した機種が多くあります。また海外対応モデムを別途購入する場合は、約15,000円程度で買うことができます。(日本国内、秋葉原等での価格です。)
・モジュラージャック変換アダプター
モデムを接続する接続口(モジュラージャック)の形状も、国や地域によって異なります。さらに、回線の極性によっても、変換アダプターが必要です。
・日本国内は「RJ-11」形式です。
※できれば、事前にホテルや現地の人に、接続口の形状と回線の極性を教えてもらいましょう。ツアーなどの場合は、旅行会社に問い合わせれば、ほとんどの場合は教えてくれます。
地域や建物によっては、回線の極性が逆の場合があります。使用前に、必ず確認しましょう。 なお、自分で回線のチェックをするにはモデムセイバーが必要です。
・モジュラーケーブル
使用する部屋の広さや場所に合わせて用意しましょう。最近は携帯用のコンパクトなケーブルもあります。
・モデムセイバー ※必要な人のみ
回線の極性をチェックするもの。交換機のあるホテルなどに滞在する予定の人は、要チェック。 極性が合わないと、モデムが壊れることもありますので、注意しましょう。
※複数のホテルを移動する人や、国や地域をまたがって行動する人は、これがあると便利です。
・音響カプラー ※必要な人のみ ホテルや建物によっては、壁から直接に電話機に繋がっていて、モジュラージャックを取り外せない場合があります。そんな時に活躍するのか、音響カプラーです。 デジタル信号を、アナログ信号に変換して、電話の話口からデータ送信をすることができます。さらに、ジャックのない公衆電話や合うモジュラー変換アダプターがない場合などにも便利です。
上記の電源アダプターや変圧器は、国際空港や旅行用品店、秋葉原の電気街などで購入することができます。あるていど大きな店舗にしかない場合がありますので、購入には余裕を持って、お求めください。
|
| 現地での設定変更 |
- ◆実際に現地でインターネットをするときに、必要な設定変更
- ・ダイヤルアップの所在地を滞在国の番号ににましょう。
事前にアクセスポイントの設定変更を済ませたら、一度、国際電話をかけて、送信テストを行います。そのときには、国番号を確認しましょう。
現地で、もしも国番号が日本(81)になっていると、日本へ国際電話をかけてしまします。一度、ダイヤルアップの国番号を、しっかりと変更しておきましょう。
[ダイヤルのプロパティ]→[所在地]タブ→[国番号]→滞在国の番号へ
※日本国内に戻ったら、こちらも日本にもどしておきましょう。
・PCの時計を滞在国の現地時間にしましょう。 ※長期滞在の人のみ
メールやインターネットをすると、以外にPCの時計が重要になることがあります。とくにメールは、日付順に並べたりするので、できれば、現地の時間に合わせておいた方が、トラブルを回避できると思います。
|
| 上手く繋がらない場合は? |
- ◆正しく設定していても、上手く繋がらない場合は?
- 日本国内での送信テストが上手くいっても、以外に、現地で上手く繋がらないことがよくあります。さらに、最初のホテルでは使えたのに、次のホテルでは使えない、なんて事もよくある話です。そんなときの改善方法です。色々と試してみてください。もし、面倒でなければ、このページを印刷してPCと一緒に持参することをお勧めします。
- ダイヤルアップ接続が出来ない、又は中断してしまう。
国や施設(ホテル等)によっては回線品質や設備の問題により、なかなかダイヤルアップIP接続できないことや、接続が中断してしまう場合があります。この場合は、下記のような対処が有効です。
- しばらく時間をおいてから、または、混んでそうな時間を避けて再度接続する。
- モデムの最高速度を低く設定変更する。
- アクセスポイントを変更する。
- 長い文章や写真画像など、容量が大きいメッセージは、1度に送らず分割して送る。
- 発信がうまく行かない時は、電話番号の前に"w"を入れる。(例:外線発信が9の場合、「9w,123-4567」)
をお試し下さい。
※ダイヤルアップ接続時やメールの送受信時など、日本に比べて通信に時間がかかることがありますので、気長にお待ち下さい。さらに、あまり大きなファイルは送らない方が無難です。
- 「キャリアが検出できない」というエラーが出た
→モデム設定の「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックを
はずすとうまく接続する場合があります。
具体的な設定手順は以下の通りです。(Windows98SEの場合)
[ダイヤルアップネットワーク]→ご使用のダイヤルアップを選択→[ファイル]→[プロパティ]→[全般]タブの[設定]ボタンをクリック→モデムのプロパティーが開きます→[接続]タブ→[トーンを待ってからダイヤルする]の選択を外します。(コントロールパネルのモデムのプロパティからも設定変更できます。)
- 「番号が完全でありません」というようなアナウンスが流れる
A.WindowsCEの電話番号設定画面では、市外局番と電話番号を分けて入力するようになってますが、市外局番の欄の設定を消去して、電話番号欄に市外局番から全部一緒に入力すると、上手くいく場合があります。(Windows95や98でも効果的な場合があります。)
B.USAでは市外にかける時は頭に1を付ける必要がありますが、場所によっては市外でも"1"がいらないところ、市内でも"1"が必要なところがあるようです。現地でチェックしましょう。
-
|
| その他注意事項 |
・盗難に気をつけましょう。 海外では特に、日本製の電化製品は狙われています、ご注意ください。
・メーカーによっては、海外での使用や故障は、メーカー保証の対象外となることがありますので、事前にご確認ください。
・国によって、無税扱いのパソコンの台数制限が違っています。
国によっては、無税で持ちこめるのは2台まで。などの規定があるところもあります。
・旅にはトラブルが付き物といっても、何事も無いのが一番です。 トラブルを事前に避けるために、現地情報に気をつけましょう。旅行先が決まったら、官公庁や書籍、インターネットなどで、事前に調べて、楽しい旅をしてください。
・海外のソフトは使えません。インストールしないようにしましょう。トラブルの原因になります。 (日本語OSに対応のものはOKです。)
・大切なファイルは、外部メディアにバックアップしておきましょう。
海外では、どんなトラブルが起きるか予測不可能です。そんな不測の事態のためにも、大切なファイルは、必ずバックアップしておきましょう。
外部メディアとは:FDやMO、CD-R等の、パソコン本体内ではないメディア。
・PC内の個人データにも要注意!!
普段はPC内に個人データを入れておくと、とても便利です。しかし、もしPCが盗まれたときのことを考えて、あまり重要な個人データは入れておかないようにしましょう。とくに、クレジットカードのナンバーなどは禁物です。しかし、連絡先は分かるようにしておくと、もしかしたら、拾った人から連絡が来るかも?
|