2006/05/09 のえたん。
 前回の更新から二ヶ月あまりが経過しまくって、しかも右メニューのダイエット項目もすっかりとさぼりまくっているコンチクショーやる気あんのかコラーという今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、高木裕司です。

 あ、7日に乃絵美のお誕生会に参加してきました。そこでこんな本を出しましたよ〜。↓



 事後報告ときたもんだー!おいちゃん参ったねコリャ!(←最低)
 さらに言うならこれが二年ぶりの同人誌ときたもんだー!(←輪をかけて最低)

 いやまあ、それはさておき。(←さておくんだ…)
 すいません。しょてから失敗しまくってました。まずはページ数が16ページの漫画だったはずなのに8ページしかありまへん。肝心のエロシーンがごっそり削除されてます。いやはや。この辺はオフセット版でちゃんと追加するですよ。

 さらにさらにすいません。現地には30部ほど持って行ったのですが、開始後数分であっさりと完売してしまいました。他にも大手さんがいらっしゃるので自分はまったりとと思っていましたし、オンリーイベントってそれほど人は来るまいと高をくくっていたのがマズかった。人、人、人で、あっというまに売り切れてしまいましたよー。その後も何人もの方に再販がどーのとか聞かれてしまい、もっと持っていけばと思った次第。時間的にはきっつーごぜぇましたが、頑張って100部くらい持って行くべきだった。まー、反省材料って事で。買えなかった方はサムネで我慢してつかーさい。

 イベント自体は粛々と進み、特に混乱はありませんでしたよー。コミケと違いますし、元ネタの出た時期が時期ゆえに購買年齢層が高いのか、走るような不作法をする人もおらず、実に大人のイベントでした。善哉、善哉。

 オンリーイベントって初めてだったのですが、面白いですな!特に、のえたんは乃絵美オンリーという特定キャラのピンポイントイベントですので、右を見ても左を見ても一糸乱れぬ同好の士ぞろい。同じ趣味の人間がここまでそろっているのですから面白くないわけがねぇー。しかも、のえたんはアフターイベントというものがあって、販売終了後に乃絵美コスの方によるピアノコンサートや朗読会、プレゼントのジャンケン大会などもあって大盛り上がり。もう、コンパのノリ。おいらもジャンケンに勝利し、最後尾札(会場外の列最後尾に持たされていた札)とピザをゲット。まさかあれだけの数から勝ち残れるとは思わなかったので、嬉しかったー。こういうアフターイベントがあるっていうのは嬉しい演出ですな。アフターイベントがあることを知らないのか、なんか販売終了と同時に帰ってしまった人がいたようですが、もったいないのぅ。引き留めるべきだったかー。

 しっかし、デジカメを忘れていったのはまずかったー。いろいろ撮りどころがあったのに。かろうじて京ぽんで撮れたのがこの画像だけ…。



無念。


2006/03/21 鉄とプラスチックの思い出。
 ネットを徘徊していて見つけたこれなんですが。
 鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい

 これはイタい!イタすぎる!
 旦那が可哀想過ぎて、もうたまらん!
 要約すると、ある夫婦の話。夫が鉄道模型を収集して、自分の部屋いっぱいになるほど持っていたのだけど、それがイラついてしょうがなかった嫁が勝手に業者を呼んで二束三文で処分してしまった。帰宅してそれに気づいた夫だったが、嫁を責めるような事は一言半句すらも発せずに逆に自分が嫁の気持ちに気づいてやれなかったと謝り、他の模型も全部処分してしまう。だが、それから夫の様子が変化してしまい、自分のものは何一つ買わないようになってしまって、本もテレビもまともに見ないような感じになってしまった、という話。

 ぐあー!!キッツい!
 この嫁ってのは他人の気持ちを自分に置き換えて考える事が出来ないのかね?そもそも処分する必要なんてどこにもないだろうに。夫が「自分の部屋」に飾っていて、自分で掃除をしていて、結婚してからはほとんどコレクションを増やしておらず、夫婦の会話も時間もしっかりと取って自己管理をきちんとしていたというのに、単にイラつくからっていう理由だけで勝手に処分するなんて信じられん。嫁から見れば鉄道模型なんてただ場所をとり単なる鉄とプラスチックの塊にしか見えないかもしれないけど、本人にとって見ればそれはものすごく大切なものなんだろうに。

 おいらの部屋にだっていろんなガラクタがあるよ?
 古いカメラ、ぼろぼろになった映画のパンフレット、イベントチケットの半券、エンジンのピストン、学生時代から書き溜めてきたスケッチブックの山。他にもいろんなものがある。他の人から見れば、単なる使い物にならないガラクタかもしれない。科学的に見れば単なる鉄とプラスチックの塊に過ぎないのかもしれない。

 でも、違うだろ?
 そこにはたくさんの思い出が詰まっている。当時の高校生がもらえる程度の小遣いなんてたかが知れてるんで、映画を見るのも一苦労だった。ビデオレンタルなんかもうちの近所ではまだまだ始まったばかりで、しかもレンタル料が定価(7000〜15000円位)の一割という価格。だからそうそう見れるもんじゃないんで、友達とお金を出し合ったりするなど少ない小遣いをやりくりして何とかやっていたもんだ。ほしいビデオとかカメラとかがあっても、何ヶ月も小遣いをためて、夏休みにバイトをして、やっと手に入れたお金をかき集めて店に走った。そうしてようやく手に入れた憧れの品をコレクションとして大切に使ってきたんだ。知らない人はたかがカメラひとつと言うかもしれないけど、そいつはおいらの相棒として一緒にいろんなところに行って、さまざまな思い出を記録し続けてきてくれた。そして長い年月がたって、それは単なる鉄とプラスチックの塊じゃなくなった。記念写真や卒業アルバムと同じように、思い出の品に変わっていった。見に行った映画について友達と語り合ったり、バイト先で叱られた事や褒められた事、免許を取ってはじめて手に入れたバイクが納車された日の喜び、放課後の教室、みんなで助け合って過ごした学生時代、喧嘩もしたし、泣いたり、笑ったりもした。もう壊れて動かないけど、その品ひとつを手に取るだけで、そういった思い出を次々と思い起こさせてくれる大切な思い出のカタマリ。大切にしているって物はそういうもんだろ?

 この嫁はその思い出の結晶を二束三文で売り払ってしまった。あまりにもひどすぎる…。
 本スレの過去ログからの文章やその後の展開を読むと少しは反省してる口ぶりだが、買い戻したり新品を買う事を提案したりしているところを見ると、まったく何もわかってない。たとえその品物を買い戻しても、いったん自分の手から離れた以上は、それはもう昔の思い出を継承してくれる品物ではなくなっている。ましてや新品で買いなおすなんて事はまったくの無意味だ。もう夫の思い出は永遠に消えてしまったのだということをわかってない。

 まぁ、この嫁は今回の事を教訓にして、一回り成長してもらいたいところだが…スレの内容を読む限り、一見はまともっぽいが美辞麗句でもって自分を正当化しているようにしか読めないのがまた辛いところ。夫…優しすぎだ。

 ま、反面教師って事で。

 ちなみにスレの過去ログはここで読めます。

2006/03/16 ステレオグラム。
ちょいと立て込んでいて一ヶ月も更新が開いてしまった。
この間にもいろいろと暗躍していたのですが、人間って生きていくのはけっこう大変ねぇ…と。
などとちょっと世を儚んでみたりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは高木裕司です。



 伊藤乃絵美オンリーイベント「乃絵美のお誕生会」に申し込みました。当選するとええのぅ。今度はちゃんと本を出すのですよ。ていうか、以前書いたまま発行していなかったものを、もいちど書き直して出すのですよ。実はおいら、オンリーイベントって行った事がないのですが、小規模のようですので30部もあれば大丈夫かいな?

 乃絵美はいいのぅ。片ポニーというところもいい。思えばアレか。おいらが片ポニーに萌えるのはアレが原因か。思えば初めて金を出して見た映画がこれだったはず。刷り込みって凄いのぅ。あー、でも刷り込みといっても今度発売されるアレは、どーも食指が動かん。普通に普通のを出せば普通に売れるだろうに、何でそれなんじゃろー。




 あと、注文していたアル・アジフのフィギュアがやっと届きおった。

 うんうん。待たされた事なんて気にならないくらいのいい出来ですよー。髪のボリュームが大きく、またフリルが多いので価格の割に造り込みがかなり豪華に感じます。髪やリボンの回り込みが立体感を強調しています。造形に関しては文句なし!

 塗りのほうは、まあPVC完成品なりの品質といったところでしょうか。こういった完成品フィギュアを買うたびに思うのだけど、やはり人肌が無塗装のままでグラデーションのみってのは残念だのぅ。おいらは服よりも肌のほうをしっかりと塗ってほしい。服ならまだあとで自分でブラシ吹いたりして何とでも出来るのですが、肌は髪の張り出しや目のペイントなどの関係で再塗装は分解しないとけっこうキツいし。完成品フィギュアが出だしたころには、まだまだ肌をしっかりと塗ってくれているメーカーさんが多かったような気がするのですが、最近は全部無塗装のPVC剥き出しですな。やっぱコストか。1000円上がってもいいから塗ってほしいと思うのはおいらだけかー。

 でもまぁ、このアル・アジフの場合にはあまり気にならないのがよろしい。たぶんかなり色白の設定なので、素材の色を明るくする事によって気にならないような状態になっているのでしょう。昔のように肌を塗ってくれないのだったら、こんな感じで統一してもらいたいな、と。グッドスマイルカンパニーの仲里ひかりなんて、素材に赤黄が多く入っているのか、モロにプラっぽい外観で悲しかった。好きなキャラだっただけに無念ーっ!


■フィギュアのステレオグラム

 フィギュア関連のサイトを巡っていて前から思っていた事があるんですが、何でステレオグラムで写真を掲載しないんだろー?と思う。せっかく立体なんだから、ステレオグラムのほうがはるかに見る側に訴えかける事が出来ると思うのですが、個人サイトはもちろんオフィシャルサイトですらもそうやっているところは見た事がない。まー、確かに立体視は練習をしない限り誰にでも出来るってわけじゃないので効果は薄いのかもしれませんが。作成にはたいした手間はかからないので、オフィシャルサイトくらいはやってほしいのぅ。そうすれば実際に手にとって見るのに近い状態で見る事が出来るので。

 たとえば上のアル・アジフの画像の場合には↓のようになります。(これは交差法)
 画像をクリックすると、複数の画像が見れます。



 立体視を知らない方に簡単に解説。まず二枚の画像を見ながら少しづつ寄り目にしていきます。すると、画像が四枚に見えるようになってきますが、そのまま寄り目を調整していき、画像が三枚に見えるように調整します。後はその三枚に見える状態を維持しつつ中央の画像にピントを合わせるように努力してください。最初のうちは慣れるまでに時間がかかりますが、いったん見えるようになれば難なく見えるようになりますので。これは交差法と呼ばれる立体視で、左目で右の画像を、右目で左の画像を見る事によって立体感を作り出す方法です。左は左、右は右を見る立体視もありますが、こちらは平行法と呼ばれます。

 なお、ステレオグラムの作成は簡単で、デジカメがあれば誰にでも撮れます。フィギュアを中心に置いてデジカメで撮影、数センチ横にずらして再び撮影。これを何度か繰り返して複数画像を撮影しておきます。あとはPC上でそれらの画像を並べて立体視を試してみて、もっとも自然に見える画像を二枚選択するだけ。何センチのあたりの画像が適しているかはカメラのレンズ倍率によりますので一概には言えません。試行錯誤してみてください。で、Webに載せるときには画像を左右に連続して並べ、NOBRタグでもつけて改行を禁止してやればよろしい。やってみれば簡単ですので、フィギュアの解説サイトの管理人さんにはぜひともステレオグラムを導入してほしいもんです。

 さて、次のお楽しみは百瀬ヒカル 死神装束Ver.だな。