これは昔の長屋、(玄関を入れば、すぐ居間というような作り
そうそう巨人の星 の星家がそうですね)や旧家(玄関を入る
と土間続きに、釜戸がありその横が一段上がって、囲炉裏
などあった居間)の作りからきていると、思われますが、
いつの頃からか、玄関、リビング他、独立した作りになって
きました。テレビなどの影響もあるのでしょうが、おしゃれな
独立したリビングというイメージが多い気がします。
洋風などといわれますが、外国のリビングは割りと、玄関を
入ればホールのリビングが多いようです。これは家族や来客
とのコミュニケーションを 考えているのと、開放的な生活
スタイルから きているものでしょうが、昔の居間は 同じ
ような役割を持っていたと 思います。子供が帰ってくれば
居間の前や中を通る、家族が声をかける、こういった
コミュニケーションから、家族の様子をみんながわかっている
だからお互いに気遣ったりしていたのだと思います。
私も子供の頃、「おやじ イライラしてるな、今日は気を
つけよう」などと様子を探ったりしていました。母親にも
学校で嫌な事があると、すぐにわかってしまったりしたもの
です。また、近所の人がくれば 居間から顔を出すので、
子供も自然と近所づきあいを していたのではないでしょうか
居間の入り口へちょこっと腰掛けて、話をしている姿を良く
見たものです。そうそう、寅さんのタコ社長がそうですよね
自然と居心地のいい空間になっていたのでしょう。だから
子供も食事が済んでも ゴロゴロしたりしていて、母親に
「宿題やったの」なんて怒られることもあったのでしょう
またゴロゴロ出来るといえば、畳の床ですが、居心地のいい
空間を作るには、やはり畳が一番ではないでしょうか?
広くても狭くてもどこにでも寝転べる、夏は素足でいると
冷たくて気持ちいいし、冬はわりと暖かい、また私の経験から
フローリングよりも埃っぽくない、これは本当です。結露も
少ない、これもそうです。実は、我が家の畳の部屋を、子供が
生まれるという事で、畳からフローリングに交換したのですが、
畳の時よりも、埃が目立って気になります。また冬は畳のときに
比べて、結露がものすごく多くなりました。前から壁を塗って、
畳の床だと結露が少ないのは知っていましたが、こんなに違う
とは思いませんでした。畳だとダニやアトピーが心配だという
事で(ばあちゃんの意見)換えてみましたが、畳のほうが
よかったと思っています。アトピーの原因といわれる ダニや
ハウスダストのことですが、私の友人の畳や信ちゃんに聞いて
みました。信ちゃんは畳屋の二代目です。
ちょっと一言へ
信ちゃん、ど〜もでした。
家族の絆なんていうと、大げさでしょうが、家族にとって、
居間は重要な場所だと思います。家の中に、なんとなく
家族が集まってくる場所があるというのは、すばらしいと
思います。よく、温泉旅館へいって温泉につかり、部屋で
ゴロゴロするのが、幸せ なんて聞きますが、自宅にもそんな
くつろげる場所があったらいいですよね。
畳は確かにダニがいる場合もありますが、それは、
一時期輸入された畳のとこに多くいました。
ダニを防止する方法もありますし、普通は良質の
畳を使用していただければ、ダニが繁殖して増える
ようなことはありません。たまに風通しをよくする
くらいの、手入れで大丈夫です。ハウスダストも、
畳の表替えをキチンとしていれば問題ありません。
表面が、ボロボロになっているのに、表替えをして
いなければ、ハウスダストはたまります。
ダニやハウスダストは、かえって じゅうたんの
ほうがひどいのではないでしょうか? 畳の上に
じゅうたんを敷くのは、おすすめできません。
畳は気持ちいいですよ!
居間の見直しというと、何なんだ と思われるでしょうが
居間の重要性を考えてみませんか?といった提案です。
最近の住宅では、出来るだけリビングを広くとれるように
考えられているようですが、ほとんどが洋風のフローリング
ではないでしょうか?昔のような、玄関を入ったら 障子や
ガラス戸の向こうが居間 という間取りはほとんど見られ
なくなりました。プライバシーを重視するため、玄関から
中はあまり見えないのが、良いということでしょうが、
そのために、各部屋も孤立化させて、玄関から、各部屋へ
直行できるような構造が、増えているような気がします。
一昔前は、下の図のような、間取りの家が割りと多く見られました

