MALICE MIZERのメジャーファーストアルバム「merveilles」より「Bois de merveilles」です。この曲は、アルバムでは最後を飾る曲であり、98年のライブツアー「merveilles 〜終焉と帰趨〜」では1曲めに演奏されました。私としては今現在、1曲目っていうイメージが強いです。この曲を聴くと、ライブのときの情景が思い出されます。客席からの歓声。そして曲に合わせて手拍子。今でも、ライブの時の興奮が蘇ってきます。今回の作品はアルバムをベースに、ライブバージョンにしてみました。ボーカルと中ほどで1回だけ出てくるフルートが、ライブをもとにしています。(ライブ版は、以前ラジオでやってたのを使いました。) この曲で苦労したところは、音源の同時発音数です。今回はドラム以外は全部で9トラックで、ほとんどがストリングスやバイオリン等の弦楽器でした。本当はティンパニの音色が軽いので1オクターブ下にもう1つ重ねて鳴らしたかったんですが、SC-55STの限界を超えたらしく、他の音が鳴らなくなってしまったので、泣く泣くあきらめました。ハープが聴こえにくかったのにも、苦労しました。おかしな音が鳴っていると思います。 ちなみにVSC-88でもMIDPLUGでも聴いてみましたが、問題なしです。 |