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ニューオリンズジャズフェスティバルin佐久 2001年9月1日開催
暑かった夏も、ようやく終わりかと思わせる、ちょっと涼しさを感じる日でした。 会場は歩行者専用道路のグリーンモールですから、会場の中に樹木もあるし、公衆電話ボックスもありますが、今年は車道も使って会場を少し広げましたので、昨年よりは多少は余裕がありました。 デンタルデキシーバンドの皆さんはユニフォームも新しく、一層磨きのかかった演奏を披露してくださいました。メンバーが近隣のみなさんですから、お友達なども大勢来ていただいたようで、盛んな声援が飛んでいました。 ニューオリンズジャズオールスターズは、昨年まで3回リーダーとして来日していたジョン・ブルニアスの弟、ウェンデル・ブルニアスをリーダーとして、総勢8名。フレデリック・ロンゾー、ジェラルド・フレンチ、トーマス・フィッフャーの3人以外は初めてのメンバーです。 演奏は相変わらず迫力のあるサウンドでした。ウェンデルはジョンの味のある演奏よりも、切れのあるスピード感を感じました。曲目はバラードあり、スィングありと非常に楽しく、感動する演奏で、会場からの手拍子は鳴り止まず、ステージ横で踊っていた子供たちを見て、もうちょっと会場が広かったらみんなで踊りたかったというお客様も多かったのではないでしょうか。 ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。 余談ですが、筆者はドラムスのジェラルド・フレンチの演奏が好きなんです。彼は動作が小さくて一所懸命演奏しているように見えないのですが、出てくる音はワクワクするようなリズム感、変化に富んだ音、楽しくなるような演奏だと思うのですが、ご来場いただいた皆様はどのようにお感じになったでしょうか? 筆者はジャズは好きですが記事が書けるほど詳しくはないのです。でも、取材しながら「一流のライブってこんなに心からワクワクし、ジ〜〜ンと体中から元気が出るようなものなんだ」と実感したステージでした。