トップイベント年末大福引市2000


2000年 年末大福引市


特賞 北海道稚内旅行ご招待
副賞 北海道稚内旅行ご優待(約4万円の実費のうち2万円のご負担)
1等 商工会議所会頭賞(5万円)
2等 中込商店会賞(2万円)
3等 マグロ1本
4等 商店賞
5等 ペットボトル
6等 50円の商品券またはボックスティッシュ

特賞は日本最北端への旅。しかも旅行日程は一番寒い1月29日出発。 
 という予定でしたが・・・・


宗谷岬

 悪天候のため札幌へ
 1月27日から降り始めた雪は28日も降りつづけ、今年最高の積雪量となりました。中込商店会年末企画「北海道稚内の旅」は29日です。はたして飛行機は羽田を飛び立てるのでしょうか。
 29日朝、今回のお客様13名、そして役員5名計18名を乗せたバスが5時に中込を出発しました。最高年齢は80歳、みんな眠そうだが元気です。「稚内なんてどこだかワカンナイ」なんてバカなことを言っている人もいます。
 途中のサービスエリアで朝食を取り、バスは予定より早く10時前に羽田に着きました。早速全日空のカウンターへ向かい手続きをしたのですが、我々の飛行機が飛び立つかまだ分からないということでした。ここで中止になったらどうしよう、どこへお客様達を連れて行こうか、そんな心配もしましたが、何とか予定どおりに出発することになりました。
 11時30分フライト。12時40分頃に稚内上空に到着、下のほうは厚い雲に覆われていました。機内放送が「滑走路、除雪作業の為上空で旋回待機します」。そして40分後に「只今から着陸態勢に入ります」と流れ、もうすぐ着陸かと思ったとき、機は再び上昇。機長から「視界不良の為、着陸を断念します。燃料切れの為、新千歳空港に向かいます」とのコメントが入り、頭の中はパニックです。
 結局4時間近くも飛行機に乗って、新千歳空港に着きました。早速、現地旅行会社の社員と今後について相談し、まずは稚内へ行くのをあきらめ、札幌で泊まることにして、ホテル、帰りの便、そして翌日の観光バスの手配が決まり一安心しました。
 夜は宴会場が予約できないので、大きな居酒屋でみんなでご馳走になり、メインは石狩鍋と毛蟹でした。
 その後は自由行動で、ホテルに帰って休んだ人、カラオケに行った人。そして我々(役員3名)はお客様を6名連れてショーを見に行くことにしました。初めて観るショーにおば様方は大感激! 目を丸くして見入っていました。そして、ラーメン横丁で札幌ラーメンを食べてホテルへ。この設定は、秀ちゃんとタケちゃんが本を調べたり電話をかけたりしてやってくれました。「せっかく来たのだから、観に行きましょうよ」「全部食べられなければ、二人で一杯のラーメンを食べればいいから」と本当は若い二人、もっと行きたいところがあったと思いますが、一生懸命お客さん方を案内して、そして楽しませてくれました。自分達よりお客さんのことを考える役員です。
翌30日は、札幌市内を観光バスで回り、雪祭り準備中の大通り公園・時計台などをバスの中から見物したほか、羊ケ丘展望台・鮭の博物館・石屋製菓など見学しました。この観光バスがなければ何も観ずに帰るところでしたが、うまく時間的に合うバスがあって幸運でした。

北海道のお土産といえば「白い恋人」の、石屋製菓



羊ケ丘展望台のクラーク博士像前にて



やっぱり同じポーズをとってしまう、秀ちゃんとタケちゃん。
 新千歳空港ではゆっくり時間が取れたので、お昼を食べたり、お土産を買ったりしてから、15時30分に離陸、17時羽田へ着陸。私が嫌いな飛行機の旅が終わりました。
 さあいよいよ佐久に向かい羽田を出発です。飲み物が配られ、工藤委員長の発声でこれまでの無事を祝って、佐久までの無事を祈って乾杯をした後、参加者全員がカラオケで歌ったり、ビンゴゲームをしたり和やかな雰囲気で帰ってきました。予定通り21時に佐久に到着しました。
 今回参加されたお客様方は、とても満足されていた様子で、小海や岩村田からの方も「買い物はまた中込へ出かけます」「来年もこの旅行に行きたいです」とおっしゃっていただきました。そして、いつまでも中込を愛していてくれると思います。  (池田楽器 池田 実)

トップイベント年末大福引市2000