和食


煎り豆ご飯 (最終更新2001/02/22/THU)

節分で撒いた豆が余ったときに。
材料/2〜3人前
米 2カップ 大豆(乾) 1/4カップ
◆酒

(作り方)
1. 米は研いでざるに上げ、30分ぐらい置く。

2.大豆はさっと水洗いして平皿に入れ電子レンジに5〜7分ほどかける。または鍋で乾煎りしても。皮に亀裂が入って、齧れる状態にする。煎り大豆を使うならそのままでよい。

3.炊飯器に1の米入れて酒大さじ1を回しかけ、規定の分量の水を注ぐ。 2の大豆を煎れて普通に炊く。
大豆の歯ごたえを楽しむ変わり豆ご飯です。 豆好きにはたまらない。一番シンプルなものを紹介しましたが、ちりめんじゃこを一緒に入れて炊いても美味しい。
基本の方は塩を加えていません。食べてみて物足りなかったら塩を振ってください。最初から塩味をつけるなら小さじ1/2ぐらい加えて炊いてください。でも味が濃いおかずと一緒に食べるなら塩が無くてもいいと思います。グリーンピースご飯は塩味がついた方が断然美味しいけど。

鶏と大根の煮物 (最終更新2001/01/29/MON)

焦がさないように気をつければ、火加減にも気を使わないのでとにかく簡単。味は濃い目のほうが美味しい。

材料/3〜4人前
大根 1/3本、鶏もも肉 1枚(300〜400g)
◆醤油、砂糖、酒、みりん
(作り方)
1. 大根はまず8センチ幅ぐらいの輪切りにして皮を剥く。それから1.5cm幅ぐらいの半月に切る。
鶏もも肉は一口大に切り、盆ザルに並べて熱湯をかける。

2. 1の大根を鍋に入れて、米のとぎ汁をひたひたに注ぎ、落とし蓋をして火にかけ、大根に竹串がすっと通るまで茹でる。同時に別の鍋に1の鶏肉を入れて水をひたひたに注ぎ、酒を1/4カップほど注いで中火にかける。沸騰したら火を弱めてアクを取る。
鶏の茹で汁は煮物の出汁になるので、丁寧にアクをひくこと。大根が柔らかくなるまで火にかけておいてよい。

3. 2の大根を鍋ごと流しに持っていき、落とし蓋をしたまま流水に晒す。水が澄んだら落とし蓋を取って、大根を崩さないように取り出す。かなり柔らかくなって入るので注意すること。

4. 煮込み用の鍋(大きさが合えば大根を煮た鍋でよい)に大根と2の鶏肉を入れて、鶏の茹で汁をひたひたに注いで中火にかける。沸騰してきたら、砂糖を大さじ1強加え、少し煮てから醤油を大さじ1+1/2入れて、落とし蓋(紙蓋でよい)をして10分程度強めの中火で煮る。大根に煮汁の色がついてきたら、みりんと醤油を足して味をととのえ、強火にして煮汁が少なくなるまで
煮る。この時焦がさないように注意。ちょっと浸かるくらいの煮汁になってツヤッとした色になれば出来あがり。

出来あがったばかりの芯まで味が沁みていない大根のあっさり味をまず味わい、翌日じんわりと味が沁みた大根を楽しむ。と、二度美味しいので、たっぷり作ってください。煮汁は全部煮詰めてしまうより、少し残しておくとご飯にかけて三度美味しい。

鶏の茹で汁が余ったら、スープなどに利用してください。


お手軽白和え (最終更新2000/08/06/Sun)
材料/3〜4人前
厚揚げ 1丁、干し椎茸 2〜3枚、 ニンジン 3センチ、インゲン 3〜4本、白ゴマペースト 大さじ1、だし
◆塩、砂糖、薄口醤油、みりん


(作り方)
1. 干し椎茸は水に浸けて戻しておく。戻し汁はとっておく。

2. 厚揚げを水で濡らしたペーパータオルに包み、耐熱皿に乗せて電子レンジ(強)に2〜3分程度かける。少し冷まして、外側の揚げの部分をを薄く切り取り、揚げについた豆腐の部分をこそげ取る。

3. 2の揚げ、1の干し椎茸、ニンジンを細切りにする。インゲンも塩茹でして細切りしておく。

4. インゲン以外の3を鍋に入れて椎茸の戻し汁を大さじ2加え、出汁をひたひたに注いで火にかける。
煮立ってきたら砂糖小さじ2、 塩小さじ1/2、薄口醤油小さじ2を加えて強火で煮る。煮汁が少なくなってきたら、みりん小さじ1、薄口醤油小さじ1を加えて汁気がなくなるまで煮て冷ましておく。

5. すり鉢に白ゴマペーストを入れて擦り、2の豆腐をこそげ取った部分も一緒に入れて塩、砂糖を一つまみ加えて更に滑らかになるまで擦る。4を1/3から半量を加えて和える。
インゲンも入れてさっと混ぜて出来あがり。

厚揚げを使うので水きりの必要がなく楽チン。濡らしたペーパータオルでレンジにかけるのは油抜きと火を通すため。
勿論インゲンの代わりにほうれん草でも小松菜でもよい。
残った 4 の具は白和えの他ちらし寿司の具にも使えるので多めに作って小分けして冷凍しておくとよい。



茄子ベーコン (最終更新2000/08/01/Tue)
材料/2〜3人分
茄子(中) 2〜3本、 ベーコン 2枚 だし
◆醤油、 砂糖、 みりん、サラダオイル、ごま油

子供の頃から食べていた、実家の定番料理。茄子が美味しい夏にはしょっちゅう食卓にのぼりました。
だしと調味料だけで煮てかつお節を入れた煮物とはまた、違った味わい。

(作り方)
1.茄子はヘタを取り、縦半分に切り、火の通りをよくするために横に浅い切り目を 3、4ミリ幅に入れてから5センチ幅ぐらいに切り分ける。水につけておく。

2.ベーコンは5ミリ幅に切る。

3.鍋にサラダオイルとごま油を少し入れて火にかけ、ベーコンを炒める。ベーコンから脂が出てきたら水気を切った茄子を
入れて炒める。

4.茄子に油がまわったら、だしをひたひたに入れる。煮立ってきたら砂糖大さじ1、醤油大さじ1+1/2 を加え、落とし蓋
(ペーパータオルやアルミホイルでよい)をしてしばらく煮る。

5.茄子がしんなりと煮えてきたら、みりん大さじ1/2を入れ、味見をして足りなければ醤油を加える。火を止めてしばらく置いて味を含ませる。

煮物はさめていく過程で、味がしみるので、すぐ食べるより少し時間を置いたほうが美味しい。
熱々がよければ、食べる前に温めなおしてください。
ベーコンからだしが出るので、水で煮てもよいけれど、だしを使った方が美味しいと思います。急いで入る時は、昆布を茄子の下に、かつお節をお茶パックなどに入れて茄子の上に乗せて煮るとよい。昆布は入れなくても。






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