NATSUKI'S ROOM  November,2000


>>>>2000年11月5日(日)シアター上野<<<<

1.花林
2.乙姫くるみ
3.麻生環
4.亜湖
5.深山真希
6.山咲みみ
7.高瀬美礼

シアター上野へ行って来ました。3回目の麻生さんのときに入場です。込んでいることが多い劇場ですが、
今日はめずらしく席に余裕があって快適な観劇でした。ポラは普段あまり撮らない方ですが、今日は場内が空い
ていたこともあり、ちょっと気が向いたので私としては沢山撮らせてもらいました。といっても全部で6枚。
全然多いうちに入らないですか(笑)
この日は上野ではよくお見かけする名物的な"Y(^.^)Y叔父様"がいらしていて、非常に独自の応援活動をされて
いたのが印象的でした。ときにはステージ上の踊り子さんよりも目立っていたこともありましたが(笑)ご愛嬌です。
私もときどきステージよりも、その応援の様子に気を取られていました。
さすがに上野だけあって場内は少人数ながらも賑やかに盛り上がって、楽しかったです。

花林さん
初めて拝見する方です。長めの明るい色の金髪が見事な、かなり派手でふくよかな顔だちをした踊り子さんです。
水色の衣装で登場して、両手を開いたり閉じたりと簡単な振りをみせながら、ゆっくりとしたステップで
ステージを巡ります。動きも控えめで新人さんといった感じですが、ステージ全体をくまなく移動しながら、
満面の笑顔を見せて楽しそうに踊っているところが非常にかわいらしくて良かったです。
ベットもまだこれからですが、ゆっくりとした動きがわりといい雰囲気でしたので今後に期待できるかな。
デビューして日の浅い新人さんのようでしたが、なんとなく好印象でした。(^^)

乙姫くるみさん
最近続けている出し物です。
上半身は銀色のスパンがたくさん付けられた衣装で、両手に同じ素材のアームカバーを付けて、下は薄手の
白いレース地のロングスカートで登場です。
ややアップテンポの音楽にのって、優しい笑顔を見せながら軽快にステップを踏んで踊ります。
2曲目はおなじみのアメリカンポップスで、心地よいリズムと場内の手拍子にのって、表情もいっそう和らいで、
とても楽し気に踊ります。曲が終わる少し前にお得意のポーズをとって下がります。
美しいバラードで始まるベットは、盆の上でやわらかな身体をくねらせたりしながら、流れるように滑らか
な動きと、優しい表情を見せてくれて、いつもながら心地良さにはまっていきます。
今週はとてもお元気そうな様子でしたので安心しました。来週はTSです。

麻生環さん
久しぶりに拝見します。大宮の踊り子さんです。
笑顔がかわいらしい方ですが、笑ってなくても何か独特の困ったような、あどけない表情もいいです。(^^)
ピンクのワンピースの衣装に、頭のてっぺんにはピンクの花飾りを帽子の様にのせて、肩からうすいピンク
のショールをまとって、青い小さな羽扇子を手にして登場です。
選曲がとても凝っていて独特のセンスを感じさせる出し物です。
ベットは低音ビートが連続する厳かな感じの音楽をバックにして、ゆっくりとした動きで雰囲気を作っていきます。
けっこう様になっていていい感じです。ただ表情は始終あどけない感じのままだったので、音楽の雰囲気とはちょっと
合っていなくて惜しかったな。それでもいろんな出し物に挑戦する意欲的な方だと思いました。
これからも期待できそうです。

亜湖さん
初めて拝見する方です。新人さんのようです。まっすぐ正面を見つめる真剣なまなざしが特に印象的で、何か惹かれる
ものがありました。
上はスパンがたくさん付いた銀色の衣装、下は赤色(だったかな?)の丈の短いスカートで登場です。
ショーガール的な見せ方を工夫している感じで、とても意欲的です。
ベットはダンスとは雰囲気を変えて、大きめのテディ−ベアを抱き締めて寝転がったりとかわいらしい仕草を見せます。

深山真希さん
以前TSで拝見していると思います。銀色のセパレーツの衣装で踊られていました。

山咲みみさん
まるで雷さま?を思わせるような出で立ちで登場です。一瞬何かと思いました(笑)
うすいピンクのとても大きいアフロなかつらをかぶり、白いシルクのようなもので作られたお祭りの
ときに着るような衣装を着て、両手には先端に白いもこもこしたのが付いた"ばち"のようなものを持って
大きく振り回したり、太鼓を叩くような仕草を見せたり、しなやかな身体を大きく動かしてまるで
地上に下りて来た雷さまが、お祭りで暴れまくっているかのような元気いっぱいのステージです。
2曲目になると白い襦袢を着て登場してきました。1曲目とは雰囲気ががらりと変わり、今度は雪女を
イメージしたような寒々とした姿です。
哀愁漂う雰囲気の音楽をバックにしてぽつりと本舞台に立ち、手をゆっくり差し出したりしながら
切ない表情を見せます。色白の肌に黒く長い髪がひときわ美しく、目の下のきらきらした飾りが涙のように
見えるその横顔が、なんとも言えず色っぽく感じられました。
そして次は三味線の音が延々と流れる中、盆の上で激しいオナベットです。
これがとっても、やらしいぃ〜!(^^;)。特に喘いでいる声がもう限りなく本気っぽくて、かなりそそられる
ベットでした。

高瀬美礼さん
5月の渋谷以来となります。久しぶりに拝見します。
うすいオレンジとピンクの中間のような色をしたドレスに、淡い色の布で作った髪飾りを付け、両耳の上あたり
からビーズで作ったような飾りを垂らし、きらきらした飾りが垂れ下がった深緑の帯を締めて、黄色とオレ
ンジの渦巻き模様の和傘を手にして登場です。
チャイナっぽい感じの綺麗なメロディーの洋楽にのって、優雅にターンを繰り返しながらスピードのあるステップ
で踊ります。とても綺麗です。
2曲目はアップテンポのダンスミュージック。引き続きターンを多く見せるスピードのあるダンスで、ノリが
良くて楽しい。衣装の上を途中まで脱ぎかけた状態から、くるりくるりとターンしながら本舞台へと戻って
いく様子がとても見事でした。
ドレスを脱ぐと、大粒のさまざまな宝石が付けられたブラに、そこからオレンジ・黄緑・白が混じった細かい短冊
のようなものが垂らされた衣装になります。
3曲目はレトロなR&Rで腰と腕を振りまくって、ノリノリです。
ベットはシンプルにうすいピンクのシースルーの布をまとって登場してきました。
オールディーズのバラードのようなレトロな曲調の音楽が流れるなか、籐で作った大きな椅子を本舞台に出
してきて、その椅子の上で誘惑するように両足をゆっくりと動かしたりして、セクシーな仕草を見せていきます。
椅子から立ち上がると、肩からまとったシースルーの布を綺麗に翻しながら、花道からターンをしながら進んで
ゆき、音楽の盛り上がりに合わせて勢いよく盆の上にのります。ダンス、ベットを通じてショーの展開がとても
よく練られている感じで見ていて飽きないです。もう一度見てみたいと思わせる素敵な出し物です。


>>>>2000年11月11日(土)西川口テアトルミュージック<<<<

-.浅草陣太
1.レモン
2.?
3.浅田ミミ
4.?
5.藤丸星羅
6.宮沢えり
7.?

今日は西川口へ行って来ました。この劇場はわりと土曜日に盛り上がるような気がする。
例によって4回目割り引きタイムに入場しトリ前まで見て来ました。(最近このパターンが多い)

レモンさん
かなり細身のベテランさんです。ターンを多く取り入れたダンスを披露します。
その後タッチですが、非常に明るくはしゃいでおられて、特に盆回りの常連さんと
お話ししまくりでなかなか人気でした。

浅田ミミさん
とてもグラマーなベテランさんです。なかなか色っぽい雰囲気を持った綺麗な方です。
紫地に黒い模様が付けられた衣装をまとって、大きな動きの踊りを披露します。
その後のタッチでは、とても大らかな応対でお話しぶりも明るくていい感じです。場が和みます。
こちらも常連さんの間では大人気でした。

藤丸星羅さん
9月の上野以来、久しぶりに拝見します。出し物は上野と同じくウエディングドレスを着たものです。
新人さんらしくぶりぶりダンスですが、相変わらず笑顔いっぱいのステージで、なんだか見ていると
すごく元気をもらえる気持ちになります。
舞台の端まで来るとその場にしゃがんで満面の笑顔を見せてくれるのですが、その表情が非常にかわい
らしいです。できれば端の席で見たかったな(笑)
ポラでのおしゃべりは関西のお姉ちゃんという感じで威勢がよくて毎回楽しい。みんなに親しまれる
タイプの踊り子さんだと思う。この日は常連さんが鳴りもので派手に盛り上げてくれて、非常に賑やかな
ステージになった。

宮沢えりさん
久しぶりに拝見します。この出し物は以前にもどこかで拝見したことがあると思います。
キラキラした着物のような衣装をまとって、独特のほんわかとしたあどけない表情で踊ります。
振り袖のようになっている部分をかわいらしく翻しながらの踊りです。
オープンは"123456(いちにぃさんしぃごぉろく♪)"の歌詞が耳に残る楽しい曲。なんか癖になりそう(^^;)


>>>>2000年11月19日(日)新宿TSミュージック<<<<

1.染谷雪乃
2.北条エリ
3.乙姫くるみ
4.桜花
5.阿修羅
6.ミミ
7.上杉えま
8.杉原かのん
9.園田しほり

今週は新宿TS。できれば避けたい劇場ですが、今週の香盤はかなり魅力的なので頑張って行ってきました。
どう考えても時間内に収まるとは思えない9香盤という数、無制限ポラタイム、合同ポラにフィナーレダンス。
何もこんなに詰め込まなくても単純に7香盤にすればいいと思うのだが。今日は開演前に入り1回目だけ観劇しま
した。11時半開演で終了したのは16時を過ぎていました。ただ、それぞれの踊り子さんの完全なステージを
座って観劇できたし、見ごたえのあるステージが多かったので満足はしてきました。

染谷雪乃さん
新作のようです。ピンクの羽がばさばさたくさん付けられた衣装。パーティーにおいでよ!の囁きで始まる
明るいJ-POPでスタート。
さすがに所属の方だけあってTSのステージを知り尽している様子です。しなやかで躍動感のある身のこなしを
見せながら軽やかなステップで、T字型の狭いステージを満遍なく使って踊ります。ベットショーではゆっくりと
足を進めながら登場し、細やかで綺麗な手の動きを見せます。心を込めて何かを慈しむかのような手の動きです。
色白のきりっとした顔だちから感じられる色っぽい表情には毎回惹かれます。

北条エリさん
初めて拝見する方です。むっちりした感じの若い踊り子さん。今週デビューの新人さんらしいけど落ち着いている。
親しみやすいキャラでタッチはなかなかの人気です。初々しい応対が見ていて楽しい。

乙姫くるみさん
先週の上野と同じ白いドレスの出し物です。TSでも元気に踊られていました。
ベットの前半、花道をゆっくりゆっくりと進んでくる足の運びが素敵だ。何気ない動きだけど音楽の雰囲気と絶妙に
合っていて非常にいい感じ。
ここは盆が無いのでベットも奥の本舞台と狭い花道でのステージとなる。花道脇のお客に足が当たらないように気を遣
って身体を動かすので、いつもの身体をくねらせる動きが控えめになってしまうのが少々物足りない気がする。
盆がある劇場でもう一度ベットをじっくりと見てみたい。

桜花さん
初めて拝見する方です。新人さんっぽい感じのすらりとした踊り子さん。とても優しくやわらかい感じの笑顔を見せます。
背中には観音様のような派手なタトゥーがおしりのあたりまで彫られていて、後ろ向きになると衣装からはみ出ているほど。
かわいらしい外見とはとてつもないギャップに驚き。
薄くて白いつばの広い帽子、ふりふりした縁取りの白いパラソル、裾の長い白い衣装で登場。
ちょっと懐かしいアイドル歌謡曲が2曲連続する。片手でピースサインのようにした手を目尻あたりでゆらゆらっと揺らすの
が妙に印象的だった。タッチショーが独特です。お客さんを子供のように可愛がって、いい子いい子するような(笑)感じです。

阿修羅さん
"くちびる"尽しの出し物。頭には赤くきらきらした大きな"くちびる"を載せ、その上から赤く薄い布をかぶせて
います。首の周りに黄色いものを巻いて、腰のあたりでピンクの帯をリボンの形にして締めて、下は小さな"くちびる"が何個
か散りばめられたオレンジのスカートというカラフルで派手な、なんとも独創的な衣装です。
てきぱきと極めて正確なステップを刻み、TSの狭いステージをものすごいスピードで駆け回るようにして踊ります。
力強いステップの振動が客席にまで響いてくる。
ベットでは花道先端のポールを使って、腰を曲げて身体をポールに擦り付けるようなエロティックな動きを繰り返し見せ、
妖しい雰囲気を見事に演出していました。

ミミさん
かなり久しぶりに拝見します。初めて拝見する出し物です。
ちょっと水色っぽい淡い色の衣装に、白くて幾重にもなったスカート。小柄なバレリーナといった感じです。
女性コーラスが神秘的な厳かな雰囲気のゆっくりした音楽とともにスポットが照らされると、ミミさん独特の
口元に笑みを含んだ、あどけない表情が浮かび上がる。ただ童顔でかわいらしいというだけではなくて、なにか見て
いるとふっと安心感のようなものを覚える。とても不思議な雰囲気のある方だ。
厳かな音楽とゆっくりした動きが見事なまでにマッチして、登場した瞬間からぐっと惹き込まれた。
指先にまで気を配った手の動きが非常に綺麗。そして、バレエの動きを取り入れたようなゆっくりとした身のこなしや
ポーズがとてもいい。音楽が短いのが惜しいくらい。もっと見ていたい。
昨年5月の大宮で初めてミミさんを見た時の素人っぽい踊りとはまるで別人のようだ。本当に上手くなったなぁ..なんか
泣けて来る。
2曲目はミュージカルを思わせる楽し気な曲で、1曲目から引き続いてバレエを思わせる動きとか、ちょっとコミカルな振り
付けを加えて愛嬌いっぱいにお客さんに視線を投げて踊る。
ベットの曲はわりとテンポのあるちょっと寂し気な雰囲気のある風変わりな音楽。ぴよ、ぴよという妙な声のような効果音が
印象に残る。これがなぜかミミさんのイメージにぴったりと来る。特別な動きは無いのに、なぜか演じている姿を見ているだけ
でその雰囲気に飲まれていく感じがした。
最後はポピュラーな感動を誘う音楽で、雰囲気がぱっと爽やかになる。ゆっくりと花道を戻っていき本舞台にたどりついて
ポーズをとってエンディングとなる。
どうしたらこういう出し物を考え付くのだろう。本当に不思議な印象を受ける踊り子さんだ。

上杉えまさん
以前にも上野かTSで拝見した出し物。迷彩服に銃を持って登場し、激しい音楽にのって銃口をあちこちに向けてステージを巡る。

杉原かのんさん
姿が完全に隠れてしまうほど巨大な孔雀の羽扇子の裏に隠れて登場。イスラム圏の民族衣装のような格好だ。顔は目だけを
出して、目の下からマスクのようなもので隠して、頭から白い布を後ろへ垂らしている。じゃらじゃらと銀のアクセサリを
たくさん付けていた。
民族的な手の動きとか、手足をロボットのようにカクカク動かす意味不明な動きとか、何でもありのかなり渾沌とした振り
付けがいかにもこの方らしい。この衣装のままターンをする姿は綺麗というよりもちょっと妙な感じといったところ(^^;)
ベットは特別な動きは無かったけど、その心地良さそうな表情だけでも見るものを惹き付ける力があり、さすがだと思った。
目のあたりのお化粧がちょっときつめになったかな。

園田しほりさん
5月の渋谷で拝見しています。そのときは体調が優れない様子でしたが、今回はとても元気いっぱいのステージでした。
きらきらした銀色の衣装で登場。ノリノリの音楽に合わせて勢いよく身体を反らす動きを多く見せる、とても格好いい感じの踊りだ。
ベットの音楽も引き続きアップテンポで、薄い白のシャツをラフにまとって、ダンスのときと同じような勢いのある動きを見せる。
踊るのが楽しい、という気持ちがよく伝わってくる。見ていて非常に楽しかった。トリに相応しい見ごたえのあるステージ。