栗橋大一劇場へ行ってみることにした。栗橋駅から劇場へ電話すれば迎えに来てもらえるらしいが、ストリップ劇場の
送迎なんてちょっと気が引けた。東武日光線の南栗橋駅から徒歩で20分くらいとの情報もHPで見ていたので、歩いて
いくことにした。
栗橋は思ったよりずっと田舎だった。田舎の駅でよく見掛ける、階段付近にだけ屋根があるホ−ムだ。列車を降りて、
階段を登りきったところに時刻表が貼ってある。東武日光線は左方向との案内表示があり、ちょうどタイミングがよかった
のか、7分ほどで上り電車が来る。細い連絡橋を渡っていると、暗闇の田んぼと思われるところ一帯からゲコゲコゲコゲコと
蛙の鳴き声が響き渡ってきて、これにはちょっと驚かされた。間もなくやってきた浅草行き電車に乗り、隣の南栗橋へ。
かなりのスピ−ドで暗闇を走る。一駅でも結構な距離がある。南栗橋は最近建てられたと思われる大きな駅。駅前の草原が
とてもすがすがしい。
劇場へは25分ほどかかっただろうか。始め駅の出口を間違え、田んぼだらけのとんでもない所へ行ってしまい、もういちど駅
に引き返した。地図のとおり、国道4号線沿いに劇場があった。きらきらと看板が光っていたので、遠くからでも、あそこだな
と分かった。WELCOMEの大きな表示があって、ストリップ劇場にしては明るい感じだ。駐車場は満車で、相当な盛況の
ようだ。桜樹ルイという有名なタレントさんが出演するそうで、「テレビ朝日トゥナイト2」「フライデ−」などお祝いの花飾
りが沢山建てられ、隣接の仮設テントでは写真集なども売っている。
紫城なつきさん
きれいな人だ。踊りがとぉっても気に入った。動きがもう素晴らしい。ぜひもう一度見てみたい人だ。
本郷夏海さん
刀を持って、女性版ロビンフッドの様なものを演じていた。
冴木麗花さん
とにかく、動きも容姿もかわいらしい。背中にすごい入れ墨をしていて、びっくりした。もういちど見てみたい方だ。
望月しずかさん
かわいい!目がくりっと大きく、整った顔立ち。踊りのほうは普通でしょうか。ポラロイドの枚数が少なくて、驚いていた。
「こんなの初めてですよ・・・・」「なんか皆さん暗いですよ」
「皆さん、ストリップは初めてですか?」(あたりを見回して、数人の観客がうなずく。)
「あぁ、なんか、そんな感じですねぇ・・」「終わりにしちゃいますよ〜」
「本当にいいですか〜?」
最後には「みんな、ルイ姐さん待っているのかなぁ・・・」とぼやきも。
河合あいかさん
小柄でかわいい感じ。登場前、ファンの人から「あいかちゃん頑張って−」の応援あり。最後には差し入れもあり。
弓月絵梨花さん
胸が大きくて、大柄な人。
桜樹ルイさん
写真でみていたとおりの、あの笑顔がかわいい。劇場の前に貼ってあった「アイドル」の意味が本当によく分かった。
あの笑顔で見つめられると、別にファンでもなんでもなく、初めて見に来ただけなのに、どきどきした。ほんとにアイドル
ストリッパ−なんだなと思いました。踊りもなかなか見応えがありました。
終演後、さすがに終電が迫っていたので、従業員の方に「駅まで送って欲しい」と言うと、快く送ってもらえました。
内外タイムスの”ベスト舞姫”の広告につられて、きっと上手い人が出るのだろうと単純に期待しながら、
シアタ−上野へ行ってみることにした。仲町通りを入ってすぐ右手にある小さな劇場で、細い階段を降りた
地下に劇場がある。こういう劇場にしては珍しい、愛想のいいおばさんに料金を払い、細い通路兼ロビ−を
抜けて劇場に入ると、すでに立見客も大勢いる。拍手とタンバリンが賑やかで大変な盛況である。前に進む
こともできないため、やむをえずその場で立見することにする。劇場で立見をするのはこれが初めてだ。
舞台に目を向けると、低い盆の上に、座って優雅に踊っている女性がいた....
あれ、この人はどこかで見たことがある....
先月、「ショ−アップ大宮」で初めてストリップというものを見た。いったいどんなものだろうと、おそる
おそるドアを開けて、舞台で最初に目にしたのがこの踊り子さんだ。こんなところでまたお目にかかれると
は思わなかったので、嬉しい。名前は何というのだろう。そんなことを考えながら、ふと左壁に貼ってある
上演時間表を見ると、舞台はまだ2回目の途中であった。
初めて劇場に足を運んだ大宮から数えて、今回が5度目の観劇となるが、いつも1回分しか見たことがなく、
今日は2回分(3・4回目)を見てみようと思いかなり早めに来たが、ちょっと早すぎたようだ。
染谷雪乃さん
顔が雪のように白い。なかなかかわいい。
真田安見さん
バンカラ姉ちゃんという感じ。タッチショ−。
乙姫くるみさん
体形はややふっくらとしていて、大人っぽく、エキゾチックな顔立ち。一番後ろの席にも十分漂って来る強烈
な香水。ときおり見せる、誘惑するような表情に、思わず引き込まれる。ポラでは、かわいい声で優しく丁寧
に応対してくれる。衣装は青のチャイナドレス。やわらかな体で、ゆっくりと手を動かしながら、とても優雅
に舞うその姿に、本当にうっとりと魅了させられる。私が初めてのストリップで、最初に目にした踊り子さんです。
松本小夜さん
とてもキュ−トな顔立ち。にこにこしている。見ているほうも、自然と笑顔になる。踊ることが楽しい!という
気持ちがすごく伝わって来る。背が高く、スタイルがいい。踊りも動きが早く激しい。なかなか上手い。選曲も
良くて、最高に盛り上がった。フィナ−レのときは何故かセ−ラ−服だった。
千堂あやかさん
豪華絢爛な着物のようなきらきらした衣装を纏い、大きな扇子(のようなもの)をばっさぼっさと振り回しながら、
完璧とも思えるような素晴らしい動きを見せる。素人目にも、ただ者ではない、天性の素質を感じました。
草薙恵さん
ボ−イッシュな感じで、彫りの深い顔立ちの方。黒のス−ツにピストルを持って登場。踊りが中々上手い。
ミミさん
高校生?みたいなあどけなさが残る娘。小柄でスタイルは並み。両手に持ったお花を振りながら妙な曲(女性の裏声
が多い曲。春のイメ−ジだろうか?)に合わせて踊っていました。けっこう好みの感じ。とてもかわいい。ベットは
バスタオルを巻いて、誘惑するようなダンスから、寝っ転がってばたばたしているという、あまり芸の無いものでし
たが、かわいかった。
広末順子さん
大柄で足がとても太い。ドレスのミニスカートが全く似合っていない。ダンスはほどほどに上手いと思った。
巽翔子(たつみしょうこ)さん
艶やかな着物姿での日舞、曲は知らないが、演歌POPS調の「くるまやさん〜」という歌だけをよく覚えている。
目が細く、日本的な顔立ち。踊りは上手い。
御幸奈々さん
トップスタ−ということで、大変期待して楽しみにしていたのですが..。足を怪我されているようで両足にサポ−タ
を巻いて痛々しく、肝心の踊りの方も最初から何かぎこちない動きで、おや変だと思っていたのですが、たびたびバラ
ンスを崩してよろけたり転びそうになったりで、見ているのが辛かった。出し物はミュ−ジカル調の曲に乗って、おそ
らく足が良ければとても素晴らしいものになったに違いないと思います。選曲もセンスが良くって良かったのに。
足を治してぜひ素晴らしい踊りを見せてほしいです。
今週は桜木桃香さんが5日間ほど出られないらしく、代役が出ているという貼り紙あり。料金はファン感謝祭で4k。
最近の大宮は以前7香盤だったのが6香盤に定着しつつある。
17時30頃入場する。既に3回目の牧瀬さんが始まっており、大宮にしては珍しくお客が多く、盛り上がっている。
牧瀬茜さん
派手な顔立ちでかわいらしい。ゆっくりと歩くだけで絵になる。特に踊りが上手いと言うわけではないが、動きに
とても情緒があり、なかなかいい。
麻生環(あそうたまき)さん
今日がデビュ−2日目とのこと。始めの2曲、アップテンポで走りまわり、元気がいいところをみせる。曲が変わり、
ゆっくりとしたベットが始まると、やはりぎこちない動き。慣れていないというか素人っぽい。ベットでのゆっくり
した手の動き、表情作りというものが初めのうちは、かなり難しいものなのだなぁと感じた。普通のお姉ちゃんという感じ。
トオル&レイさん
レイさんは長身ですらりというか、かなり痩せている、その体をしなやかに踊らせて、とても怪しい感じの音楽で
ダイナミックに舞う。上手い!
香取しずかさん
和服姿で、頭にはでっかい帽子(というか、大きな丸いもの)をかぶり、ほとんど動かずに足先を伸ばしたり、両手に
もったカスタネット?をときどきぱちんとさせるのがかわいい。1曲目を終え、2曲目から動き出す。曲は沖縄民謡っ
ぽいPOPSだろうか、なかなか良い曲で気に入った。丸顔で、かわいい感じ。
MARIYAさん
白の網目の衣装で、日焼けした肌、スポ−ティ−な感じでやや日本人離れした感じだ。ブリッジや、足を垂直に上げる
ポ−ズなどを美しくきめて、踊り自体もメリハリを付けて、工夫しているのが解る。派手な外見だが、にこやかで愛想
がよく、素敵な踊り子さんだ。
地下鉄銀座線の田原町より徒歩で10分くらい。歩いていると、仏壇屋さんを何軒も見かけるところがいかにも浅草だ。
「六区」なんとかという標識が見えたので、これが元で「ロック座」というのかなと思った。浅草演芸場の上、エレ
ベ−タで4Fがフランス座だ。料金は3kと安め。
場内に入ると、かなり広い。清潔な感じがとてもいい。
舞台ではかなりのベテランさんと思われる人がオ−プンショ−をしていて、ちょっと驚く。若尾光さんという人だと
後でわかった。
次に出てきたのは立花杏奈さんという人で、前に「トゥナイト2」のストリップ特集で、TSミュ−ジックでかかって
いた音楽と同じだ。オリエンタルム−ドただよう雰囲気の曲だ。手の動きが細やかできれい。小麦色の肌で、すらりと
している。フランス座ではポラはやっていないと劇場案内のHPで見たが、ポラも有り。
次は源&沙織さん、源さんはちょっと年配のいかにも芸人さんという風情、沙織さんは30代くらいか、とても明るく
てハイテンション。源さんのプラスチックの〇〇〇には一瞬本物かと思ってしまった。初めドリフの音楽でコントらしき
ものをやって、次は2人によるからみ。これが非常に面白く楽しい。お客さんと楽しむコ−ナ−というのがあって、
沙織さんの○○に紐が4本入っていて、お客がそれを一本ずつ引き、出てきた鈴の色によって、演じる項目を決めるという
もの。「ラップでGO」「お土産」「ち○こ」「ちち」など。ギャグも3回目と4回目とでは少しずつ違っているのがさすがだ。
「これが終われば、きれいなの出てきますから。」としきりに笑いを誘っていたが、沙織さんはなかなか綺麗な人だ。
次は中嶋寧々さん、この間TSで見たばかりの若い娘。出し物も同じで、椅子に腰掛け、赤い派手なドレスで、シャッフル
リズムの弾むような音楽で登場。顔を覆っていた手を左右にゆっくり開くと、寧々さんの顔があらわれる。踊りはまずまず。
TSではプレゼントやポラがものすごい量だったが、ここではポラが少なくて、いくぶん不機嫌そうな表情で退場した。
次はトリの来宮千秋さん、ベテランさんという感じ。和傘を使った出し物で、傘の後ろで衣装を脱ぎ、傘をとると素っ裸に
なるという見せ方はさすが。踊りが上手い。
そして次は、自動的に4回目に突入していた。どうも各回の切れ目がないようだ。トップはあずさ美穂さん、どことなく
オリンピックの体操選手を思わせる顔立ち。ファニーフェイスって感じの愛敬のある顔立ちだ。踊りのセンスが抜群。
場内アナウンスでは「マジックヌ−ドショ−」とのこと。手を使わずに、ステッキを宙に浮いているように操って見せる
のがマジックだ。これを踊りながらやるところがすごい。ダンスも素晴らしく飽きさせない。オ−プンのときには、時々
「ハ−」「ヤ−ア−」とか甲高い声を出して元気いっぱい。
4回目トリの来宮さんのステージが終わると、場内はお客さんもまばらになっていた。来宮さんが最後に「ありがとう、気を
付けて帰ってね〜」と言っていたのをよく憶えている。数週間後、劇場は閉鎖されてしまった。
最初で最後の浅草フランス座訪問となりました。