◆さあさぁさあ！鉦太鼓で囃して、ぴ〜ひゃらら、かしこまって伏せた面をあげぃ！　取り出したる扇子、袂捌きに裾捌きをごろうじろう。初春の碧空を写す和服の袖に、めでたく舞う鶴の群れ。◆髪にのせる椿の飾り、花も盛りを過ぎればぽとり首から落ちるもの。払い落としたバサラ髪で、転がり落ちた毛糸玉を追って、ふらり裸足で、冥土の道行き。◆何が叶うか、ジュバンに千羽鶴。あどけない表情で「あや」を取る。馴れた手元のつもりが、絡みついてほどけぬ赤い糸。嬢ちゃん、その絡まりは、しがらみ尽くした衆生の「縁」、解けるものなら解いてみな…

◆とっても〜とっても〜とっても…な、女学生姿ではじけて、はねまくり。紺と白のシンプルなセーラー服に、小さな白い花飾りが頭上にワンポイント。めまぐるしく運ぶ足、靴先で刻むステップが、お茶目で、実に技巧的。◇◇◇◆白いベット着、透けて見える、裾を割って見せる脚の流れるライン。◆♪虚しさと、悲しみと……　すべて包み込んで咲く「白い花」。歌の詞に微妙にからませて、素直な驚きと沈む物思いとを、けなげに、表情で歌いあげ…◇◇◆５本の薔薇を盆に残し、去り際、花道へ投げ込む花束ぽおぅん、過去との訣別の辞にも見てとれて……

楽日はどちらにしようかと思っていたのですが、考えているうちに大宮の開演には間に合いそうも無くなり、お久し振りの人が多いニューアートにしました。

1.小泉まなさん
小泉さんを最後に見たのは、まだ前のお名前で活躍している頃でした。その後お休みされていたのもあって、本当に久し振りとなりました。
まずは白いドレスでゆっくり目のダンスから。そして２曲目になるとぐんとスピードアップして、小気味よいステップのダンスです。ベットでもポーズをいくつも披露と、昔と全く変わっていない姿が見られて、本当に懐かしい思いがしました。
懐かしいと言ったら、ポラの最後にご自分が出演しているビデオの宣伝もやっておりました。名前が変わっても本当に変わってませんね（笑）

2.藤堂つかささん
可愛い雰囲気のダンスです。藤堂さんを見るのって既に３回目なんですね。

3.松本浬香さん
青い衣装でアラビアンダンスです。この作品はちと押さえ気味なんですね。
で、２・３回目は時間の都合でしょう、前にも見たステッキを持って踊る演目をやってました（但し３回目はベットのみ）。あの細かいステップ、格好いいすねえ。
それにしても、ロビーでお会いするとかなり小柄な方なのですが、舞台に上ると全くそれを感じさせないんですね。

4.山口凛さん
ちょっと論争（笑）を引き起こしている黒猫ちゃんです。私は元船員さんの意見に賛成です。最初の少女は黒猫の飼い主でしょうね。そして２曲目からは猫役に切り替わっているのではないでしょうか？
ただ最初のところで少女が「もっと仲良くしたいな」と言う雰囲気の仕草をしていたので、藍さんの言う猫に変身した説も捨てがたいのですが。

5.平松ケイさん
お正月らしく和服でしっとりと踊ります。それに合わせてベットもポーズは少な目にゆっくりとしたものです。これが実に色っぽい。平松さんと言えばガンガンロックでのベットをやっても決まりますから、本当に幅広い演技をする人だと改めて思いました。

6.鈴木麻奈美さん
鈴木さんも休業されていましたので、お久し振りとなりました。大きな羽根扇子を持ってまずはゆっくりとダンス。そして２曲目になると、こちらも懐かしいあの腕を凄いスピードで動かすダンスとなりました。
ベットはぐっと押さえ気味のもの。こんなベットもなさるんですね。

しかし、三が日もとうに過ぎてもうそんなに混まないだろうと思っていたのは甘かったようです。開演前に着いた時はそうでも無かったし、ポラも１回目の途中までは比較的順調でした。ところがやはり後半になると売れ出して、２回目にもなると毎回長蛇の列が出来ていました。
そんな訳で皆さんのフルバージョンが見られたのは１回目だけ。年末みたいにゆっくり行っていたら、小泉さんを完全に見られなかっただけに、早めに行って助かりました。

◆紫のベールたなびかせ、アラビヤ衣装で整然と優美な舞い。手首、肘の柔らかい扱いはアラビヤンそのものですが、ごくゆったり。ベールの下できりりと結ぶ唇。シンメトリカルに振って、いや増す神秘性。◇◇◆メロディアスなボーカルが中高音域を駆け巡るロック。白いブーツ、左踵にチェーンがきらり。細かい花柄あしらうコート羽織り、閉塞、憂愁、立ち向かう気力も萎えて、魂の苦悶…　独り芝居で演じてみせて。◆椅子を盆に持ち込み腰掛けて、３曲目へ。ブーツの足を高く掲げ、白い裸身がさらに白く見えるよう、ポーズを穏やかに運んでみせました。

って琴で今週の実績だけ。
大和Ｍ（２） 渋谷道劇（３） DXK SNA

大和は琴さんのあくびちゃん。
あの激しいダンスを毎回ノーカットで踊られていて感嘆。。。

渋谷はアイドルチックな香盤で溌剌としていて楽しかったデス。

DXKはチナツさんの演目が特別印象に残ります。

SNAは凛ちゃん、平松さん、麻奈美ちゃんと固め打ち(^^)
一番楽しみにしていたのに一回しか行っていないのが....
後半また何回か足を運ぶ予定でいます。

正月公演を一部観てきましたので。
（四回目五景〜）

五景
三代目東八千代さん扮する『狐の嫁入り』です。
なにか物悲しさ、奥ゆかしさといった情緒漂う景。ベット後半から静かな曲が続きますが、
少しいままでの三代目さんとは違った雰囲気がかもしだされていました。

六景
沙羅さんをセンターに総勢で踊る旅ガラス。盆まで使ったフォーメーションダンスで豪華な群舞です。
途中で、洋舞の衣装に速替わり。ＪＡＺＺっぽい曲にのってのダンスで、正月公演ならではの景。
少し照明おとして衣装も黒（蛍光イエローも使っているので）。
群舞での田丸愛さんのオーバーアクションが観ていておもしろかったです。

七景
サーカスの道化師お三方とともに、白沢きらり姐さんが新人お二方（亜衣さん、さくら水礼さん）
を引き連れて。華やかでコミカルな感じもあり、私見ではこちらの景を休景明けの六景に持ってきた
ほうがいいような気もしました。花道での盆で白沢さんのポーズ連発（とくに足の線）がきれいでした。

九景
雅麗華さんをメインに、黒、赤ドレスで終始フラメンコ風の構成。
三代目さん、沙羅さんとバックダンスも強力でなかなか見応えある景です。
ベットさいごにアップテンポで雅さんならではの綺麗なポーズの連続技をご披露。

十景
くのいち忍者のダンスとお姫様役は水来亜矢さん。名物の立ち回りもきれいです。
助けるは、やはり速替わりの雅さん（オトコ役）で、颯爽とした少年剣士の雰囲気もありかっこいいです。
水来さんのベットはまったりゆったりしながらも、指先にも気をつかっていて、お姫様っぽさがよく
出てました。

十一景
フィナーレは浅草でよく使う曲ですが、これも豪華なレビューもありよかったです。

◆進化する野獣、猛り狂う吠咬、この狭い檻の中で、その前足の一撃にとどめを刺されたら、本望です。プラネタリウム、満天の星瞬く鏡の背景。南十字星が一段高く、強く、野獣に囁きかける。◆四つ這いで腹と背を交互に入替えるように波打たせる。大きな力が大地から注がれる。音にほだされて立ち上がる百獣王。◆うおぅう、うおおぉう、打楽器の洗礼。流れを止めずに脱ぐつなぎ。５歩で届くよ、舞台から花道先までのみちのり。眠りからさめたけだものが、観る者の熱き心を、揺りさまして。身を乗り出していつの間に？いつしか我も、とらわれの檻の中。

◆♪○○○ムスメはス・テ・キ・なコ！　で、ツカんだ後は、邪魔なベールははずしちゃう。身振り交えて演じてみせる、茶目なお茶目なおんなの子。トップスピードで駆け抜けて、唖然とする周り（私も）をキリキリ舞いに！◇◇◆３曲目ベット着に着替え、４曲目せつせつと語るボーカルに手と顔で表情つけて、花道席一列に並んだお客さんに語りかけ。手話のように語る仕草があまりに雄弁で親密、そのままタッチショーに移行すると言われても、違和感がありません！？◇◆終曲の女声バラード響けば、スモークと光の洪水の中、腰高いブリッジ姿でそびえます

◆くりくりした目、大きな瞳。目線の送り方の、旨さに脱帽です。◇◇◆淡いワンピース風、ふんわりお嬢様を装って。傘を下げてから花道をにじり寄り、到着する盆。◇◇◇◇◆腰おろして正面向き。少女らしく胸の前で組んで合わせては、ひらひらと振ってみせる、両の掌。そんな目で見つめられると…って、一瞥して必殺で、総ナメにする客席。◇◇◆着替えてベット着はピンク。大きく広がる裾を左右の中指に留めて、翼のよう。髪飾りから左頬にたらした紐の房飾り、頬ずりしながら上目使いで投げ込む視線、吸い込まれるようにどぎまぎさせてくれますネ…

◆ダンス部から短く曲をつないで衣装替え、３曲目ゴスペルっぽいテイスト、終曲も動きを感じさせて歯切れよく、盆でのベットに続いて舞台奥でもポーズ、サービスカットでキュートな笑顔。◇◆出は舞台中央から。白いブラウス、チェックの赤いスカート。おしゃまな雰囲気から、２曲目でラメっぽくバニーをちょっと思わせるデザインへ。◇◇◇◇◇◆シャープなダンスもさることながら、一枚一枚脱ぐうちに、目つきがすわってきて、娼婦のそれのよう…口元に笑み浮かべても、目元は敵を骨抜きにしてやまない、毒気のある視線。わずかの間の変容にドキ！

◆元船員さんは１曲目カットでしたか。私の方は初見の２日４回目でしたか、１曲目から山口さんが手に持つ猫の扱いの手際がまことに鮮やかで、これほど猫の存在感を際だたせると、主役の座を奪われかねないぞ…と思いました。◆あまりのうまさについ感心、素直に読みとれば、猫＝主役。しかしそれはでき過ぎた構図と感じ、反発ではありませんが、逆に作品の隠された意図をそこに感じました。その感触は今も変わらず、隠された意図探しは続きます。観劇の解釈は、初見の原体験が出発点であり、お互いそこを大事にしましょう。解釈の差は自ずと残るかと…

◆白と黄で組み合わせた、夏のひまわり娘。膝もすねも露出して、パタパタあわてて歌詞に合わせ、デフォルメした表情で。◆小柄な小姫さんの体では持て余すサイズ、白いＹシャツ。いとおしげに袖を通して、椅子の背に、椅子そのものに執着するシーン。潤んだ瞳がやがて光を、力を帯びて…◇◇◇◆海水着のようにストラップが首筋と乳房の裏側で、蝶結び。ひまわりの色のブラが艶やかな肌を、わずかに覆う。◇◇◇◇◆どうも、悲恋の歌のよう。胸のうずきをさらけ出すように乳房を…　くず折れる膝、悲嘆にくれて埋める顔、再び向けた顔に見とれるままに

> 初見時の印象は重大。

初見は５日の３回目。この時は冒頭の１曲目、すなわち少女のシーンがまるまるカットされ、暗幕に隠れて出てくるところから始まりました。いきなり黒猫で始まりましたからね、藍さんがおっしゃるように、この印象が重大な影響を与えているのかもしれません。しかし、しかしですよ、少女が猫になるして、どんな喜び（得？）がベッドで表現されているのでしょうか？　僕は人間に変化する過程と人間になれた喜びを表わしたベッドだと思いましたが。（だって、性を積極的に楽しむのは人間だけでしょ）　さてどうなんでしょう？　今週はもう行けませんが、「少女→猫」説のおかげで、来週の川崎訪問がより一層楽しみになりました。

> 元船員さん、ひめはじめまして（笑）。異議に異義みとめまぁーす。◇◇◇◇◇◇◇◇この変身タンの解釈は２通りあって、猫へか、人へか、私も迷います。入れ替わりの場面は、暗幕持たせたうえに、投光さんも舞台暗くして…状況証拠はすべて、元船員さんに有利！……　◇◇◇ところが趣旨、ストーリーの一貫性を考えると、記憶たどれる範囲では少女→猫、すなわちキャットピープル（ナスターシャキンスキー！）、の起承転結も説得力を持ち得ます。解釈用記憶ルートの不可逆性から、初見時の印象は重大。しかし明日も一定かはわかりません。では楽日に

藍さん、はじめまして？
１月５日は僕もＳＮＡに行ってました。

> ◆猫に忍び寄る少女の姿。どんな手綱か一瞬で、猫の皮着て早変わり。

この出し物は最初から黒猫が主役。人間になりたかった猫の話ではないでしょうか。少女は前振りの端役でしかないと思うのです。端役としても凛ちゃんが最初から黒猫姿で相手の少女が人形というわけにはいかないですよね。だから役のすり替えが必要で、忍び寄るところはお客サンは見ないふりをしなければならない。だって暗幕に隠れたままでしょ。本当のお話は凛ちゃんが脚立にぽつんと１人（一匹）佇む場面から始まると思うのですよ。

藍さんの洞察力、感性にはいつも感心しながら拝見してます。かなり鋭く的を得ているだけに、劇場へ行くより先に藍さんの文章は読まないようにしてます。はじめに自分の目で見てその感想や印象を藍さんと比べてみる。「ああ、そういうことだったのか」と教えられることもあれば、今回のように「違う！」と思うこともあります。今回は思うだけじゃなくて発言してみました。ただし、どっちが正しいということではなく、こういう解釈の仕方もあるということを言いたかっただけです。

◆勇壮でも悲壮でもある楽曲にのせて、旗竿を振り回しながらのダンスは前半の山場。白装束、白い旗、象徴するものは何でしょうか。錦の御旗は慣用句、多民族国家はひとつの旗を戴いて集結する。その思いが何であれ、張り裂けんばかりの思いをこめて、振り切った旗の先が、天をつく。◇◇◇◇◇◆身振りで、鶴首の瓶を抱く、房の葡萄を口に含む。天を仰ぎ、笠を向け慈雨をすくう。◆ヨコハマ・ブルーの背景を横切る、レモンイエローの光の帯。イキのよいポーズを切れば、せり上げた胸の上をかすめて走る、光の通り道。

◆紫地に白の蛇の目傘、開いて回し、身を隠すように沈める和服姿。流す演歌の詞に埋めたキーワード、芝居、稽古不足…ご冗談を！　整えた末に出した振り。◆所作も仕草もこの振りの中では、日常性から遠くかけ離れたものに。急がず、勢いに任せず、淡々と…　その一瞬一瞬に、くさび打ち込むよう繰り出す動き。◆始まりは足元を留めて、傘を扱う手つきは掛け軸でも扱うように慎重に。最後まで、身から離さぬ白いうち掛け、覗かせるうなじ、去る姿。空模様を気にして天に差しだすたなごころに、舞い降りるひとひらの雪、見たような…

◆ハードロックにヤアヤアのかけ声、威勢の良さに活きの良さ。ゴールドのガウンを取って、太鼓連打を真似て、泳ぐ腕。◇◆♪肩の力抜けよ、リラックス♪　全身の網タイツが鍛えぬいた筋肉をホールド、ターンへ。左右へのステップ時に、短くポーズを挟んで、またターン。瞬発力でこなす振り。◇◆腰周りを僅かに隠すレース状の白い布。気迫みなぎらせて向かう盆。◆仰向けた体、バーチャルなパートナーの肩に回した腕、引き締めた手に力がこもる。◇◆弓を引き絞るようにしならす背。ブリッジで、こめた気を払うように立ち上がり…

◆３曲目を踊り尽くした引き際から、そろりそろり、海底散歩のようにゆっくり進める忍び足。再登場は、一糸まとわぬ姿。裸身を白い大きな羽根扇に埋め、更に忍び足。頭を傾け扇に身を寄せ、くず折れて。◇◇◆仰向けで漂わせ揺らす足。藻にからまんばかりの腕。別種の生き物を眺めるよう。◇◇◆海底を思わせるこの光景を、さぁーっとなめるように照らすのは、ミラーボールから散乱する反射光。頭上を横切らせ、天にかざす羽根扇、シェルのように開けばビーナスの誕生へ。和音を重ねる弦楽器群、真珠のようなピアノの音色。ふくよかな余韻を味わうよう

◆少女の頭の中を占める、黒い猫。じゃれつく姿は可愛いくとも、唯我独尊、傍若無人、遊び相手に目もくれず、細い眼をして仏頂面、そっぽ向かれて、独り残される闇の中、黒猫よ。◇◇◇◇◇◆猫に忍び寄る少女の姿。どんな手綱か一瞬で、猫の皮着て早変わり。びろうどの毛、ぴんと立つしっぽ。くすぐられれば悦ぶ、しなやかな体を手に入れて。◇◆猫の体を支配する少女の感受性。黒い毛皮の下からあばかれてあらわ、白い肌。体内を食い破るようにして押し寄せて、あふれる快感の波。きわまる果てに、ブリッジに結晶して。

おめでたい紅白色で揃い踏み。赤組ユキちゃん白組ももちゃん
互いの片袖にゃ紅白の縞の入った振袖が、もう片方には羽根扇。
くるくるくるっといつもより多く廻って踊ります。
お次はカクテルサービスにシェーカー使ってダンスすりゃあっ
という間に出来上がり。お客さんに振舞えばあっという間に売
切れか。
お酒で酔わせたその後はダンスベットで酔わせます。始めにユ
キちゃんその後でももちゃん登場二人して、魅せるポーズの美
しさ。気付けば時も経つものであっという間の終演か。

新春の良き日に寿ぐ元日の大和Mでありました。

なお３が日はフィナーレ終了後和服姿のフローズンピーチのお
二方が、お屠蘇の振舞い酒をされておりました。

◆晴々と、元旦の空に、舞う蝶の。◆十重二十重の衣を、引きちぎるように翻す１曲目。衣装に膝が隠れても、大きく踏み込んで揺らす羽根。◆音の詰まった１曲目から…２、３曲目と移って隙間が広がれば、自在な振りをまぶして、多彩に開花。◇◆直径２ｍの球体に、内側からくまなく触れ、前後左右にまわるよう。◆アドリブの勢いはオナベットまで流れ込み。たぎらせた体内の奔流に、せき立てられるようにして、つかむ先を求める手、よるべのない足。◆醒めた夢、四つ葉に開いた蝶を背に戻る花道、舞台奥へ。フラッシュに包まれて霞む、立ち姿。

◆下手でお客さんのおつむがこくりこくり。投光さんが小窓からちらりちらり、最後の客が立つ気配を探る。蕨２３時。最後の客はただ２人。◆長身、巻毛、小麦色の肌。精一杯の営業スマイル。トリともなれば、日本語も達者。…お祝いはするの？…うん。…ラム？…ううん、ビア、日本の。…ビール、おいしいよね…◆タッチ、ポラ、オープン。目の前でじゃれ合うように、浮かせた腰をグラインド。‘サンバ！’とか、ひとこと発声して。◆サンバの好きな娘たちの城が消え、この地になじんだ和人の踊り子の思い出も今は、遠ざかり。どれ、寶探しに東へ西へ。

◆♪タッチ・フォー・ザ・ベリー・ベスト・タイム…って、タッチの姐さんの酒落でしょうか。原曲と違って太い男性の声。とさかに尾羽根、ピンクの縁どり。長いスカートの裾が掃き清めるようにステージの表面を、すべります。◆ハメをはずした勢いで、ピンクの下着で陽気にはじけ、膝から下を蹴上げるチャールストン。口にくわえて手袋はずす仕草もチャーミング。◆スタンダード・ジャズ・ボーカルで脱ぎ去って、白のベット着、肩にさっと掛け。◇◇◆ベットは愛の二重唱。オーケストラが壮麗に盛り上げ、Ｌにブリッジに。大和から続けた今作はこの日迄

今日は仕事初め。
年の始めから根を詰め過ぎると後が続かないと思って早めに仕事を切り上げ、正月はやっぱりココから始めようと浅草ロック座へ。

月末にかけておちゃらけ部分が出てくるのかもしれませんが、今日見た限りではとても引き締まった出来上りでした。
おもしろい景も結構あって、正月早々、楽しい観劇でした。
う〜ん、満足！

四景
双子？もしくは姉妹と思しき○人さん二人のステージ。
ベッドパートで赤い布を一緒に持ってポーズを決めたりしていました。
息もピッタリだし、アイデアとしてもおもしろかったです。

六景
出だしの音楽で和風のステージかなと思いきや(衣装もそれっぽく着ていましたが)、２曲目から洋風バリバリ。
ここもアイデアですね。
その後は、沙羅さんの持つやさしさ、美しさが凝縮されたようなベッドパート。
自分的に結構ハマって見てました。

七景
今週デビュー(？)の小柄の踊り子・亜衣さんのダンスが小気味いい感じで、いい味だしていたように思いました。
結構、器用なのかな？

十景
水来亜矢さんは初見なのですが、雅さん、三代目さん、沙羅さんの向うをはる感じで、結構、存在感をかもし出していたように思います。

十一景(フィナーレ)
(昨年の８月に比べて)これくらいのテンポの曲の方がフィナーレとしては収まりがよさそうな気が・・・

ということで、また何度か見に行きたいですね。

◆日が沈んだら私のでばんさ。◆横たわる後姿にキセルでなまめかしい雰囲気を…◆衣裳掛けの赤い布（ついたて）の向こうには…◆あんどん（らんたん）の青白いかすかな明かり。◆真っ赤な布で腰や腕を巻き、伸び伸びとしたキュートな姿態を揺らし空間に開放していく…腰のチェーンや生気あふれる表情は　うねるようなベットを効果的に演出していく。◆華やかな香りや冴え渡る夜の月の情景が対照を成す…

五木寛之・原作／脚本『旅の終りに』の最終公演を見に吉祥寺の前進座劇場へ。
前に見に行ったときから、シーンが追加されていたり、修正が入っていたり
してまして、仙葉由季さんの登場シーンも１つ増えてました。

それにしても、ストーリーわかっているのにまた泣いてしまうとは。(T-T)

「艶歌の竜」中村梅雀さん、ええわ〜。(ToT)

◆去年の人とまた比べないでよと、新年の１曲目。◆ゴールドのきらびやかさに扇子の動きが加わる…。◆舞台に身をかがめ白く透ける布から現れ、あざやかな着物に帯でところ狭しと熱く疾走。◆あなたにとって私　ただの通りすがり…観客と繰り広げられるひとときの躍動が触れ合う彼方には　過去から明日への旅立ちが…燃える太陽のような色のうちかけで具現される。◆刻々と変わる表情、秘めた思いで遠くを眺める風情。◆壁際に寝返りうって背中で聞いて寝たふりしてるまに…オープンへ。

◆フルバージョンのハイカラさん、凝った振りはありませんが、２曲目途中、加速してからの疾走感で、熱くさせられます。◆頭上のリボンをはずして髪解けば、すました顔がぐっとアダルトに。黒の下着に花柄のジュバン羽織るところなど、あでやかで良いですが、さらに着替えた後の、長い袖の紫衣、引きずるようにして登場してからは、刻々と変わる表情で勝負です。◆いわゆる視線攻撃で客席の関心を買うわけではありません。漠然と遠くを眺める風情、顔の向きを固定して視線を序々にズラしてみせて、その目元の表情のうつろいに、客席の視線、釘付けに…

◆前作、前々作が急激に成長した体（＝技量）に追いつけず、メリメリと音をたてて裂ける様を目の辺りにしたばかりです。一筋縄ではいかない難易度の今回作も、今の勢いには組伏された印象。◆ピンクのスカート、襟から覗く水玉模様がオールディーズっぽくてキュート。伸び伸びと開放的な振り。２曲目、ボーズのスピーカーが爽快に鳴らすＪＰＯＰ、シルバーのパンツにまとわるチェーンをステップの度に揺らし、格好よく。翻る掌を体から離さないように注意して…　　◆生気あふれる表情で、うねりを感じさせるベット、吸いつくように収まるポーズ。

お正月休みのラストは、夕方に目覚め（苦笑）新宿へ〜
ＤＸＫの３回目2.〜４回目1.ポラまで一回り観ました。
三が日の混雑も一段落して、場内まったり目の様子ながらポラはそこそこ売れていました。
香盤は発表通り（敬称略）かな？
1.雨木夕紀 2.酒井涼花 3.チナツ 4.ひなぎく 5.松本優香＆藤咲つかさ 6.風間ゆず 7.フィナーレ　でした。

1.雨木さん
　渋谷のトリの方と印象がダブる(^^;赤の衣装。 バニー姿も可愛らしかったです。
　機会があれば、次回はゆっくり観てみたいデス。

2.酒井さん
　ベッドパートのみ拝見。

3.チナツさん
　衣装が目まぐるしく変わるイリュージョンチックな演目。衣装を観ているだけでも楽しいです(^^)
　今年の初☆タッチと相成りました。

4.ひなぎくさん
　初見の方。何と云うか不思議ちゃん？ちっくな印象でした(^^;
　ドレスで脚の動きが観られなかったのが残念です。ミニにしては？と思えました。
　ちょっと興味がありますので他のステージも観てみたいです。

5.松本優香＆藤咲つかさチーム
　初見の新人さんのチームショー。お二人ともやっぱり初々しぃです(^^)
　懐中電灯を両手に持ってのダンスや二人が重なってのベッドポーズなど
　ペアならではの動きが観られたのが収穫です。

6.風間さん
　浜で観た、赤いドレス〜黒のスタジャンの出し物。
　そろそろ現時点での完成の域。かな？と。

7.フィナーレ
　後の色紙争奪ジャンケンは二枚ともに初戦敗退(--;くぅ〜ん。

本年の第２弾は渋谷です。正月で混むと見越して11:20頃着いたのですが、既に３列目までは満席、まだ４列目がまだ空いていたのでそこに座ることにしました。その後開演の頃には立ち見が出る程で、ピークであった１回目の終了頃にはかなりの満員状態でした。

1.花咲美優さん
正月と言う事でしょうか、前にも演じていた日舞です。あの頃より更に動きが良くなったような気もします。出来ればロックのお姐さんみたいにみっちりと日舞を勉強しても面白いのではと思います。

2.匠悠那さん
ストリート系ダンスを踊ってます。もうちょっと切れがあればもっと格好良いのですが、その辺は今後に期待しましょう。それとジーンズはもっとローライズにして欲しいです（笑）

3.喜び組
今週は桜羅さんと幸さんが担当です。人混みの為、タッチは１回しか出来ませんでした（笑）
4.結貴愛さん
ピンクのお巡りさん役ですね。犯人逮捕や交通整理に大忙しです。でも手強い犯人逮捕に失敗して囚われの身になってしまいます。でも最後は正義の味方に助けられますが。

5.美咲さん
ロングドレスで踊る美咲さん、本当は２曲目もありそうなのですが、残念ながら１曲で終了です。
ベットでは黒い下着姿で登場、そのスタイルの良さも相まって、素敵なポーズベットを見せてくれました。

6.中谷あいみさん
先々週川崎でも踊っていましたカウガールです。ともかくかあい〜としか表現出来ません。

7.さくらひめこさん
今年から名前も変えて更に活躍が期待されるさくらさん、劇場では既に看板となっているミニ着物姿で可愛く踊ります。前の作品から見るとちょっと押さえ気味ですが、雑になるより宜しいのでは無いでしょうか。
今週もベットはオナメイン。たまにはポーズもみたいですね。

で、そのかなり混んでいた状態にも関わらず、１回目は３：１５頃終了と比較的順調でした。２回目からはその人混みも少しは解消されたのですが、劇場側は余り無理して４回しなくともと判断したようで、その後もゆったりムードで進行、３回目終了１１：２０頃でお開きとなりました。

ちなみに今日はニューアート訪問の予定でしたが、鼻水と喉の痛みを感じ、明日からの仕事に差し支えてはと残念ながら断念しました(T.T)

明けましておめでとうございます。皆様本年も宜しく申し上げます。
年の初めにまずは若松を訪問しました。
無事BBSも修正出来たようですので、まずはそちらから。

1.九重ルミさん
中近東スタイルのダンスです。相変わらずスタイルのとても良い方ですね。

2.SAKURAさん
若松の新人さんにやっと会うことが出来ました。名前の通り、桜色のドレスで可愛いダンス。２曲目はちょっと変わった振り付けです。なかなか個性的な踊り子さんになりそうで楽しみです。

3.麻生祥子さん
今日は最新作とちょっと古い麦畑を演じてました。先週風邪でお休みしたと聞き心配していたのですが、比較的元気そうな姿を見てひと安心です。

4.綾瀬夏樹さん
初めて聞くお名前なのですが、どこかで見たことがあるような。で、ポラのシールを見たら名前が夏樹亜矢となってます。なるほどね（笑）
今日は豹柄スタイルとラテンダンスのふたつを演じてました。とても元気な姿が気持ち良く感じました。

5.夕貴美保さん
今週5周年を迎えた夕貴さんはお正月らしく振り袖姿のお嬢さんです。と思いきや実は世を忍ぶ仮の姿、くノ一姿に変身して勇ましく戦います。
もちろんベットはぐっと色っぽく変身しますよ。

6.デヴィさん
こちらも初見の方です。中近東の雰囲気でダンスです。若松所属の踊り子さんは良くミルキィウェイを使うのですが、デヴィさんもなかなかうまく使ってました。
で、ベットはアドリブのようで、毎回入り方やポーズが違っています。私としてはご自分の得意な形に決めた方が良いのではと思うのですが、いかがでしょう。

そして１・２回目のフィナーレ後に夕貴さんとSAKURAさんによる振る舞い酒がありました。私はほとんど飲めないのですが、縁起物と思い、ビールをちょこっとだけいただきました。
その時間を考慮してでしょう、１・２回目はふたり連続でソロをやった後で合同ポラと言う進行。ただ６香盤のせいもあってとてもスムーズで、１１：１０頃には全て終了になりました。
尚４日には餅つき大会があるそうです。

それと今日は渋道へ行っていました。いつもよりちょっと早めの１１：２０頃着くと最後列のみに空席がある程度で、その後もどんどん増えて行き、１回目終了頃にはかなりの混みようでした。
ただポラの方はそれに比例する程出なかったのですが、やはり無理せず行こうと判断したのか、本日も３回まわしとなりした。
詳細は後日とさせていただきます。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日にバタバタとサイトを移転したのですが、若干、トチッた部分があって今まで書き込みできない状況が続いていました。ようやく復旧しましたので、お知らせいたします。大変申し訳ありません。

引き続き、観劇レポ隊をよろしくお願いいたします。

イベントで押し押しが予想される渋谷と新宿は避けて浜へ。
２回目の清水さん（18時くらい？）から４回目のTAKAKOさんのポラまで。

入場すると立ち見の場所にも困る位の大入り。
3回目スタートは確か19時くらいから。
全員ダンス一曲カットで進行しましたけれど、各々のポラがとてもよく売れて、フィナーレが終わったのが22時15分ころ。。。
こんなことなら、カット無しの３回公演にして欲しかったなぁと、思いつつも完全版が見たいが故に居残ってしまいました。
６香盤でイベントも無く、カットをしてもこの時間。。。？
（終了時間はお察しください（＾＾；）
香盤は(敬称略）
1.神崎あかね　2.小森まみ　3.永坂悠
4.春風いずみ　5.TAKAKO　6.清水かおり
と、発表されている通りの順でした。

あかねさんは(確か）渋谷以来。スレンダーで可愛らしい感じ
の印象は変わらず。
まみさん、カットされていた2曲目にとても個性が出ていました。
永坂さんは新宿では見逃してばっかりでしたから、ホント久しぶりに拝見しました。
スタイルがいいのでポーズが綺麗に決まります。
いずみさんはピンクの大きな帽子の出し物。
彼女のほわぁ〜んとした雰囲気に癒されます。
やっとノーカット版（最新バージョン）を見られました。
TAKAKOさん、３回目は薄水色のプリーツ？のドレスの出し物。
4回目は新宿で12頭に見た、黒のフラメンコチックな出し物。
ノーカット版は初見でしたので、新鮮でした。
清水さんは、昨年見た雪ん子っぽい感じのを一曲目に、
２曲目以降は新しく振りなおししたものかと。
ベッドでのポーズが大きく立派になっていました。

で、明日は起きられたら渋谷に向かう予定デス。。。自信ありませんが（−−；

◆水色にたなびく、引きちぎれた海藻のような薄手の衣装。素足のままで、軽やかなターン主体に心地よく波に乗るような舞で、癒やします。◆舞台照明の大半は、舞台奥＆天井から照らすもの。水色の衣装に青い照明でクールにまとめれば、ガラス越しに水族館の中を眺めているような心地がします。シーツ大の半透明のビニールを持ちだして、すっかり脱ぎ去った素肌にふんわりとまとわらせたり、かぶったり。息ひとつ乱さずに淡々と、かなり起伏の少ない舞台が続きます。“水に浮くコツは、水に逆らわないこと…”という言葉を実践して示すような舞台です。

今週はかなりポラ押しがあると聞いていたので、２回目以降はカットがあると予想し、１回目に完全版を見ようと思っていたのですが、のんびりしていたらトップの上原さんは途中からとなってしまいました。

1.上原舞さん
新作とのことです。最初はピンクの衣装で、２曲にはシルバーのパンツルックに着替えて更にスピードに乗ります。
ベットでもポーズが決まって、相変わらず格好良い舞台を見せてもらいました。
ちなみに２回目だけはひとつ前の演目（黒いドレス）を踊っていました。

2.浜野蘭さん
はいからさんです。昔懐かしいアイドルの歌声に乗って楽しい舞台を見せてくれます。かと思うとベットではぐっと色っぽくなったりします。

3.植田真奈さん
明るくなると盆にいる植田さんが映し出されます。ゆったりとしたダンスです。
で、実は植田さんの体型が変わってから初めて見ることになったのですが、本当に立派に成長しましたねえ（笑）

4.浅井理恵さん
こちらもスタートは盆から。スパンコールのロングドレスが眩いばかりです。とても綺麗なダンスの後は艶っぽいベットへ移行、さすがにベテランの味を出していました。

5.鈴木くるみさん
最初はおしとやかに構えてますが、すぐにお転婆お姫様に変身。こらこら、そんなに暴れたら、裾からおみ足が見えちゃいますよ（笑）。どうもモデルはあんみつ姫みたいです。
ベットも和服風の衣装で。いつ見ても綺麗なブリッジですねえ。

6.吉野サリーさん
今回のイメージ、私はピーターパンかなあと思ったのですが、いかがでしょうか。いつものように舞台狭しと動き回ります。そしてベットではお得意のアクロバティックなポーズがいくつも決まっていました。
もちろんオープンではお馴染みのぱふぱふ付き、私も４回目にご相伴に預かりました（笑）

さて、当然ポラ押しがあって１回目は３０分遅れ、そのせいで２・３回目には全員１曲ずつカットとなったのですが、全然遅れは縮まりません。更にその後にビンゴ大会があって、４回目が始まったのは１０時頃でした。当然普通にやったのでは日付が変わってしまうので、ここからはオールソロ進行、お陰で何とか上原さんの新作を全部見ることが出来たのでした。そんなこんなで終了はほぼ０時、私も何とか最後まで見届けて帰宅しました。
しかし今日辺りはもっと凄いことになるんでしょうね・・・・・

◆長い１曲目は、盆を起点に花道を前後して、さらには舞台袖をジグザグに横切る動きで支配します。舞台奥、全面の鏡を開放し、奥行きを強調。天井から客席をなめ回す回転灯が、高さを強調。ロックボーカルにかぶさるコーラスが壮麗にこだま。◆迷彩色のミニスカート、黒い靴に膝下までの黒いソックス。音のうねりにも飲まれずに冷ややかに、暴れる動きを排除した振りは、いつものこと。短いその場ターンを、しなやかな腕の引き伸ばしのバランスで、支えます。◆丸く広げて盆を覆うベット着、白のレース。ガードル、網タイのまま掲げた脚でシャチホコへ

◆初めて会ったその方は、鼻稜のすぅーと通った、ちょっと人目を引く美形。地響き立てるようなロックにのって。カウボーイハットは浅くかぶって格好良く。ブラ、パンティ、そしてたすき掛けしたベルトはヒョウ柄で通します。◆一枚一枚、シャッターを押すようなチャンスで間を置いて、散りばめたキメのポーズ。◆素足にパンティ、バスタオル大のベール一枚羽織って忍び足でベットへ。湯上がり姿のように髪あげて、うなじをさらし。◆端切れ一枚の秘所に、指くぐらせてもみしだき。その振動が収まらぬうちにポーズの連鎖。解き放たれた髪の乱れの美しさ

◆あがないには、いえ信仰の表明には、かけがえのない最愛のものを捧げる習わしがございます。本来なら我が子を、代用に山羊をいけにえに。しかし２９日大宮で、最愛の踊り子さんを差し出されるとは思いもよりませんでした。◆讃えよジーザス！　敬虔なシスターが迷えるストリップ客のために祈ります。ゴスペルに手拍子。◆目をこらしたうす暗がりの先に、揺れる熱い炎。燭台は祭壇にぽつんと台座のみ取り残され…◆身の引き締まる「荒行」を経て、汗と苦悶にまみれたその表情。ゴングの鳴るまでリングに立ち続ける、チャンピオンの姿にダブらせて…

◆フラメンコ・スタイル。ボリュームを持たせたスカート。帽子のつばの先から揺れる、まゆ玉。かぁっと蹴り上げた脚をのせた椅子の上。裾を何度も蹴り上げて、求めたキレ。◆客席に投げては捧げ持たせる薔薇一輪。触れなば身を焦がす、灼熱の赤。舞台奥、壁伝いに出る赤いベット着、透けて見せる体。ねっとりした動きが客席の視線を誘い込む。そのままうつ伏せで腰を浮かせてはくねらすベット、固く引き締めたヒップの肉の動きがやけにリアルです。◆イエローのライトが体の輪郭を縁取って、厳しいブリッジを彩る、光と陰と。囲む音楽と相まって壮麗。

◆その姿は、淡い光の膜を通して、清涼な印象。水底のオンディーヌ。◆カールした毛の先がくるくる、ドレスの襟がくねくねウェーブして、腰から裾へ絞り込んだシェイプに引き込まれるように波打ち流れます。ピアノがリリカルなテーマを流すなか、変幻自在な掌で作り出す表情。目の前で交錯、頭を抱えるようにぐるりと回す、伸ばした指先で空気をむしるよう…　　◆白いベット着で伏す盆の上。真上から七色の光が注ぎかける。三方からブルーのライトが、もだえる動きを照らし出せば、まさに冷たい雨にうたれる印象。テーマ再来して、コルセット姿に脱皮

初日に行こうか迷ったのですが、結局この日に訪問です。今回はスタンプカード満了で無料入場出来たりして。実は道劇も無料入場出来ました。後はSNAがリーチです。

3.音羽あさぎさん
まだ若手さんのようで、ダンスはちょっとぎごちないところがありますが、ベットの方では落ち着いた感じがありました。

4.チナツさん
5.きららさん
ごめんなさい、１回目はそれぞれソロだったのですが内容忘れちゃいました(^_^;)
２回目以降はチームショーです。２・４回目はちょうど１年前にDXKで演じた連獅子。最初の妖精のようなところからどんどんと変わって行く姿が凄いですね。
そして３回目にやったのがその前に渋道でも演じた網タイツが色っぽい舞台です。
しかしチームショーをするコンビって普段は全く異なるタイプなのに、一緒に踊る時にはぴったりと合うのが不思議です。特にチームDXはふたり共舞台にいる時間が長いので、それが余計感じられます。

6.藤沢あき
噂では周年記念に合わせた新作のようです。今まで藤沢さんってゆっくりのリズムが多かったのですが、今回のは軽やかなステップで舞台中を動き回ります。
そしてベットの衣装やその仕草がとても可愛いんです。胸に付いたハートマークが取り外せるようになっていて、それをうまく使っています。藤沢さんのまたべつな魅力を見せてもらいました。

で、藤沢さんの7周年を祝うイベントが３回目終了後にありました。今まで見た中では一番盛大でした。
まずはきららさんとチナツさんをバックに藤沢さんがひと踊り。その後有ったりと、ケーキやクラッカーでの祝福はもちろんですが、今週出演している人達の他、声のみの出演で数人の踊り子さんからお祝いの言葉がありました。
そして普通なら投光さんが司会を行うのに、わざわざプロにお願いするなんて、かなり本格的ですねえ。

それでかなり押すかと思っていたら、意外にも４回目は順調に進み（フラワーさんと城さんはＷになりましたが）、予定の11:30より多少早かったくらいでした。

◆チナツさんさえどきまぎする技巧的なリズムでの振り。日本一のＤＸＫのバックダンサー従えて、前作１曲目を３人揃ってダンス。衣装の鮮やかなブルーが、目にしみて…　　◆ケーキ、七つのキャンドル、テープで流す後輩たちのお祝いの言葉。抱えきれない程花束を頂いて、胸いっぱいの感謝の言葉、ありがとう。◆ＢＧＭについ先頃の６景、ウォーターメロンマン。ちょっとじーん。藤沢さんから感謝の言葉を返されていましたが、今年の作品のかなりの部分が、きらら☆さんの手になる振り付けだそうな。二人三脚で充実した一年。さあチームでもどうかしら

状況が見えるような山代のレポ良かったです。
「〜が良くない」という内容の部分もけしてバカにしているわけではなく、気持ちよく読めました。
ほのぼのとした状況が伝わってきますね。
特に
＞もうちょっと肩の力を抜いて、・・・
のあたりは同感です。さらに、こういう掲示板を見ていると、みんなギスギスしてないで肩の力を抜こうよと思う今日この頃です。

◆キャッチャーな新作。パウダースノウの白で揃え。◆黒髪と首輪に白いボアをアクセントに。ブーツで踊るメランコリックな旋律。尖ったリズムを柔らかく振りで逃し、まろやかに取りまとめ。◆軽い２曲目、リズムが走り出す。喜悦に満ちて、陽気な妖精の振り。跳ね回る脚、左回りにくるりとターン、先行してねじる胴。腕から指の先へと伝える、スパイラルの軌跡。◆白いケープで漂う３〜４曲目。胸のハートマークのモデルを、何度か手にして、心のゆくえを占うかのように、確かめて。◆あたりを暗くして、盆に浮かびあがるポーズ、雪明かりに浮かぶ幻想

◆プロローグに引きずるような女声ボーカル。ソファで折り重なるようにまどろむ双子のふたり。バニーの耳の、左がちょっと折れ曲がっているのは、お約束。◆吹雪やんで、陽がさして、野原に駆け出す小動物。膝から脚にかけてを覆う白いにこ毛、本能のおもむくままに、愉悦にふけて…舞う粉雪蹴ちらすステップ、はじけるターン。◆盆に向かうふたりはベージュの衣装、ピンにスリット重ねて水玉模様に染め抜いて。　◆爪先立ちのトゥシューズ、腰を落として前後開脚。仲良く盆で揃うポーズのキメ。反り返した迫力ある体つきの、力こもった演技です…

◆想起力が強いというのでしょうか、情景が鮮やかに浮かぶ文章をどうもありがとうございました。しかも２０日だったとは……新宿と山代ふたつの地で、歴史が幕を閉じた日…◆肩肘はらない自然体で臨む観劇態度の推奨……ご趣旨に賛同いたします。ぎとぎとかどうかはともかくも、観劇の対象と自分との距離を詰めるため、あえて初心を捨てて臨む……誰もが陥りやすい袋小路ですね。まぁ、解脱は悟りを開くような話。戒めとして拝聴いたしました。　　◆でも文体は、スタイルだから堪忍してくださいね。いまさら脱いだら自我のストリップだってば…（笑）

　１２月２０日土曜日の終末日に観に行って来ました。
　私が入ったのは開演直後だったのでそんなに人は居なかったのですが、それでも既に２０人以上は入っていたと思います。でもその３０分後位には、最終日とあって、おせやおせやの大入り大盛況で、９〜１０時頃には、回りのフロアに老若男女の立ち見客がギッシリひしめき合って、宛ら威勢のいい村の青年団が駆けつけた祭りの様な状態でした。
　これはきっと、忘年会シーズンの土曜日ということで近場の宴会客がどっと押し寄せたのが主な理由だと思うのですが、今日でおしまいということで旅館の人もいつもより積極的に、押しを効かせたせいもあると思います。
　それに旅館の女中とか、女性客も一杯来ていましたね。

　そして、遠くから遠征して来るような物好きな客は私と後もう一人ぐらいしか居ないようでした。案外ひょっとしたら大物の人かも知れません。





　〔１番目〕は、【綾菜ゆうか】嬢でＡ級小倉所属で、丁度一年前にデビューしたばかりの新人の様で、この一年間、月に一週ぐらいのゆったりとしたペースで、全国のあちこちの劇場に出ている様です。
　とてもスレンダーで、いつもポカンと半開きの口で八重歯が目立ちました。
そんな所が、十三ミュージックの音無りん嬢に似ているので、最初ひょっとしたらそうかなと思って見てしまっていました。（汗）
　髪形が、トップの髪を中ほど辺りから後ろに引っ張って、ハーフポニーテールみたいにしてあったのが、一風変わっていて印象的です。

　ダンスは、今のクリスマスシーズンにピッタリの、ミッキーマウスがディズニーランドで楽しそうにリズミカルに軽やかに踊っているような感じのもので、
スレンダーボディーで、まだあどけなさの残る少女っぽいイメージの彼女には、とてもよく合っている出し物だと感じました。

　ただ難を言えば、目が細いのと、体全体が細いためも有るのか、顔が細いのも相俟って、ともすると貧相に見えてしまいますね。

　後、スレンダーながらに、プクッとささやかに膨らんだ少女っぽい可愛いオッパイでタッチショーをやっていましたが、若い子も年配もみんな心底嬉しそうに喜んでタッチしていまして、タッチのし方もみんな慣れていなくてタドタドシイ感じで、　慣れたマニア客の、事務的に淡々と形だけを取り繕っているタッチのし方とはハッキリ違って、一種初々しさを感じてしまいました。

　私としては、こんな所に、ここのお客さんの新鮮さとか、ストリップの原点に立ち返ったような、マニア客が何処か遠くに置き忘れて来てしまった、純粋な観劇スタイルというものを再確認させてくれたような思い一入で、とても感動してしまいました！
　この時、ストリップとは舞姫とお客が一体と成って作られるものだということがよく分かりました。
　本当に皮肉なことに、こんな事で今迄のストリップ観劇最大級の感動をしてしまいました。









〔２〕番目は、純和風の日舞のおばさんです。
　これには流石の温泉客も、おもわず「何だこれは〜！」と言っている声が後ろから聞こえました。
私も、うけ狙いのポンポコダヌキかと思って拍子抜けしてしまいました。

　でも温泉客は人間が出来ていらっしゃる（笑）ようで、気を使って必死に盛り上げてくれていましたし、
古くからの知り合いかと思しき年配の男性が、花束を持ってスゥーとショーの半ばに現れて、花束を渡すとさっと去って行きました。
　その時、そのおばさん踊り子は、今までの悲喜こもごもの思いが、走馬灯のように一気に頭を過ったのでしょう・・。
感慨一入の思いと共に涙が込み上げていました。



　ここで改めて感じさせられたことは、温泉場のお客さんは、酔いに任せて大胆になり、素っ裸でポコチン出して２ショットポラ撮ったり、ふざけてマンちゃんに触ったり、カブリツキでは終始お盆に肘をつけて見ていたりなのですが、
ストリップというのは本来こういうものでいいのだ！という最もストリップらしいストリップの原点を見た思いでした。

　マニア客より一般客の方が余っ程サラッとしていて自然体で、そういう観点から見ると或る意味、一般客の方がマナーや良識が有ると思います。
　これがストリップ本来の姿であり、ストリップなんてこんなもので良いのではないかと、山代ＯＳのお客さん達を見ていて、熟そう感じました。

　とにかくここへ来ていたお客さん達はみんな純朴で素直で、全ての事が目新しく感じるようで、一つ一つのことに感動しているし、
又、内心つまらないと感じているものにも喜んでみせるという、ささやかな心遣いを感じさせてくれます。

　ハッキリ言って私は、タ・リの濃くてギトギトしたマニア客は好きにはなれません。
　舞姫の独占欲が強かったり、変にタンバやリボンの技巧に凝って競い合ったり、更には自分達が主役で、マニア客が劇場を仕切っているんだと言わんばかりの、一種思い上がりのエゴすら感じてしまう人もいます。（べつにタ・リの人だけには限ったことではないのですし、その人それぞれのスタイルは在ると思いますが・・・））

　もうちょっと肩の力を抜いて、初心に返った自然体で、素直に肩肘張らないで観る方が良いように感じています。
　ルポを書く時も、変に見栄を張って文学小説のように文章技法に凝るのではなく、文章自体は拙くてもいいから、自然体で素直に自分が見て感じたままを、好きなように書けばそれで良いものと考えています。
　といわけで、自分の在りのままの性格で自分流の表現をします。




〔３〕番目は、
　頭にすっぽり目まで半分隠れるくらいの、アラビア調のビーズで作った様な被り物をしていました。
下は、確か赤のキラキラした短いドレスのような衣装だったと思うのですが、ハッキリ言ってお掃除のおばさんが、きらびやかな衣装を纏って、ただステージに乗っているだけという感じで、シラケる以外の何物でもありませんでした。

　２番目といい３番目といい、いくら何でもこれは余りにも・・・　　　　　　　限度が有る！！！
と思ってしまいました。
　いくらストリップの客でもここまでゲテモノ好きは、滅多に居ないと思います。



〔４〕番の取りの方は、１番と同様二十代半ばぐらいの若くて、ちょっと肉付きのいいフックラした感じの子です。清水みっちょんをフックラさせれば、そこはかとなく似てるかな？という風にも見えました。

　手先のしなやかな動きが巧みで、とてもスマートで奇麗に見せるのが上手いと思います。
　ただ町場のストリップ劇場で、もっと美人で秀逸な踊りの舞姫を知ってしまった私にとっては、ハッキリ申しましてちょっと物足りないかなという感じは否めません。
　お遊びでは花電車をやっていましたが、私はあれはまったく興味を引かれませんでした。確かに何か淡々と事務的にやっている感じがしてしまいました。



〔５〕番目、
　この劇場恒例の祭りばやしの鬼面和太鼓です。
何か勇壮な冬の日本海の、荒々しい潮風や波を思い起こすような、石川能登伝統芸能というか伝統行事と聞いているナマハゲとかを、そこはかと感じさせるものでした。
　最終回ではこの和太鼓は無く、ちさと嬢がこの劇場の最後の最後を飾りました。
　ゴンドラは使わず、舞台に立ったままさりげなく終止符を打ち、幕が静かに下がるとともに、幕に描かれた本来福々しく描かれたはずの招き猫と小判が、
今まで色んなお客さんに様々な舞姫達が通り過ぎて来た、様々な思いや歴史を、一気にスッポリとこの緞帳が吸収してしまったかのような、何かとてももの悲しげな佇まいを見せていて郷愁を誘いました。

　もう二度と永遠に、この招き猫と小判の幕が開く事は無いのでしょうね・・・
　

　二十人ぐらい最後まで残っていた客が、正面出口から潮が引くようにそそくさと出て行くが、
　その後も一人私は暫し固唾を呑んで、センチな思いを胸に込め一息ついている・・

　そしてその思いを断ち切るかのように、劇場に背を向け少し歩きだした。
　一瞬立ち止まり、振り返って見上げると、山代ＯＳという文字が浮き上がった淡いネオン管の看板が、ひっそりとした温泉町の闇夜の中にうっすらと寂しげに佇んでいる。
　此処もこれ限りで終焉なのだなという感傷的な思いを一人噛み締めた時、、
オキニの舞姫の最後を見送った時って、きっとこれ以上のセンチな気持ちで打ち拉がれるのだろうなぁという想いが、ふと心を過る。

　そんな想いを胸に秘めながら、すっかり冷え込んだ夜の温泉街を歩きだした丁度その頃、日にちは今日から明日へとクロスオーバーし、間もなく哀愁漂う男の姿が一人寂しく闇夜の中へと消えていく・・・・・・・・

◆和洋ポップス交互に並べ、楽天的に振舞う薫風の。ピンクのつば広帽子の下に、大人びた色気を秘めたような。帽子を床に置く２曲目半ばまでは、すたすた歩いて余裕を持って視線を配ります。帽子を取れば、肩を前後に揺らすリズミカルな動きが加わり、にわかに活況を呈します。◆カップやパンティにフリルの白い縁取りして。アクセントの花型のリボンはローズピンクで前後５か所。両手に余るヒップの盛り上がりに、タイツを吊るガーターも、もはや可愛いものでして。◆盆はおとなしめの動きから、苦もなく、すっと上げるＬの脚。再び帽子かぶって去る姿

◆白いトゥシューズに重ねた細い指先。舞台中央に腰おろして伏せた姿勢。淡い水色の、そう、カーテンを胴に巻きつけたような衣装。児童合唱の済んだ響きに包まれ、緩やかに身を起こす妖精。◆２曲目は、幸せの訪れとともに、さざめきたつ笑いがテーマ。口元を塞ぐように隠す、掌の動き。右の踵が浮いて、おろす左のつま先。ふくみ笑いから歯がこぼれ、やがてあたたかなオーラが場を包み込み…　　◆舞台下手で一気に脱ぎ去って、はき替えたシルバーのヒール。ヒールの先が天を指したとき、ポーズの機が熟していたことを知りました…見とれるベット…

1.虹歩さん
虹歩さんは半年振りになりますでしょうか。お姫様ドレスでしゃなりしゃなりとダンスです。
そしてベットの最後はレインボーブリッジで締め。やはりこれが無いと虹歩さんじゃ無いでしょう。

2.浅見みくさん
浅見さんもデビューして結構経つんですね。しばらく見ないうちに随分とお上手になりました。前はちょっと頼りないところがあったのですが、しっかりとしたおねえさんになって、ほっとひと安心です（笑）

3.川中理紗子さん
今回はひまわり娘です。川中さんは新人の上に余り出演する機会が無いのですが、元々から新人離れしていましたからね、本当に期待の新人さんです。

4.アキラさん
相変わらず元気なアキラさんです。舞台中のきりりとした表情とポラで見せるひょうきんなイメージのギャップが相変わらず楽しい方です。今回は元気余って新調したドレスを壊してしまいました(^_^;)

5.国府田ひとみさん
電光行進の曲に乗って楽しいダンスを踊ります。綺麗なプロポーションと相まって、素敵な舞台でした。
しかし今週で引退するそうですね。勿体無いですが、その素敵な姿をみんなの思い出として残してもらえるでしょう。

6.昭和！懐かしのヒットパレードストリップ
まずは西野さんが舞台に現れて、役柄の説明があります。長女：琴葉鈴さん、次女：西野さゆきさん、三女：早坂まふゆさんの美人３姉妹だそうで。その後コント風の舞台へと続きます。この辺では既にアドリブを入れたりと、既に余裕たっぷりです。
その後は個人の舞台となり、ロリロリの早坂さん、妖艶な琴葉さん、薄幸の美少女・西野さんと言う役柄の演技でしょうか。
それにしても私さえも生まれていない頃の曲も多く入っていましたから、３人とも初めて聞く曲が多かったのでは無いでしょうか。

てな訳で、ポラは１回目から1-2番3-4番は合同で進行しました。またチームショーの３人は当然衣装ポラのみで、個人での撮影は出来ませんでした。そこまで劇場側が進行に気を遣っているにも関わらず、希望者はそれを上回る人数で、案の定３回まわしと相成りました(^_^;)
そうなると多少余裕がありますので、３回目だけはチームショー３人も個人ポラOKといましたけど。さすがに１１時には終了しましたが、どこかの劇場は全員ソロ香盤にしたとは言え、そこから４回目を始めましたからねえ(^_^;)

◆１０中デビューの白鳥さん、赤いドレスをふんわり身にまとい、けなげに教わったパターン通りに振ってみせ、「楽譜」が透けて見えるような「演奏」です。◆こぶしをぎゅっと握りしめ、肘は脇につけ、前後に振る。前に２歩、下がって２歩。肩から先、腕を揺らめかせ。手の甲をすり合わせて、毛糸を巻きとるような素振りして。　◆単純なフレーズを頻出させて繰り返すうちに、内在的なリズムが呼応して、やがて流れだし…　◆♪私は泣いたことがない…とは、せりふが泣かせる歌謡曲。終曲のオナベットは、本能に立ち返ってたくましく、ねじ伏せて…

◆柔らかな質感の体の東条さんを見送ると舞台は暗転。◆真っ赤なお花の…下にはベールに覆われ隠された黒いつぶらな輝きが２つ。きびきびしたダンス。同色のドレスの胴の辺りにはクロスに交わる白いバタフライ。◆スリットの非常に凝ったドレスではあらわになった御御脚が観客の目を奪う。◆あざやかな色のベット着のファスナーをすーっとおろした瞬間から均整のとれた綺麗な裸体による綺麗なポーズ群に吐息…◆玉虫色(iridescent)なサンタで舞台狭しとオープン…　しばらくして　コケティッシュ　か　メッセージ　の早瀬さん登場。

◆抜き身の青龍刀振りかざし、鞘を払って、いざいざ勝負に出た舞台。◆まとめた髪にチョンと載せた冠。大胆なサイドスリットであらわにする脚。きびきびした動きの大陸風、武術風。バレエシューズで足固めして、手堅い振り。◆２曲目、長くあと引くように吐息まじりに囁いて。身を任せた柔らかい振り。股を割るたびに、スリットからはみでる膝や腿が、目を奪い。◆肩紐で吊るベット着。解いた髪が優しくなでる肩。肩ごしに振り返った横顔が、綺麗に視界に映ります。常に丁寧なポーズ群。垂直近くまで立てるシャチホコ。３点ブリッジで雄大に空間を支配

◆金魂冠魂〜、終業のベル鳴らして校門駆け抜ける女子校生。ここ越谷の舞台が通学路とは、地元でも知る人は少ないとか。◆目を丸くする観客をシリ目に、気の多い女子校生は、はねて跳んでダンス！　あれも欲しいしこれもイイ、好奇心を持て余す娘の気持ちを振りで写し…　◆チェックのスカートから抜いた脚、ペタンと座った盆の上。じっと見つめる掌の、中指の先が気になるのネ、さまよいぬいて、たどり着く先…　◆ブラもソックスもつけたままで、先に引き剥がされたパンティの、両の手首にからまるさまが、手かせをはめられて悶える姿に重なります。

◆次女の西野さゆきさんは、ダンス含みのステージ。◆花売娘の清楚な衣装、純情さを白で象徴します。２曲目からは、うってかわってタンゴの調べ。器用さが冴えわたり、板についた裾捌き。きびす返して、情熱こめて踊ります。◆盆に向かえば、澄みわたる目の表情。場を読みきって、お客さんの関心をつかみ出す技量に長けてます…とか、言っているうちに、股間をつかみ出すような、せつないオナニーへ。片足上げブリッジを丁寧にこなし、エンディングへと、運びます。◆せぇ〜の、で、幸せに向かって歩くマーチにのり、フィナーレで３姉妹の乱舞、裸舞。

◆長女の琴葉鈴さんは、アダルトな香り。腹くくるキッカケに飲み干した杯。目つきが早くもトロけ出し。赤ラメのドレスをぎらぎらさせて、白いファーを肩に回して、目を楽しませます。音楽はねっとりと運び。足の運びの、一歩一歩が獲物を追いつめて、気をそらすチャンスを与えません。◆上品な顔立ち、ゆるめた口元。フッと息を抜いて作る笑みに、満足げな感じがよく出ています。◆盆からの立ち上がりのワンシーン。涼しげな目もとに、愁眉をぴくりと持ち上げたさまが、艶っぽくて、あらがい難い魅力を放ちます。

◆昔々、我が国には、「てれび」という夢をぎっしり詰め込んだ箱があったとさ。夢を、希望を、そして心に口ずさむ「歌」を、各家庭に届けてくれたとか。この作品は、そんな「昭和」のソングブックを、「てれび」からわしづかみで取り出してみせた、ストリップオムニバスです。◆つかみは、磯野家風ドタバタ、三姉妹によるコント仕立でスタート。◆三女の早坂まふゆさんは、ナチュラルタッチのオナニースタイル。罪悪感を感じさせずに、仰向けの白い体を反らせて盛り上がるフィニッシュ。淡い色の乳首が、乱れた息づかいに合わせて上下動…

まずは川崎編。
何とか楽日に行って来ました。いやあ、予想以上の混みようでびっくりです。

1.三代目東八千代さん
先日大宮でも見させてもらった和洋折衷の演目。トランスのリズムで踊る日舞なんてちょっと考え付かないのですが、三代目に掛かると見事な舞台になってしまうのですね。
先日は負傷したと聞いていた足に包帯を巻いていたのですが、既にそれも取れたようでひと安心です。

2.吉川くららさん
ちょっと季節外れかも知れませんが、避暑地のお嬢さんって感じでパラソルを持ってのダンスです。
しかしついこの前まではこのまま続けて行けるのかと心配する程か弱い雰囲気だったのですが、今回見たら表情もにこやかに落ち着いてますし、ダンスのステップもしっかりしていました。これからどんな踊り子さんになって行くのでしょうねえ。

3.麻生祥子さん
今週は久し振りに花らんを演じていると聞いていたのですが、この日は若松で出した作品でした。何でも既に荷物を送ってしまったそうで。
当然でしょうが、初演を見た時とは大違いで、こちらも落ち着いて見ることが出来ました（笑）

4.新庄愛さん
新庄さんと言えばスーツ姿で格好良く踊る姿を想像するのですが、今回の演目はボーイッシュな女の子のイメージでめちゃかわいく演じてます。こんな雰囲気も良いですね。

5.中谷あいみさん
かわいいピンクのカウガールです。決してダンスはうまくありませんが、彼女にはこの初々しさが似合ってます。
6.沢口あすかさん
後から気付いたのですが、今週はロックと東洋の踊り子さんが３人ずつの競演となっていたんですね。その中でも一番の若手である沢口さんがトリを努めます。
若手と言うよりまだ新人さんなのですが、その割りに舞台度胸もしっかりしていて、これからが楽しみな方でした。


しかしお客さんの数が多いだけあって、ポラもそれだけ売れます。特に中谷さんと沢口さんの行列は長かったですねえ。沢口さんは今までホームの東洋以外は余り乗って無いようですから、ちょっとびっくりしたかも知れません。
そんなこんなで３回目には一部ポラカットもあったり、４回目はオールソロになったのですが、それでも私は終電に間に合うよう、麻生さんのところで退場しました。そんな時間帯でもまだまだお客さんがたくさん残っていたのですが、みなさん泊まりの覚悟だったのでしょうか(^_^;)


続いて越谷編。
先週の道劇で見た北原さんの完全バージョンが見たくて、ちょっと遠出してみました。場内にあった香盤は次の通りでした。
1.夕樹
2.白鳥れいな
3.??
4.チャーミー秋
5.北原ゆい
6.高瀬苺
（敬称略）

ところが予定していた外人さんの都合が悪くなったとのことで、代わりの人が遅れ、実際には次のようになりました。
1.夕樹
2.白鳥れいな
3.チャーミー秋
4.北原ゆい
5.??
6.高瀬苺
（同上）
一応この順で内容を説明します。

1.夕樹さん
今回見たのはチャイナドレスで踊るもの。いつ見ても惚れ惚れするダンスです。
天板の中でもポーズを見せるなど、見ていて飽きません。

2.白鳥れいなさん
我々の世代にはとても懐かしい中森さんのメドレーで決めています。
まだデビューして間も無い方のようで、演技はまだぎごちないのですが、なかなか立派なお胸をしているので、これで踊れるようになったら怖いもの無しでしょう。

3.チャーミー秋さん
今回のダンスは今週が初出しだったのでしょうか、１回目の時はちょっと戸惑っていたようです。超ベテランの秋姐さんでもそんなことあるんですね(^_^;)

4.北原ゆいさん
なる程、本当の出だしはあんな風だったのですね。小林少年を演ずる北原さん、髪の毛をショートにたのもあって本当に似合ってます。紅顔の美少年そのものです。そしてあの怪人はそのライバルである二十面相でしたか。
北原さんの場合ストーリー性のある演目が多いのですが、いきなり二十面相からでは筋が掴めませんでした。

6.高瀬苺さん
デビュー３週目にしては胴に入った演技をする人ですね・・・・・
てのは場内で話していた冗談ですが（笑）、休業明けの高瀬さんをやっと見ることが出来ました。
ダンスは休業直前に演じていたものと同じじゃ無いかと記憶しているのですが、いかがでしょう。雨の中、傘を差した少女が軽やかに踊ります。
ベットからは前とは違います。入りにも１曲踊るのですが、これがちょっと不思議な振りで、何とも表現しがたいのですが。
そしてベットになると更に幻想的な雰囲気になり、最後までそれが続きます。
ともかく全然変わって無い姿が見られてとてもうれしいですね。


で、初日のどたばたはこれで終わりませんでした。何でも西川口に出演するはずだったミカドの踊り子さんが急に休みになり、北原さんはその穴埋めに行くようにとの指示が出て、出演は１回のみとなりました。自分のところは犠牲にしても穴埋めしないとと言うことで、一番早く駆け付けられる北原さんに白羽の矢が立ったようです。
結局２回目からはこうなりました。
1.夕樹
2.白鳥れいな
3.チャーミー秋
4.??
5.高瀬苺
6.集合ポラ・フィナーレ（パンプレ付き）
（同上）

出演者が足りない分、集合ポラで時間稼ぎとなったようです。ちなみにパンプレは何故か男性用トランクスでした（笑）
応援隊の人達は慌ただしくハシゴをする羽目になっていましたが、私はせっかく入ったのだからと、まったりと過ごしました。前から見ると多少出演者の内容が変わりましたが、西川口のように混んでいる上に人が始終動き回るようなことも無く、蕨のようなプレイも無いので、越谷の雰囲気は嫌いではありません。ただ家からだとちょっと遠いのと、舞台中のアナウンスが難点でしょうか(^_^;)

尚、北原さんはこのまま西川口に出演で、越谷には明日からは別な人が穴埋めに入るそうなので、いらっしゃる方は確認をしてから行ってください。

　入場は三回目の雅さんから四回目吉野さんまで。
前日も超コミ状態でしたが、当日は後方はもちろん壁（カーテン）側もスシ詰めでしたので、観れる位置を
確保するのに苦労しました。（ロビーもいっぱいで煙草吸うのに苦労しました。）

香盤は、三回目
１．上原舞
２．小野今日子
３．浜野蘭
４．浅井理恵
５．雅麗華
６．吉野サリー
７．五代目東八千代

四回目
１．上原舞
２．小野今日子
３．浜野蘭
４．雅麗華
５．浅井理恵
６．五代目東八千代
７．吉野サリー


■五代目東八千代さんの三回目は、風の盆月の砂ｖｅｒ．
いままでの日舞とは振り付けの先生が違うオーソドックスな舞い方ですが、本舞台での動きも
含めとても均斉とれた舞。腰を入れて背を反ったかたちで弧を描く様がとてもきれいです。
また腕の使い方や腰を曲げる角度がとてもきれいなので、とくにスローな動きでの白魚のような指、
手の表情が際立ちます。
舞扇の帯へのしまい方（角度、深さ）までキッチリしていて、技術に裏打ちされた華のあるたたずまいです。
フィナーレ終了後、雅麗華さんのかけ声で出演の踊り子さんと五代目さんを送る三本締め。

■四回目は、１７日から始めている風の盆ポルカｖｅｒ．
（実は、前の番の浅井さんのポラの途中から、雅さん、五代目さんを含めての３ショットのポラが始まり、
アっというまに８０人くらいお客さんが並びました。）
開始前に、五代目さんから御礼のメッセージの代読が雅さんのＭＣでありました。
演舞は風の盆のあと、二曲目のアップテンポのポルカで颯爽と舞台で舞います。空で舞扇を返す技も
キレイにきまりました。
最期のステージでしたので目に焼き付けるべく盆ソバにすわりましたが、かえって緊張してしまって、
旅立ちのベットでもあまりご本人を観れず・・。ただ、朱と柄模様の襦袢に飾られた光る蝶が盆の立ち
上がりと同時にリボンの花吹雪の中をフワァっと飛び立つようで、ジーンときました。
オープンでは、２０近くの送る花束やご祝儀が盆の上を飾りました。
とてもステージが好きな真面目な方で、もう一演目文学作品を題材にした新作も用意してあったのですが、
それが観れず少々残念でした。
しかし笑顔の中の頬には一粒かわいい涙が伝わっていて、悔いのない達成感の表情をされ素晴らしい
ラストステージでした。　
今後のご多幸をお祈り申し上げます。

帰路は旅立つ月の神ルナを追って自分もどこか旅に出たい心境でした。
妹弟子のために一肌ぬいで頑張っていただいた雅麗華さんにも感謝します。
皿洗藍さん、花川戸さん、ユタカさん、某氏（笑）等等もご多忙のところ駆けつけてくれて
ありがとうございました。

◆才能に恵まれ早熟な風の盆、急な決断秘めて舞うテトテトシャン…寒色系照明で朱に浮かび上がる襦袢、背中に伸びた髪水色の布でとめ…ひらひらと蝶の刺繍に豹の紋、胸元牡丹に光る銀の十字架◆引退ステージ使用の原曲はベットミドラー『ローズ』主題歌　と　山口百恵『いい日旅立ち』　カバーは鬼束ちひろか…◆新宿NAは復活の地◆ラストステージ開始は０時すぎ、お別れを惜しむファンに見守られ…

こちらでははじめまして。浜口と申します。m(_ _)m
ちょっと東北方面へ行ってきたので簡単ではありますがレポを。

郡山は天候不良のため２回で終演となりました。
明日21日は通常どおりやるようです。

仙台も香盤に変化がありましたので、とりあえず香盤を（敬称略）

1回目
1.小泉まな
2.美神ルナ
3.西園寺瞳
4.八尋みこと
5.風間ゆず
6.清水かおり

2回目
1.美神ルナ
2.西園寺瞳
3.姫野さくら
4.八尋みこと
5.風間ゆず
6.清水かおり

3,4回目
1.姫野さくら
2.美神ルナ
3.西園寺瞳
4.八尋みこと
5.風間ゆず
6.清水かおり

レポは某所にするかも。（苦笑）

◆端唄の文句を引用して、コラージュする歌謡曲。　◆預かった恋文の返事、なくすたぁ、くるまやさん、アンタも仲々気遣いのおひと？と、さておいて、コントっぽく和服の振りは、ツボをはずさぬ仕上がり…　◆次いでは演歌の節回しでこなす、ロックの詞書き、足袋の足捌き。虚勢を張るせりふもいなせに振り、扇子を生身の体のように扱って…　　◆洋楽に替えて、狂おおしくハイヒールのステップ。くねらすボディ、うねり腰。激しさの中にも、大きく右に引いて、やや左で受ける所作。対になる動きが読めてきて、感嘆。水を得た魚のように、泳ぐ盆。

◆ほつれた髪たなびかせ、寂寥感を誘う風の盆。右手できゅっと摘む袖。振りが曲を従えるよう、潔癖に舞って、なお情味。◆捻り上げた袖を口元へ運んで、見やる彼方。　　　◆指に扇子がまとわりつく、払った腕から袖が宙を舞う。解き放った帯が、奔流へ。思いの丈をこめ、一気に天駆けるよう。バラードにのり、朱と豹紋とを組み合わせたジュバンで、一歩一歩を踏みしめて盆へ。横たわって横向きに、上げ足を滑らせ流す。心なしか、頻度の多い瞬き…◆自在な動きは天性と言われ、作為の跡を見せぬベットの軌跡。旅立つこの日、小原恋唄を道連れか…

◆真っ赤なサンタ、帽子の白い縁、隠れそうな小顔を生真面目につくって、巧まぬユーモア。クロネコさんにでも頼めばいいのに…　ズタ袋引きずって、額の汗を手の甲で拭う姿、様式化した動きが曲を裏切らず。◆シャンシャン、橇を揺する鈴が響くプレリュード。◆ベット着を肩からかけて、モデルのようにすっと立ち、上る花道。盆は抑えた動きで心の内を唄わせてから、膝を抱えた姿勢で、時を止め…◆心のツメを弾くようなオルゴール◆ドラムが炸裂して、堰を切って動きを増して、振り乱れる髪も厭わずに。たたみかけるポーズで、客席を巻き込みます。

二回目の川上さんオープン〜三回目沙羅さんまで。。

１．沙羅
２．川上優
３．氷高沙織
４．千葉なぎさ
５．牧瀬茜
６．藤沢あき
７．つかもと友希

１．沙羅さん
クリームイエローと水色のドレスで同色お帽子まで。柔らかいダンスのあとは、赤黒の速いダンスです。
ベットは白でしっとりと。

２．川上優さん
初見です。香盤表を○○愛さんと見間違えちょっとビックリ。（笑）
とてもストリッパーらしい雰囲気もった方だなぁと思いました。

３．氷高沙織さん
ちょっぴり懐かしいミュージカルのメドレー。衣装は白に統一してました。
氷高さんらしいスパンスパンといったキレのいい動きもあるのですが、ダンスパートから素足で、
なにかかわいらしさみたいなものも感じました。その分オナベットがいとおしかったり・・。

４．千葉なぎささん
黒のベストにかわいい帽子、スカートはフワっとしたミニで、欧国の御伽噺の様。
二曲目に赤黒ビキニになってからは、動きキレまくってて凄かったです。

５．牧瀬茜さん
純白ウェディング風の衣装で、たしか華という演目でしたでしょうか。
ゆったりした曲にのって、ベットでよがる動きがとても巧みでよかったです。

６．藤沢あきさん
水色のキラキラ光る衣装でダンスのあとは、ゴールド系に身をつつんでベットへ。
とてもポーズを切る間合いがおもおもしくっていいなあと思いました。

７．つかもと友希さん
女性の声でアナウンスが・・なにかテーマパークにでも紛れ込んだかな？？
赤系のチェックでそろえたミニ、ジャケット、お帽子で踊ったあとは、純白衣装のベットでしめ。
とても衣装の色の変化と振りの構成がきれいでした。さいごにオープンでも女性のアナウンス。
とても趣向こらした楽しい演目でした。

お久しぶりです。
仕事が忙しく、観劇もままならない日々を送っております。

さて、このサイトを設置しているプロバイダがユーザホームページ設置用のサーバを変更するため、それに合わせてこのサイトも引っ越します。

追って準備ができたらお知らせします。

◆初出しの浜、紫のベール揺れてたちこめるスモークに霞むさまが、おぼろに浮かぶ、追憶の彼方。今、眼前にする舞の、挙動ひとつひとつの鮮やかさ、一気にくもりを払うよう◆ゆっくり出て加速する序奏、きびきび動いて初めて映える、１曲目。銀と紫ツートンのアラビア風俗、サッと振る羽根扇の白い色が、効果的なアクセントに。◆真正面向ける視線、頻度多々。大きな眼をさらに大きく見開いて、今様の役者絵の姿。◆盆をかき回す純白の妖精、ピークで膝ついて深く反る身が、きりり巻かれ。舌を巻く手放しのブリッジを、舞台中央に戻ってキメて、締め。

泉星香さんは四回目だけ休演でしたので、当然６香盤です。
三回目はトップで出ました。一回目は皆ポラ売れ捲くりでしたので１回目終了は三時半すぎでした。

我ながら無謀なハシゴだったと(--;
３回目のやなせさんの２曲目途中〜４回目ななさんまで。

浜劇の方の香盤は（敬称略）
1.鈴木なな　（ジャングル大帝なな）
2.吉井美希
3.森下雫
4.泉星香（本日休演）
5.やなせりほ（シュシュトリアンチックな２舞扇）
6.冴嶋みどり（りぼんの騎士風な舞踏会？）
フィナーレ

５香盤にも関わらず、３回目の終了時点で30分押し。
客数も少なく、ポラもそんなに出ていないようなのに...謎。

川崎Ｒの香盤（敬称略）は
1.三代目東八千代
2.吉川くらら
3.麻生祥子
4.新庄愛
5.中谷あいみ
6.沢口あすか
今日はスムースな進行だったそうで、ほぼ定刻通りの終了でした。
４回目の麻生さんのオープンショーからラストまで。

新庄さん、ダンスはストリート系切れまくりのカッコイイダンス。
ベッドは一転、Ｊ−popチックな揺れる乙女心を歌を口ずさみながらキュートに(^^;
ちょっと長目のオープンショーが嬉しかったデス。

中谷さんは今回もやっぱり初々しく(^^)ドレスでのダンス。
ベッドはスタイルが良いからポーズを切ると説得力があります。
オープンショーでのリズム取りが相変わらず可愛いです(^^;

初見の沢口さん。黄色に黒の水玉模様のミニドレスでにゃんこ☆
流石に動きは新人さん故の硬さがありますけれど、ベッドでの表情に
将来大立者の片鱗が垣間見られたような...気がします。

見逃した方もあり、も一度見たい方も在り、再訪予定。

のりがあうからでしょうか・・
◆１ヶ月ロングでのることになった碧井さんの２景ラストにチラッと見える籐の椅子。◆最上段にて赤く情熱的な衣裳に身を包み、かなりクールなダンスを見せます。◆T嬢と野原さんの悩ましい衣裳にクールに絡みます。つい野原さんの仕草に見とれてしまうのですが…◆後姿が下着１枚になったとき彼女の魅力が広い浅草を席巻します。◆おそろいのピンクをひらっとさせて、しっとりとかっこよく…

後半の香盤は早々に浅草ロック座公式HPにのってました。
◆森川さん堂々たるステージののち、強烈な光にうかびでる冷ややか檻。なめらかな感触を思わせる紡錘型の釣鐘を２つ強調する黒下着。薄い桃色が周縁に近づくほど薄まる乳頭…◆ムチを携え登場するE嬢と野原さん。野原さんのロリっぷりに目を奪われることしばし…◆獄中でのやや抑え気味ソフトな悶えとベットの上に開放されてからの激しい悶え…◆淫らな…ベットが休憩後に６景・７景と続きます。

◆背中を向け仁王立ちで始め、その姿勢に戻って仕舞う１曲目。薄い緑が周縁に近づくほど薄まる、透けた衣装、膝まで覗くスカートの裾。挨拶代わりにその見目を印象づけるよう、しゃなりしゃなりと練り歩き。◆伏し目がちで、行に打ち込む者のように、一途な表情あらわして。丸みを帯びた肩、こぼれて現れた、ぼうすい型の釣鐘、なめらかな表面形状に見とれれば、しっとり肌の感触をせめて視線で味わって…　◆ベット４曲目から急転回、しゃちほこからＬ、体を横に向けての静止と展開して。３曲目に典型的なウエストコーストサウンドが裸体に絡みます。

四回目トップから

１．上原舞
２．小野今日子
３．浜野蘭
４．五代目東八千代
５．浅井理恵
６．雅麗華
７．吉野サリー

初日につき簡単に・・

１．上原舞さん
黒のドレスのきびきびしたダンス。２曲めからは白のミニで椅子使い。もう踊りがからだにしみ込んで
申し分ないです。強いていうなら、ベットのシャチホコまでの流れがもう少しスムースに流れると完璧
でしょうか。それとかわいい笑顔をされるので、ストーリー系のお芝居がかった演技も観てみたく
なりました。

２．小野今日子さん
紫と白扇の演目です。

３．浜野蘭さん
まっ赤なクリスマス衣装で登場し、ソングにあわせてカワイイサンタさん。プレゼントは色とりどり
のハート型風船。クラッカーをならして、暗転。ベットはやさしい感じのボーカルにのり、ゆったりながら
も後半部分は喘ぐような動き。スピードと動きが巧く調和して、久々浜野さんらしいきれいなベットに
うっとり。

４．五代目東八千代さん
ひきつづき風の盆です。

５．浅井理恵さん
銀に光るドレスで優雅なダンス。ベットはシットリ黒のシースルーな衣装で大人の魅力です。
ムリな力がはいらないきれいな振りと、全体のまとめ方がとてもきれいでした。

６．雅麗華さん
出だし、白のお着物姿で舞扇をつかい少しコミカルな振りもある懐かしい都都逸です。
何か芸者さんを観ているようで楽しい踊り。二曲目こんどはアップテンポで舞うあとは、薔薇模様の
ワンピースに替えて烈しいダンス。ベットの大きな連続の動きは圧巻です。
たしか１２日目からの演目ですが、雅さんらしい日舞とベットの組み合わせです。

７．吉野サリーさん
初観の演目です。純白の巻きスカートに白の羽をコラージュした衣装で、二曲目にスカートをミニに
変えての南方系のダンス。ベットはシックな黒衣装でボーカルに合わせて腕をうまく使っての表現
でした。

　ぎしぎしと音を立てる木製の階段を上がり、板張りのドアを開けて場内に１歩踏み入れると、疎らな客に広さだけが目立った。ここもかつては最先端だった。英語で書かれた注意書きや客席後方の軽食コーナーは賑わいの残像。自慢の移動盆もすでになく、踊り子は回転しない出べそでポーヅを取る。建物全体が厚化粧で歳を誤魔化している老婆の様な佇まいなのだが、その化粧すら色あせ罅割れ、かえって寂寥感を強調している。それを隠す為かそれともただ単に老朽化の故なのか、場内の燈りは薄暗い。沈滞した空気を掻き回すような単調なダンスの最中も、酔払いの呟きは止まらない。まるで３０年前にタイムスリップしてしまったかの様な空間が駅前にひっそりと残されていた。
　そんな中で事件は起こった。厳重な警備にも関わらず、予告の時刻直前に起きた停電が復旧すると宝石箱は蓋が開けられ、中身は消えていた。悔しがる小林少年の懸命な捜査が始まる。。。
　（一部、事実とは違う描写があります。ごめんなさい）

　あ、ご挨拶がおそくなりました、こちらには週に１度くらい通りかかる半端者の元船員でございます。北原ゆいさんはユニークな出し物をやられる方で以前から注目はしていたのですが、なにせ仕事柄そうそう劇場へは通えず、ゆいさんとは１年ぶりでした。
　出し物的にはけっして時代がかった演出ではないのですが、「少年探偵団」を知っている世代としてはレトロ感、懐かしさがありました。そして、場末感漂う大和ミュージックの、アイドル館では見られないような香盤でさえ、まるでゆいさんの前振りであるかのように怪人二重面相の怪しさや時代感を強調しているように思えました。お客サンが大和Ｍの階段を昇り始めたときから出し物が始まっている、と言ってもいいかもしれません。誇張や創作もしましたが、そんな気分で冒頭の文章を書きました。

　実は女性であった怪人二重面相のセクシーな姿もいいのですが、わたしは小林少年にはまりました。紅顔の美少年というか、亡命中のプリンセスが身分を隠すために男の子に変装したという感じも。衣装ポラではなくて、その姿のちゃんとしたポートレート写真が欲しいくらいです。
　いいのは姿ばかりではありません。名探偵が謎に挑戦し、推理し、悩む様子・心情がとても上手くダンスとして表現されています。少年らしさを強調するちょっとコミカルな動きをベースに、証拠を探し回る、考える、苦悩する…探偵らしい動き・仕草がダンスパフォーマンスとして本当に上手くまとめられています。聞けば渋谷ではこのシーンがカットされているらしい。とてもとても残念です。
　怪人二重面相のマント＆マスクもカッコ良ければ、下着姿も超セクシー！　しかし怪人も手に入れた宝石の前ではただの女。きっと至福の瞬間なのでしょう。ストーリー的な展開も無理がなく、それを明確に伝える表現力もあり、これまたベッドショーとして上手くまとまっています。

　一つだけ、不満があるとすれば最後のオチ。やはり悪は罰を受けなければ！　宝石窃盗犯の高笑いで終わってしまっては、小林少年が可哀想です。勧善懲悪のオチが欲しい。それともリベンジの続編があるのでしょうか？

本日は、九条から。
【九条ＯＳ】
到着は、アマチュア・パラダイス。（二回目〜三回目ＥＬＮＡさんまで）

一倉萌果さん
初見です。シルバーに黒のドレスでアンニュイとしたダンス。うつむき目線が気になりましたが、
それがまた少女っぽさをかもし出してました。

ＥＬＮＡさん
紫基調のお着物に朱の帯、翠鮮やかな内掛け姿の遊女が長いキセルを片手にけだるそう。
簪抜いて自ら喉にあてますが、思いとどまり生きていく。盆では、朱の緊縛姿であえぐ絵姿。
津軽三味線にまだ動きが溶け込んでいないような気も少ししましたが、ベットでも遊女の苦渋が
情感が出てて前観よりよかったです。

【関西ＮＡ】
おさわりタイムからでしたが、素人さんさいごの方のダンス、ベットは腕の使い方がとても綺麗
で、素人さんとは思えませんでした。

亜利沙さん
ショッキングピンクの衣装と髪飾り。暗転後の赤に光るブラ、ショーツでの踊る感じがユニークで
よかったです。ベットは、透ける布をかぶって魅せるゆっくりしたベット。

姫さん
大宮で観た演目でしょうか。薄いピンクのパンツスタイルで、美しい軌道のダンスから。
スタイルにも動きにも無駄がなく、自由にからだを操るベットは動く流れがきれいでした。
立ち上がり、もう一度白の羽扇を使い舞いますが、ほんとに蝶がはばたくようでした。

【クラブ・ＵＬ】
渡辺理緒さんが出演されるとのことで、覗いてみました。
どんなエロオヤジがいるパブかと思いきや・・・ほんとのクラブでイケテル男女はハタチころ。。
場違いは自分でした。（爆）　（観客は３３０人くらいでしたが、８割が女性だったと思います。）

演目は復帰後晃生でみたフラメンコチックから、ピストルもった黒コート。
曲もヘビメタロックも使いこれはウケルかな・・と思ってました
赤、黒衣装、黒ブーツに同色羽ショールでラテン系のあとは、素肌に黒コートまといピストル
もってのダンスです。さすがクラブとあって、照明、音響もよかったです。
さいごブリッジや片足上げがかっこよくキマリ、女性客からは「めっちゃカッコイイやんなぁ」、
叫び声にも似た歓声と拍手。　どうやオマエら！！ちょっと自慢したくなりました。（爆）
その他アトラクションでは、ニューハーフ（？）っぽい人たちのパフォーマンスやら、
男性モデルさんたちがその場で散髪坊主あたまになって踊るショー。
１ドリンク￥２０００でしたが、とても楽しかったです。

◆思い起こせば夏の盆。ちゃんばらドーヨとか、そとの喧騒別にして、気になった演目背景。トリにしては、
筋がジミめ。（はて？？？）◆気になると追わずにおけず、サンダーバードでいざ越中八尾。胡弓や
三味のしらべを遠くに聞いて、静寂の中で踊るひとびとを眺めて納得。。◆ところは新宿風の盆。残る
いのちに夢託し、たどりつけぬ盆前で朽ち落ちる赤の簪、華かざり。◆十四夜、驟雨が止んで砂の上。
闇の切れ間に盆上で月の光に照らされた酔芙蓉の花一輪は幻か。◆風は吹く、おわらず今日も盆のうえ…

（藍さんみたく巧く書けず、すみません。）

◆拝見した演目は少ないですが、ダンスにベットにと大盤振舞で、激しい創造力の噴出を、目の当たりにした周年週でした。◆乾いたアメリカンロックと、無骨でナイーブなロシア民謡、重層構造で捉え…　独特の選曲センス。ダイナミックに動いて開放的に攻め込むダンス。２曲目迄、おとなしめの淡いブルーの衣装。◆電話口で囁くアロー、回線の向こうの声は気のせいか、くぐもって。おびえた目つき、ひきつった表情。感情荒れ狂い、引き抜く護身用拳銃、銃口が黒光り。◆大胆なベットへと。一発で客席仕留める超美技は既出。ご覧なるまで信じますまい…

今週もいくつか行きたい劇場はあるのですが、まずは渋谷から。

1.森園えりかさん
まずは中国の女帝と言う感じで荘厳な雰囲気でダンスです。２曲目になるとうって変わってロックのリズムで。森園さんはちょっと久し振りになったのですが、是非お正月にも会いましょうと勧められてしまいました(^_^;)

2.北原ゆいさん
ミカドがお休み中の為なかなか会えなかったのですが、まさか渋谷でもこっちの方で会えるとは思っていませんでした。今回は仮面の怪人で登場です。何でも今回は時間の都合により１曲目がカットになってるそうで、是非どこかで完全版を見たいですねえ。
しかし相変わらず力強い握手でしばらく手が痛かったです（笑）

3.喜び組
今週はラブさんと楓さんの番でした。演技も結構本格的になって来たような気がします。

4.高原リカさん
デビュー週を見逃したので、私が見るのは初めてとなります。こちらもまだ初々しい雰囲気がかわいいですね。

5.あいあいらさん
今日初めて見た時、しばらく誰だろうと考えてしまいました。演技ももちろんですが、前に見た時より一段と奇麗になっていたからです。やはり女性は見られることで奇麗になって行くものなのでしょうか。

6.舞花さん
舞花さんはここ道劇でしか見てないのですが、それでも既に４回目、もう道劇の常連ゲストと言っても良いでしょう。相変わらずしっとりとしたイメージに好感を持ちました。

7.匠悠那さん
まだまだデビュー仕立ての匠さんなのですが、ちょっと見にはそうは見えないです。もうちょっと体を絞れば、更に格好良い踊り子さんになれるんじゃないでしょうか。

8.丘乃愛唯さん
羽根飾りをいっぱい付けてレビューのような雰囲気で登場しますが、ベットになるとちょっと変わった雰囲気の曲調になります。やはり丘乃さんはこうでなきゃねって感じでした。


で、この日はそれ程混まなかったのですが、その割りにポラが売れます。決してひとりで多く買う人はそんなにいないのですが、まんべんなく売れるので、それがポラ押しにボディブローのように効いていました。これが４回目の最後まで続きました。私は終電の都合で丘乃さんのポラタイムを後目に退場したので、終了時刻は良く分かりません(^_^;)

◆喜々としてはしゃぎ回る女の子、とっぷり体を包む衣装。そんなに笑ったら、舌が裏返っちゃうでショ！◆はらり脱ぎ捨てて下からセパレートでドギマギさせて。コマの軸を体に据えて、腕を、頭を、スピンアウトさせ放り出すような激しいダンス。体内から汗を絞り出すよう…　どこで火が着いたのか息つく間もなく巨大なうぬりの中に身をゆだねて…◆背後から照らされ、捧げるように差し出す掌、ハートをわしづかみにして進むベット…◆前みごろ割り、横たわったまま、横ざまになぎ倒すように脚上げて、股を割り…　盆から身を乗り出した立姿で暗転で幕…

◆劇場は５頭以来の郡山、作品は休業前に関西で出したものの再演で、先週とはベットが異なります。　　◆バレリーナ風の白い衣装、蘇った郡山の光のシャワー浴び傘さして。池の飛び石を渡るようなステップ。◆目見開いて凛々しい表情、舞台狭しと入れ込んだダンスを２曲目で。帽子ズレても床が滑っても、この方なりのリアクションで吸収して、知らぬ間に本線に戻します。◆ゴスペル風の女声コーラスに、うねりくねるダンス。くず折れて盆の直後に横たわり…　さらした胸、乳首は手で押さえてつぶして隠した…つもり。読みすかされた男心をくすぐる手…

今週めでたく９周年を迎えられる、早川優美さん。
振り上げた拳が天井の梁に激突するハプニングが有りましたけど、大事無かったでしょうか？
何より衝撃だったのは、寝た状態からのいきなり片足上げブリッジをされていました。私こんなの初めて見ました。
大きな小道具（木箱）を使った鯱等、見所満載の演目でした。レポ隊様是非御賞味下さいませ。

◆とさかに尾羽根で飾りたて、舞台から押し出されそうに並ぶ７人景。ビックバンドの音が賑やかに、ノスタルジー感じさせるラインダンス。踊り子さんの背後から照らす強い光が強く黄色に輝いて、羽根一枚一枚を透かして見せ…◆肩にしなだれかかる太いモールをショール代わりに上り盆を立姿。オルガンの和音が響く中、移動盆の向こうの縁に腰掛けて半周、正面に着地。すました姿がオルゴール人形。◆デリケートに運ぶストイックなベットを展開。踵をチョンと押して持ち上げたＬ。Ｌに添えた腕で、切る十字架。澄んだ瞳が語る、雄弁さ…

◆帽子まぶかに被り、膝出したサンタ。この時期に耳慣れたメロディ、メドレーで。熱いハートを包み込むように、胸の前で掌を組む５人。整然と進めるフォーメーション、おみあしどなたも綺麗な中で、牧原さんの足捌きには要注目。◆闇に浮かぶレモンイェローのベット着、ピンクに輝く肌。盆に立てば、キチョウメンに崩しゆく姿勢。腰おろして、すらりと伸びた素足に見とれます。膝ついたままの反って、せりあがる胸◆立ち上がりで受けた花束、ブリッジから立ち上がるその手の中で、天に向けて掲げられ。閉幕間際に胸に抱き、頬寄せた表情。やすらいで。

◆草津の後の川崎。◆日舞で、次のくららさんを思いやる、ふんわりとした優しい舞い。◆一昔前のヒット曲に振袖から足袋までそろえ…◆まつげきらりと伏目がちに、あんだ髪を胸元に這わせ…◆センスさばきで視線を集める。◆リズムにあくまでマイペース…◆柔肌に銀の輝き…◆真紅の襦袢で盆手前に伏す…◆帯留めや襟布や着物の印象を残しつつ…◆静かに役割を真っ当する…たくましい妖しさ…

◆心がヒートアップしてから、自らかき乱す髪。どこを見るともなく、向きだけ固めた視線、体を動かす方向に、先へ先へと送ってゆけば、すました表情に精彩を与えて、ほら、アノ、舞台女優の表情が蘇ります。◆フラメンコスタイルで入って曲もハンドクラップ、合いの手添えてスタイリッシュな振りでつなぎます。◆終曲は、盆の立ち上がりからスタンダード曲のアレンジ。ノスタルジックな旋律に、フラメンコギターで挑むようにかきならす弦、背筋しゃんと伸びる気持ちして。手拍子わき起こって、送られる花道。胸すく快演でこぼす笑み…

◆ベールに注ぐ７色の光。ゆったりその場で回れば、なびかせた袖がさざなみのように波紋を広げ…　優雅に泳ぐ熱帯魚、暗い背景からくっきり浮かび上がり…◆花道を前に迫り出す２曲目アラビア舞踊、片足で支えるバランス主体で、両腕うねらして取る拍子。　　◆つぶやくボーカルから、エコー響かすロックへ、轟音の中へと切り返す。能のようにじわり動かす掌、シルバーのネイルの先にともる星の瞬きは、どの照明の反射でしょう。口元引き締め表情を消した顔つきで、沈潜するベット。ベールのふところに割って入れた手が導いて、壮麗なポーズ紡ぎます。

◆バンダナの上からキャップ、白のＴシャツにゴールドのパンツ、はちきれそうに収まるヒップのラインを際だたせ。肘を、膝を、柔らかく曲げてたわめて、くねらし遊ばせるダンスから。楽節ごとに休止符うつような、素早い振りの後に訪れる間、絶妙。ふところ深い技巧の展開で、うならせます…　◆素肌にラフにまとう黒のジャケット。ブーツに網タイ、黒、黒、黒。ひとしきり踊る〜ジャケットをイスの背にかける〜イスの背に沿わせた指の先、男の肩に這わせるように…◆炸裂する派手な動き、シャープ＆ダイナマイト！　ビックウェーブに乗った週。

バケツのと香盤違ってたので、とりあえず香盤を。

1.稀沙良まほ
2.朝比奈海音
3.水沢ゆりか
4.宮沢えり
5.田丸愛
6.山咲すみれ

◆休憩の後の鏡を使った群舞…◆メインの牧原さんの美しいベッドにまどろみかけたその時…◆強い光線に浮かび上がる冷ややか檻。◆中にはまだうら若き女の子が…◆形良い豊かなバストを強調する下着をまとい、激しくもだえるいっぽう◆ムチを携えたEさんと河合さんにしばらくその両脇で威圧される。◆時の経過と共にやがて檻の格子の隙間からねっとりと出て…◆ベットでのポーズ、挑発…◆そして、こちらの要求をしっかりと受け止めているかのような力みなぎる全身があらわになりわれわれの視線を釘付けにする…

◆やつ裂きにした胸あてに腰みのはイエローグリーン一色。閃光のように翻し。フィナーレのように激しく荒れ狂う１曲目をやり過ごして、森陰、スコールの音、横たわり静かに憩う間奏曲…　　◆花道へ踏み込む３曲目。瞬き、結び直す口元、表情の作り方と、指の先まで見事にコントロールされた動きに、緻密に練り上げた跡が見て取れます。　　　　◆ベットは表情あらわにして、手と指を駆使して語るように。前後開脚で上体を起こし、左右へ重心傾けては、客席視線を奪う掌の軌跡。立ち上がり、急な間合いの取り方が、息を呑むように鮮やかでした…

12/8　TS へ〜四回目小森さんのベッド〜麻生さんのポラ途中まで（敬称略）

小森まみ
先月だったか、渋谷で観た演目の様でした。
ポラの時の「六甲おろし」がその時より寂しく聞こえ響きました(^^;

結貴愛
演目変え？していて、先月渋谷での出し物のシチュエーションを今風女子高生に変えて。
こういうバリエーションも出来るんだナァ〜と感心しました。
最初にお菓子を配るのは一緒かも？(^^)

麻生祥子
何故か？場内の香盤表には麻生翔子と（笑）
新人さんらしく、開演前の暗闇で「わぁ〜練習!練習ですから（大目に見て？ってことかな）」と断りを入れてから(^^;
久しぶりに観る「麦畑」緊張感が良い風に作用して集中力の伝わるステージでした。
長い四肢が、剣を使った躍動感溢れるポーズや、ベッドでの恍惚感を効果的に現していました。

今週の実績（川崎Ｒ、大和（２）、SNA（２）、渋谷（３）、ＴＳ）
若松と大宮とＤＸＫも気にはなっていました。
明日からは（大和、渋谷、SNA、浜、川崎、信州）を予定しております。

12月頭の感想です。◎ＤＸＫの清水かおりさん。かっこいい踊りと噂に違わぬ抜群のスタイルの良さにひかれました。ほんとうに脚のきれいなひとですね。◎ＳＮＡの矢沢ようこさん。実は3年前くらいに浅草で見たきりだったのですが、雰囲気がらっと変わりましたね。踊り、衣裳・下着のひとつひとつ、抜群のスタイル、ちょっとした仕種も蠱惑的でいやはやまいりました。ひとつひとつの魅せ方がすばらしい。ポラのトークも楽しいし、オープンショーに至ってはこれほど楽しいステージは記憶にないほど。Ｈポラは嫌がるのに、オープンでは鼻先で見せてくれる、このギャップがまたいい。あの誰もが知っていそうな懐かしいオープン曲の選曲もすばらしい。◎浜劇の新山愛里さん。前二者に比したらダンサーとしてはまだまだかもしれませんが、可愛さでは負けていませんね。また、清水かおりさん同様に、スタイルがとてもいいので実際より大きく、脚も長く見えますね。特に、おしりの美しさは感動もので、前二者に勝るとも劣らないと思います。本人もご自身のチャームポイントという自覚があるのでしょうか、衣裳・振付ともおしりの魅力を強調したものでした。◎矢沢さんと清水さんは、年内にもう一度拝見できそうなので嬉しいかぎりです。

唐突ですがお邪魔します。
職場に暇を出され、やけになって３日で３館まわってしまいました。
他にレポもありますのでざっくり雑感などを・・

★御幸さん（渋谷）草なぎさん（大宮）丘乃さん（若松）
御幸さん、瞬きも忘れ見蕩れるばかり。誰よりも踊れる人が「ダンス特盛り」で誰より汗をかいている。誰にもできない事を簡単にやってのけあとはケラケラ笑ってみせる・・正真正銘のトップスターです。初乗り渋谷も似合ってましたね。
草なぎさん、静謐な「キャンドル」の方。ただならぬ気配にまなこ釘づけにされました。良く見るとほとんど動いていない、いわば「簡単なことを難しく」見せるステージ。高度な集中力と気迫、そしてセンスがなければやれるものではない・・この方もトップスターのひとりですね。早すぎる引退だと思います。お疲れ様でした。
丘乃さんは、どうするのかなあ、素質は誰もが認める所と思いますが・・踊るならもっとダンス増量してほしいし、じゃないなら一瞬たりとも集中を切らしてはならない。とりあえずあの「ぐるっと舞台をひとまわり」するクセをなんとかしなければ。

★夕貴さん（渋）千葉さん、HIKARUさん（大）泉希さん（若）
めちゃ失礼な言い方ですがいわゆる「トップスター」と呼ばれるタイプではない。が、ステージに上がればそれを凌ぐ快演を見せてくれる。確かな技術とそれぞれの武器、そしてステージへの愛を感じる踊り子さん。今回HIKARUさんがお目当てで、千葉さんを「めっけ」ました。こうゆう方に出逢うのは本当にうれしいですね。業界の宝だと思うのですが。（附記：並べてみると泉希さんだけちょと毛色違いますね ^^;)

★華月さん、月丘さん（大）花咲さん（渋）
特殊系（お芝居系）演目のお三方。華月さんはびっくり。若く見えましたがキャリアどのくらいでしょう。ポラ全盛の昨今、こういう踊り子さんを劇場がどう扱うか・・ひそかにニ−ズが高い事、また2003年「浜崎みう」ちうニュースターがブレイクした事などもあり、今後も要注目でしょう。あ、大宮のお二人、ソロでした。わかってらっしゃる・・。（附記：月丘さんに多くを期待するのはどうなのかな・・先駆者であることは疑いありませんが）

★劇場運営その他
なんといっても渋谷の意気込みがいつもと違ったのが印象的でした。「オープン有りで４回まわす」という申し合せでもあったのでしょうか？Ｐをテキパキ終わらそうという配慮がみてとれ、またお客さんも空気読んでサクサク撮ってるのですよね（枚数は結構いつもくらい出てました）。やればできるんじゃん！こういう渋谷なら大好きです。
大宮、攻めてますねえ〜。ソロ３人に「人間のふしぎ」ショー、、てことはＰは３人です。ちょっとでも押すとソロ進行（フィナーレ前にまとめポラ）でした。丹波リボンも当面禁止ですか。とんがってるなあ。
若松は、、ちょっと。土日はふつうにＤカットでした。あと非常に下品な２ショットを撮る二人組がいて、態度からすると常連ぽかったですが？　劇場はポラという仕事を踊り子に押し付けて日銭を稼がせてる以上、踊り子を守る工夫は当然講じるべきでしょう？　あの場で怒鳴れなかった自分ヘの怒りも含め、帰り道とても不快な気持ちでした。あ、Ｐ長過ぎて？鈴さんカゼ悪化、愛田桃子さんが代演しています。

★☆じゃなかった、星桜百合さん（渋）
３館で一番印象に残ったステージ。以前より研究熱心さはみて取れたのですが、まさかこんなに早くこんなにヤバくなるとは。上げ潮の「旬」ということを強く感じました。彼女があれだけの企画力、実行力を備えている以上、単なるカワイコちゃんアイドルで終われるはずがないのですが・・劇場の「器」が問われるでしょうね。（私信です、、以前ロビーで怒鳴り付けたりして、大変失礼しました・・自分の不明を恥じております・・）


長々と失礼でした。年末になると、なんだか総括ぽいことしてみたくなりますね（苦笑）

◆白にみかん色を重ねたスカートをふんわりと広がらせ、膝を深く沈めながら進む優雅なダンス。たらした栗色の髪にちょっとカール。柔和にまとまる顎の輪郭に、くりくりした眼を輝かせれば「ふらんす人形」に見まごうばかり…◆ベット着は白のレースの生地に。文様の向こう側に透かす肌。花道で歩む１歩ずつ、３歩先を見据えて注ぐ「ふらんす人形」の澄んだ瞳。　◆静かに這わせる四肢、うごめく胴。シンプルな動きに徹して、オートマティックな印象さえ与えます。不思議とソフトな手触り残し…　　　◆つぼみが花開くまでを、じっと見据えた回り舞台…

◆白い日傘のお嬢様、桜色のべべ着て、つらいこと？なんて知ぃ〜らないって顔で、振りまく薔薇色の笑顔。幸せに満ちあふれて…　それじゃあ、みんなで分かち合わなきゃあ…盆周りのお客さんと重ねる手と手。◆ビキニ姿を普段着のように着こなせば、我が心のうちのシャッターはカシャカシャ音をたて、フィルム１本切れました。　◆折り返して黒のベット着まとったあたり、表情によぎる嫉妬と悔恨の情。肩ふるわせながらの、ベットの慟哭。垂れた頭を思わずこの手で抱きしめたい想い。巧みな表情づくりによって、人への関心の核心ついた良い舞台です。