2000年10月中旬 九条OS by
ウナヤンケさん
今週は15日、20日と九条へ行きました。
1.御幸奈々さん
2.素人トッピングステージ
3.CULB 9
4.麻美瑠歌子さん
5.夏季ひかるさん
6.山口麗奈さん
御幸奈々さん
お目当ては御幸奈々さんですが、それにしても...です。
この方のステージは性の優劣を決する男女の壮絶な戦いをテーマにしているように感じられました。
黄緑の衣装をまとい、鍛え抜かれた足腰で、ややスピードを殺しながら、優雅に舞うのですが、戦闘意欲を高めているかのような踊りでかえって無気味です。そして衣装を次々と剥ぎ取ってゆく様は、まるで「戦う女に飾りはいらない」と体現しているようでした。
すごい形相で這いながら決戦の場(盆)へと向かいます。相手に対してはいっさい容赦なく、これでもか、これでもかと攻め抜きます。そしてとどめをさすべく、自らの全身を痙攣させるシーンは圧巻の一言です。全精力を使い果たしふらふらになりながら戦場を後にし、不敵な笑顔でフェードアウトするのですが、その表情には勝負に決着をつけた安堵の色が見て取れました。
う〜ん、恐い物見たさの心理でもう一度見てみたいです。(15日観劇後談)
麻美瑠歌子さん
スタイルと基本姿勢がすばらしいです、ゆったり目のダンスでしたが、流れるような身のこなし、やわらかな腕、指使いは見事です。
かなり実力がある方とみうけられましたが、ひとつひとつの演技を丁寧にこなされている姿勢にも好感がもてました。
夏季ひかるさん
かわいい方です、黄色のアラビアンの衣装を纏い牧歌的なメロディーに乗って大自然の沙漠における人々の出会い、別れをすごくあっさりと演じ切ります。
山口麗奈さん
ダンスパートは薄紅の衣装、ブーツ姿で、ショートヘアーをなびかせなかなかダイナミックな演技を披露します。
ベットパートは一転、赤い襦袢を羽織り、おごそかな古典的歌曲をバックに島国(日本)に四季折々の自然の素晴らしさを与えたもうた神々に感謝の心を自らの身を供することによって表現されているようでした。
後半、少し飛んでしまった表情で歌詞を口ずさみながら演技されていましたが神々とのトランス状態を見るようでゾクッときました。
場内の雰囲気を統一することができる素晴らしい演し物ですね。
御幸奈々さんも久しぶりに見ることができたし、大満足の今週の九条でした。
(このレポートは、ウナヤンケさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。)