2000年11月3日(金)ショーアップ大宮劇場
by Fu-maさん
１．美樹うらら
２．早乙女マリア
３．？？（不明）
４．仁科愛美
５．白川理恵
６．宝生恋
７．御幸奈々
美樹うららさん
真っ赤な赤のロングドレスで登場です。
一曲目はかなりのハイテンポな曲で手拍子が追いつかないぐらい。でもうららさんはちょっとずれてゆっくりと舞います。
二曲目もアップテンポな邦楽です。暗転後の三曲目は、一転、黒のイブニングドレスで現れます。髪を下ろすと、表情もぐっと優しくなり、この人の持ち味が十分発揮されていました。そう考えると一、二曲目はちょっとこわばっていたようにも思えます。
ポラは衣装もあってか、お嬢様ムード全開です。３回目には恋さんがうららさんの愛犬を連れてきたのですが、愛犬を胸元で抱いて一緒に写る姿は本当にかわいらしかったです。
早乙女マリアさん
白い貴婦人風のドレスです。どちらかというとベテランさんのようですが、雰囲気からか、
なんとなくかわいらしさがある人です。踊りもしっかりしています。
続いてＴに入りますが、これがまた独特です（笑）。口上も面白いうえ、かなりサービス精神あふれるお姐さんで、お父様方にはえらく好評のようでした。
仁科愛美さん
ピンクのドレスを纏い、頭にはティアラをのせ、スカイブルーの羽扇子で優雅に舞います。
舞台慣れされているのか一曲目から非常に表情豊かに踊り、こちらの顔もほころびます。
茶色の長髪を振り乱すベットはなかなか迫力あります。しっとりとした落ち着いた声でのポラの対応も非常によく、好感が持てます。
白川理恵さん
劇場前の掲示に「中高年のアイドル」とあるように、ベテランさんながら細身の美しい方で、黄色のチャイナドレス風の衣装がしっくり決まります。扇子を有効に使った落ち着いた舞です。
ピンクのドレスに着替えたベットは、荘厳な雰囲気の音楽で吸い込まれそうになります。
Ｔの時に回れなかったお客さんに対する気配りはさすがです。約束通り次回はしっかり逆から回っていました。ポラの売れ行きも好調です。
宝生恋さん
名前通りアイドル系の踊り子さんです。熱心な応援さんがピンクのハッピを羽織って盛り上げます。
一曲目は薄紫のドレスでテンポよく踊ります。以前はよく振りを忘れて戸惑うこともあったようですが、さすがに慣れたようです。余裕を持って客席を見回していました。
二曲目ではキャミソールを切ってヘソ出しにしたものと、ジーンズ地のホットパンツで勢いよく踊ります。こちらはまだ準備不足らしく、突然天を仰いだりして驚かせてくれました(笑）。ベットは椅子を使ったものですが、個人的にはない方が、恋さんの魅力を発揮できたのではと思います。
ポラの対応も（今日は）決して悪いものではありませんでした。
御幸奈々さん
今日のお目当てです。およそ３ヶ月前、初めて観たストリップで出会ったのが、奈々さんでした。その時はスターが集まった香盤でトリ前でしたが、その中でも抜群の魅力を感じ、それ以来近場で演った時は欠かさず観ています。
演し物は８月下の大宮以来続く（と思われる）ものです。
一曲目はクリームとエメラルドグリーンのドレスで、７０年代の洋楽にのって優雅に舞います。優雅なのですが、この段階で普通の踊り子さんと比べてかなりのスピードを感じます。多分下半身の動きが抜群のためだと思われます。
二曲目は上着と裾の長いスカートを脱ぎ捨て、さらにスピードアップします。スピーディーでありながら、止まるところはピタッ、ピタッと決まるところに培ってきたキャリアを感じます。
三曲目はミニスカートを脱ぎ捨てたうえで、薄い黄色のカーディガン風のドレスを纏います。ここでもペースは落ちず、観ている方も息つく暇がないほど次々と予測不可能なトリッキーな舞いを繰り出します。
この日のベットはポーズでした。指をしゃぶるところなど、一つ一つの動作に細やかな気遣いが感じられます。最後は仰向けから、すっとブリッジに移行して立ちあがる動作を難無く決めました。
ラストのオープンでは、いつものくしゃっとした最高の笑顔を見せてくれました。
（このレポートは、Fu-maさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。）
