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2001年8月下旬 渋谷道頓堀劇場 by るーにーさん

〜渋谷道劇:8結〜

<香盤表>
1.楠魅華
2.篠宮涼
3.志麻
4.音無りん
5.早瀬みな
6.小森まみ
7.泉希
8.四谷怪談(丘乃愛唯,夕空あおば,媛永華子,千影)
(敬称略)
3回目の1.から4回目の1.まで

<パフォーマンス>
1.楠魅華さん
ブルースロックのプロローグで、私は今テキサスから続く街道沿いのガススタ兼ダイナー兼飲み屋にいるんだって感じで始まります。スペイン系住民の為の寂れた飲み屋のダンサーがフラメンコを踊る「楠」さんであります。終始クールな表情で長い2曲目3曲目を熱烈な速い手拍子をバックに踊ります。手拍子で、彼女の足が床を叩く音が聞えないので、折角練習してきた彼女に申し訳ないのですが、ここは場内ものすごく盛り上がります。4曲目またブルース系のロックに戻り、ポーズ中心のベッドを経て、5曲目のアコースティックギターの涼やかな音色にのって彼女は去っていきます。そしてオープンは、多分冒頭の曲と同じ曲でしょう、スローなブルースロックで熱く乾いたラテンのストーリー終了です。イヤこれは、ええわ。
曲のイメージや演出となんと言っても彼女のダンスが一体となってイメージを創りだす名演です。

2.篠宮涼さん
1曲目から舞台狭しと踊りまくります。そして1曲目で一杯一杯かと思ったら、2曲目も踊りまくります。これは大変ですよ。ステップどころかスキップしているように見えます。なんちゅ〜体力、恐れ入りました。3曲目はさすがに往年の名曲を振りで歌い上げます。そして途中からポーズ中心のベッドで盛り上げ終了ですが、観ている方も手に汗握ってぐったりとなります。

3.志麻さん
予告にも書いたような気がするんですが、彼女の大きな振りが私好きですね。ルーティーンになってるんですが、実に見栄えがします。ステージの上ではやや大柄に見えるんですが、あのサイズの人があの速さで動くのってあんまり観たことなかったような気がします。ベッドはポーズ中心ですが、途中から盆からステージ中央に戻ります。そして立ち上がってポーズを決めて終了、と書くとなんてことないんですが、でも素晴らしく感じました。もう何回か観なくては。

4.音無りんさん
「志麻」さんのパワーとスピードのダンスを拝見したあと、「音無」さん観ると丁度チェンジアップを投げられたような、妙な具合です。peeweeさんもお書きになっていたように、「ふわふわ」した感じというのは、私のは脱力した感じに取れました。彼女、とってもスレンダーで背もありますから、速い大きい振りをやったときに少しでも姿勢が崩れたりすると下手に見えるかもしれません。今回の脱力した振りってあれはあれで、キチンとタイミングもびったし合ってますし腕を伸ばすところ等半端なところがなく、結構むずかしい振りなのかなと私なりに考えてました。ベッドは、盆に後ろ向きに倒れこむように入っていき、ポーズ中心です。最後にpeeweeさんご指摘の振り向いて、盆に残した思いを引きずりながらも、それを断ち切るように終わるところがドラマチックでしたね。

5.早瀬みなさん
私には、「浦安ねずみ園」のアトラクションのような演目だと思いました。いったことないけど「魔法王国」とかね。魔法使いです。なりきってます。観客もそんな「早瀬」さんの演技に引き込まれ魔法をかけられたように、引きづり込まれます。盆にあがり、カブリツキのお客の頬手やブーツでを撫ぜたりします。激しいオナベッドを展開したあと、マントを見つけ出し、「あ〜良かった」となって、ポーズからブリッジと盛り上げ終了します。
「早瀬」さん、観客を思うがままに魅了します。まるで魔法をかけたみたいにね。やるだけやって、オープン最後に「ありがとうございました〜」と叫んで去っていきます。か〜っこい〜っ!こんだけしゃべっといて今更何ですが、「Just Watch」です。観てください。

6.小森まみさん
豪華な衣裳に身を包み、ちょっとラテン系入ったノリの良い音楽でスタートします。ベッド導入部は、花道横手の観客とじっくりアイコンタクトしながら、盆にすすんでからもじっくり観客をじらしているのか、カブリツキの観客と極めて近い距離で進行していきます。これは遠くで観ていた私の僻みかもしれませんが、よくわからんという感じです。今度、もうちょっと接近してこのステージに遭遇しなくては。きれいな方なんでちょっと近寄り堅いんですよ、私としては。

7.泉希さん
ギンギンのハードロックにのって踊って飛び跳ねます。元気ですネ〜。活力が湧いてきます、わたしのようなおっさんでも。ベッドはですね、私が最近、朝食の時に毎日聴いている音楽が流れるので、お腹へるんですね。困ったもんです。結構激しいオナベッドです。その後、ポーズを披露して終了となりますが、ちょっと体が固いのかなって心配してます。でも、初めから終了まで、休みなく動き回ります。若いって素晴らしい。

8.四谷怪談(丘乃愛唯さん,夕空あおばさん,媛永華子さん,千影さん)
「媛永華子」さんは、ちょっと前座風の盆踊りみたいな踊りからオナベッドをやってすぐにいなくなってしまいます。
内容は、説明すると面白くなくなってしまうよなぁ〜。peeweeさんがご説明されているように、背筋が寒くなる場面が途中数箇所出てきます。これもちょっとしたトリックがあり、音響効果と相俟って、ビックリさせられるんですねぇ〜。「丘乃愛唯」さんと「夕空あおば」さんのレズ(?)シーンとラストの「丘乃愛唯」さんのオナベッドを含めて台詞無しで26分間で観客に全てを理解させるところが素晴らしいと思いました。
7の「泉希」さんでギンギンに燃えたところをひんやりと終了させてくれます。

以上
る〜に〜(Fu-ma式表記による)でした。

(このレポートは、るーにーさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。)

 

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