2001年9月上旬
渋谷道頓堀劇場 by
るーにーさん
〜渋谷道劇：9頭〜
みなさん、再びこんばんわ。
るーにー です。
最後に残った、私のホーム「渋谷道劇」です。
「らすとぉ〜っ」（ってオープンの時に声かける人、少なくなりましたね。）
◆渋谷道頓堀劇場:９頭
<香盤表>
1.日吉亜衣さん 16分
2.綾月雪乃さん 16分
3.亜湖さん 16分
4.染谷雪乃さん 16分
5.園田しほりさん16分
6.夕空あおばさん10分
7.岬ゆうらさん 16分
8.丘乃愛唯さん 16分
9.かぐや姫誕生伝説(藤繭ゑさん,夢野ひなたさん)23分
何日か行ってますが、時間の都合により、5.〜9.を中心に観てます。
<パフォーマンス>
1.日吉亜衣さん
以前、ＤＸＫで拝見していますが、同一の演目かどうかは判りません。赤いロングのチャイナドレスで太極拳みたいな大きなゆっくりした振りが特徴です。着替えて（イヤ脱いでの）の２曲目はタンゴ風の曲を踊ります。ベッドは、一応オナベッドのようです。が、曲が終わると「途中ですが終了します。」みたいな感じで終わってしますのがちょっと残念。まぁ、他の回はそうではないんでしょうが。お声がハスキーで、客いじりをさせたらとても面白そうな人ですね。
2.綾月雪乃さん
野暮った〜い黒縁メガネをかけて登場の「綾月雪乃」さん、いったいどうなることやらと思っていると、何やら紙袋を持って盆の方へやって来ます。中から衣裳が出てきて、ストリッパーへ「へんし〜ん」という出し物なんですが、その「野暮った〜い黒縁メガネ」が実によくお似合いで、オープンショーにもパジャマ姿（上だけ羽織って）って歯ブラシ片手に再登場します。キャラとして実に良くはまってるので、是非、シリーズ化を希望いたします。
3.亜湖さん
アメリカ国旗をモチーフにしたようなミニのセパレートで、（スカートをとるとデニムのホットパンツ）元気に踊られる方ですが、peeweeさんもご指摘されていたように、若干表情に乏しい感じがします。音楽や衣裳に合わせて明るく、溌剌とした感じを演出して欲しかった気がします。キレのいいポーズがお得意のようなので、ちょっと惜しい感じがしましたが。ベッドはポーズベッドでした。
4.染谷雪乃さん
猫系のお顔の「染谷」さん、目元にそそるものがあります。ミディアムテンポの女性ボーカル曲をスムーズに踊ります。２曲目からベッドですが、なかなか大胆に首を激しく振ったり、のけぞらせたりのオナベッドです。ちょっとオーバー・アクションかなとも思いましたが、でも上手な盛り上げ方なのかもしれません。ステージに帰って反り返ってブリッジ、起き上がりそのままラストですが、スタイルがバランスがとれている為、シルエットがとてもキレイに見えました。
ここからはpeeweeさんが既に詳しく書かれているので、私なりの雑感風に書かせていただきます。
5.園田しほりさん
最初のダンスは、確かにもっとエッジの効いたものが良いだろうというのは、私も初見の際に考えました。が、全体を通して拝見した後この演目での重要な点は、「観客との場の共有」みたいなところにあるのかなという気がしましたので、最初から煽ると後がしょぼくなってしまうんだろうなぁ、って後で思いました。盆に乗ってから徐々に観客が彼女のペースに巻き込まれていくところに、非常に不思議な感覚を覚えますよね。前週の「早瀬」さんと違う形の催眠効果とでも言えばよろしいんでしょうか？ただ一気にポーズへガバッと持っていくところは、私毎回「エっ？！」て言いながら拍手してました。
6.夕空あおばさん
最初のスリーピース・スーツは、出てきた時に「なるほど！」と思わせますね。全身を使っての大きな振りなので、もう少し時間をかけて、シャープに仕上がればすごく見栄えがするんだろうなぁと思ってみてました。デビューして３ヶ月ですか？私は、前週のお芝居は格段に良くなったと感じていましたが、それほどダンスの方は練習する時間がなかったと思われますので、これを機会にこの良くはまった出し物を繰り返しやり続けて欲しい気がしました。そういえばソロ初めてですよね！確か。
7.岬ゆうらさん
私は、「赤づきんチャン」よりも格段に気に入りました。この方、若いのに「落としどころ」みたいなものを妙〜に心得ているんですよね。多分道劇で、お芝居沢山やってるうちに感覚的に身についてしまったのかもしれないけど。今回のもキレがあって非常に良かったです。傘をバっと開くところなんか、カッコいい〜。最初に観た時からどんどん良くなってます。「裸DE〜」のラストシーンなんか観ると、いつかソロでもこういう「心にしみる」やつ、やってくれるんだろなぁ〜、なんて漠然と期待してたけど、その日は近いかな。
8.丘乃愛唯さん
私は、初めてダンス踊るの観ました。道劇のＨＰには天才的って書いてあるのに全然踊ったトコ観た事なかったんですよ。確かに上手です。手や指先の使い方がすごく丁寧でセンスがよいなと思いました。足を蹴り上げるところが、タイミングがウラから振り上げて、シャープにキメるって感じでちょっと黒人的な感覚なのかナ。ただ全体的に振りが繰り返しになっていて「エぇ〜、もうお終いなのぉ？」って気がしました。もう少したっぷり目のやつにお目にかかりたいです。でも忙しそうなんですよねぇ〜。何時になったら観れるのかしら？
9.かぐや姫誕生伝説(藤繭ゑさん,夢野ひなたさん)
最後にこの出し物を観て「！」と思ったところ２つ、その１：選曲のセンスが実にカッ飛んでること。ストリップ観にきて「キ○グ・クリ○ゾン」を２曲も聴くとは思わなかったですね。しかも両方ともベッドに使う。そういえば「○○７」の時は「コルト○ーン」ですからね！こういう、オジサンの痒いところに手が届く選曲、痺れます。
その２：この曲のセンスもちょっとビックリしましたけど「異○人」のイントロが終わるところで、「藤」さんが振り替えり、後ろに立っている「夢野」さんとタイミングを合わせて手をひろげる所があるんですけど。このタイミングの合い方が、尋常ではなく、いつもここで笑ってしまいました。一回は拍手までしてしまった。結局、曲で合わせているのは判るんだけど、実に見事ですね。これは後の場面展開上、印象付ける必要がある場面ですが実に効果的でした。
という訳で、やっとこさ渋谷道劇も書き終わって、考えてみたら９頭はＴＳもあったから、全６本ですか。ちょっと観過ぎました。以後、気をつけよう〜っと。
るーにー でした。
（このレポートは、るーにーさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。）
