2001年9月15日(土)諏訪フランス座 by
Pマン3号さん
〜9中:諏訪フランス座〜
香盤表(9/15観劇)
1.???
2.???
3.麻田黄葉美さん
4.???
5.水沢葉月さん
渋谷OSとのレスと書き込みの順番が入れ替わってしまいましたが、15日に諏訪フランス座にきました。お目当ては、水沢葉月さんです。
水沢葉月さんって、関東の劇場に来られることが少ないので、関東ではあまり見ることができないのですが、以前にDXKと大和に来演されたときに拝見しました。白い衣装での演技が強く印象に残っていて、いつか、また見たいなと思っていました。
ひさしぶりに、関東の劇場(長野県は関東と思うようにしているので、)に来てくれましたので、諏訪まで足を運びました。
諏訪フランス座って、綺麗な劇場ですね。こじんまりしてるけど、天井がすごく高かかったです。
温泉場らしく早い回にはお客さんはポツポツでしたが、急に嵐のように浴衣姿のお客さんで一杯になったりもしました。
投光さんのアナウンスも丁寧で好感を持ちました。
5.水沢葉月さん
火の点いた1本のキャンドルを持って厳かな曲と共に登場します。
黒の修道着です。フードを深くかぶり、首からは手のひらよりも少し大きめな銀の十字架をぶら下げています。
衣装の裾から足元には黒のブーツが見え隠れします。
ゴスペルでの、軽やかなステップのダンスが始まります。
お祈りしたり、お説教したり、シスターらしいステージです。
狭い花道での連続したターンが入り、ターンをして正面を向くたびに、少しずつ衣装が肌蹴ていきます。そんな衣装を脱ぎながらの状態でも、立ち位置がぶれないんですね。
黒の修道着の中には、もう一枚同じような白の衣装を重ね着しています。
さらにその中は、黒(赤のパターンもあったが黒のほうが、よりセクシー)の全身、網アミの衣装です。
ダンスはさらに続きます。
手の表現力が抜群で、早い手の動きの中で、指先まで細かく神経を使っているのが伝わってきます。
手を伸ばしきった時などに、最後に細い指先がスッと伸びるのでご自分の体以上に大きく表現されているように見えて綺麗です。
客席に背を向けて、束ねていた髪をほどいて、ふわっと髪をかきあげて、振り返り、挑発するかのような艶やかな表情をされます。
ベットパートでは、椅子を持っての登場です。
黒の薄く軽い感じのドレスで、胸元に赤い花が何個か付けられています。足元は銀色のハイヒールです。
本舞台での椅子を使ったポーズが入ります。BARのカウンターにあるような、背は高いのだけど、座面が小さなおしゃれな椅子の上でお尻を中心に横たわり手足を伸ばします。
大和で拝見したときは、舞台の後方の床に置かれたライトからの強い光があたり、光で全体が包まれ、椅子がとんで見える為に「葉月さん」のシルエットだけ浮かび上がり、まるで白い服が空中に浮いているように見えていました。
温泉場の諏訪では、ここまでの照明はありませんでしたが、投光室からの1本のスポットだけでもやわらかい光があたっているように見えて、これもいいなって思いました。
その後は、盆は無いので花道での演技になります。ゆっくりと流れる様な、それでいてキチッとしたポーズが連続します。葉月さんも手を使わないブリッジをされます。形がすごく綺麗です。
最後は手を使わないブリッジの状態のまま、衣装の肩紐に手を通し、そのまま立ち上がり衣装を羽織り本舞台まで戻り演技が終了します。
幻想的な世界を体験したという感じでした。
スレンダーな体、長い髪、キリッと引き締まった表情。派手さ(ケバケバしさ)はなく、女性らしい柔らかさと、芯の強さが感じられた、そんな気がしました。
また関東の劇場に来てもらいたいなー。
(このレポートは、Pマン3号さんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。)