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2001年9月27日(木)渋谷道頓堀劇場 by るーにーさん

〜渋谷道劇:9結〜

皆さん、こんばんわ

るーにー です。

さて、お待たせしている、渋谷道劇です。これは、peeweeさん、Pマン3号さん、秋田ほりさんもご覧になっているので、お気づきの点がありましたら遠慮なく、修正や訂正のカキコをお願いします。
まぁ、Pマン3号さんの超詳細レポやpeeweeさんのそそるレポに勝てませんが、一丁やってみましょう。

◆渋谷道頓堀劇場:9結
1.立花杏奈さん
2.神崎マリアさん
3.卯月朱美さん
4.夕空あおばさん
5.愛川ユキさん
6.楽屋からラブソングを(藤繭ゑさん,丘乃愛唯さん,泉希さん,知奈樹さん,媛永華子さん,天乃悠さん,森園えりかさん,夕空あおばさん)

1.立花杏奈さん
野毛で拝見したのと、同一の演目でしょう。光る銀色のロングスカートと合わせたジャケットで、ユーロビート(既に死語?)っぽい曲で、ルーティーンになってる振りを上手に踊ります。曲中スローになったりするところの手の振りが丁寧でとてもキレイですね。2曲目はそれを脱いで、黒のブラとパンティの上に薄い布を巻いて、黒い羽扇子を上手に使ったダンス、ディスコのお立ち台でこんな感じだったんですかね?3曲目はブラをとって変わりに大きめのスケスケ黒い布を身体に巻きつけてのセクシーなベッドの導入部をスローに、4曲目からポーズベッドになりますが、少し短めで少々残念かな?!野毛で拝見した時より、ダンスにずっとメリハリがあったように感じられ好感を持ちましたが、道劇も天井が低く、位置によっては手を振り上げると梁にぶつけてしまいます。可哀想でしたね。

2.神崎マリアさん
全体的にアダルトなムードが漂うステージで、1曲目は50年代のブロードウェイ・ミュージカルの曲でジャズのスタンダードです。これをなかなかうまく4ビートにのって踊ります。2曲目はガラっと変わりマット・ビアンコがやるようなディスコビートを使ったラテンがちょっと入ったリズミカルな曲ですがやはり、激しく踊るのではなく一曲目の延長のような印象を持ちました。ここで、上半身を露にしベッド着に変えての3曲目は、ステージで立った状態からスローパートを展開し盆に到着し、寝た状態で終了。4曲目でポーズベッドを展開します。だけどベッド着を脱がない為、上半身は見えないんです。

3.卯月朱美さん
以前DXKで拝見したのと同一の演し物で、側転も前方回転半ひねりもやってました。狭い道劇でエライと言いたいのですが、DXKほど、助走がないのであの時ほどは感動しませんでした。ちょっと可哀想ですね。天井が低いので、1曲目は、オレンジ色の布を振り回すのですが、これもちょっと遠慮気味でしたか。そのせいか迫真のオナベッドもDXKよりちょっと薄味だったかも。この方はPマン3号さんからきっとフォローが入るので詳細はそちらに譲り、26日の3回目に拝見した時は、出番を終わったばかりの「神崎」さんを含めゲスト3人が私の横で応援してました。「うまいじゃな〜い」などと皆さん誉めていらっしゃたので、次の大宮でも期待できるでしょう。前回よりニコニコと楽しげに踊っているのが好感が持てます。

4.夕空あおばさん
十字軍(インディ・ジョーンズでこんな格好の亡霊が出てきたような)のようなマントをきて登場します。それを脱ぐとやはり、中に鎧を着ていて剣の立ち回りを演じますが、矢に射られて暗転します。場面が開けると十字架にはりつけられ照明がうまく火に焼かれているような演出をします。ここで、彼女は命を落とし、死後の世界へ?ここまでは非常にお芝居がうまくなった彼女の魅力が充分発揮されています。ベッドパートへ移りオナベッドですが、実はこの後に続くスローパートがビックリします。座ったまま上手に手と表情で表現を進めていきますが、何時こんなに上達したんだろう?最後にポーズを入れ終了となりますが、「四谷怪談」でお芝居がうまくなったのは承知してましたが、スローもねぇ。身体もデビュー当時より絞れてきたのかしら?今回は非常に女性的な部分を感じました。人気出るでしょうね。

5.愛川ユキさん
ピンクの蝶をテーマにしたファンタジーです。1曲目は他の方も使っていた曲です(誰だか忘れましたが)が大きめピンクの蝶を身体の前後にあしらったフリフリのミニスカで実にカッコいいショーダンスを踊ります。2曲目は身体にぴったりフィットしたスリットが腰まで入ったピンクのロングドレスに丸い蝶の羽を背負ってこれまたカッコいいダンスで、この曲は現在使用している方が非常に多いです。私が知っているだけで他に4人ですか。しかし通常よりテンポが速くもともと手拍子がしずらい曲なのにもっと合わせられないんですよ。しかし手拍子している暇なんかありません。途中でアクセントをつけてスタスタと花道を歩く振りがあるのですがこれだけでも痺れます。3曲目は、さらに大きい縁に白いレースを付けた薄いピンクの羽を持っての優雅なダンス。4曲目は羽を置いて荘厳なコーラスをバックにベッドの導入部分をステージ上で短く披露し、5曲目は(大阪で他の人が使っていて感心したのはついこの間)某国営放送の特番のテーマ曲です。もう1曲目から圧巻なんですが、ここからがこの人の最大の持ち味なのでしょう、癒し系のポーズベッドです。もう本当に上手で、溜息でっぱなしです。観客とのアイコンタクトだけでなくいろいろな顔の表情をみせながら、反対側でみせる所をみせるわけですし、突然大技ポーズが来ますが、これとてタイミングではなく、拍手をするのが面倒になるほど彼女の世界に浸りこんでしまっている自分に気がつきます。特に手にゆっくり振りをつけながら表情を変えていくところなど絶品ですね。4曲目以降は場内シ〜ンと静まり返ります。まぁ異論はあるかも知れませんが、この作品は彼女の容貌、衣裳、音楽、顔の表情、ダンスの上手さが非常に高度に結晶した傑作だと感じました。This Is THE FANTASY SHOW です。個人的には浅草ロックにはこういうものを内心、期待していたのでしょうね。まったく弛みがありません。もうすでに4回道劇で観ましたが、何回観ても飽きませんもの。

6.楽屋からラブソングを
え〜っと、この作品は50分の長尺ものなのですが、内容は3分割できそれぞれの間にちょっとした幕間劇っていうんでしょうかがはさまり、フィナーレショーへ直結という演し物です。
a)オープニング〜楽屋からラブソングを
おもちゃのチ○チ○チ○のオルゴールから始まり、いきなりスッパの「知奈」さんがステージ上の箱から飛び出してきて踊ります。前回の演目とは違いハッピーなダンスに思わずニヤリとしてしまいます。次曲でオナベッド、3曲目でハレ○ヤでオープンショーまでついているんですね。途中からいつもとは逆にシスター(尼僧)の服を着ていきますが、その間に他のメンバーがその格好で登場し、8人で賛美歌?をコーラスで聴かせます。その後8人の群舞となり最後にさっと服を脱ぎおろし第1部は終了。
間)楽屋のセットがステージに設営されており、そこへ出前のラーメン屋「青空」さんがラーメンを持って登場し、盆の上でラーメン差し上げのポーズを一発。
b)道劇座の怪人
これは、「C○TS」の後に英国の製作者C.マッキ○トッシュが大ヒットさせたミュージカルのストリップ版で、怪人が「丘乃」さん、クリスティーンが「泉希」さんです。無言の劇ですが(ナレーションが代わりに入ります。)お二人の説得力ある演技で非常に感動的です。「泉希」さんの表情は本当に素晴らしく、悲しい表情、嬉しい表情ともにとっても美しい。先に彼女の短めのポーズベッドがあり、劇が進行して続いて「丘乃」さんのポーズベッドも良かったです。「丘乃」さんの男性を表現する表情も実は好きなんですねぇ〜私。どうも最後にひしと抱き合うところがタイミングが難しいらしく結構苦労してたように見えましたが?
間)「媛永」さん,「天乃」さん,「森園」さんによる軽妙なダンスが観られます。また3人が盆の上でオープンを若干やりますが、楽しい雰囲気に観客がのってますので、かぶりつきの人は嬉しそう。
c)あるベテラン女優の引退
「森園」さんが落としていった扇子をひろいながら「藤」さんが登場します。歌とナレーションがあるベテラン女優の舞台人生を独白していくのに合わせての一人芝居を「藤」さんが見事に演じます。この人独特の世界ですね。内容は幸福なものではないのですが(多少コメディーチックになる部分もあります)ド〜んと沈み込むわけでもなく、さりとて笑えないしね。この微妙なバランスを飽きず観られるというところがすごいところですかね。ベッドはもちろんオナベッドです。新人の3人が鏡のような舞台装置をもって動き回ります。これは、この主人公の人生を映す鏡という意味なんでしょうか?
エンディングは再度、シスター衣裳で全員集合し、楽しくフィナーレショーへつなげます。

あ〜長かった。と言うわけで渋谷道劇はこれにて。

(このレポートは、るーにーさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。)

 

repotai@freeml.com