2001年10月上旬 渋谷道頓堀劇場 by
るーにーさん
〜渋谷道劇:10頭〜
◆渋谷道頓堀劇場:10頭
1.宮沢えりさん 18分
2.柏木萌さん 18分
3.媛永華子さん&純川セレナさん 3分
4.知奈樹さん 16分
5.宇田川茜さん 18分
6.麻生祥子さん 18分
7.夢野ひなたさん&綾月雪乃さん 22分
8.岬ゆうらさん 18分
9.藤繭ゑさん 18分
<パフォーマンス>
1.宮沢えりさん
上野の短縮版だと思います。やはり一曲目はミラーボールを捧げ持つ新体操風ですが、この曲の途中でこれをおいてバレエ風に変わります。上野の3曲目が今回の2曲目に相当するのでしょうか?赤黒のベッド着を着てそれを翻しながら踊るのですが、タイム感・キレとも素晴らしく上手だなぁ〜っと思って観てました。恐らく上野では衣裳が違うがほぼ同じような振りだったと記憶しているんです。それで、この部分を観て上手い人だと感じたのでしょう。上野での1〜2曲目は舞台の巾が狭すぎて充分、魅力を発揮できなかった分、短縮版ながら道劇で拝見することが出来てラッキーでした。
2.柏木萌さん
南海の小島風の演目ですかね。最初、この人に惹き付けられたのはベッドです。ベッドの一曲目が弦楽器とピアノ(だったかな?)の悲しげな響きの美しい音楽をバックに盆の上で優雅な手の動きを展開していきます。ちょっと十三っぽい感じのベッドですね。音楽が終わるところで、上半身を前に倒していきますが、私の感覚では、音楽との関係から海に浮かぶ「月」を表していて、それが沈むところなのかしらと思ってました。その次はやけに明るい曲になるので、これは南の島の朝という感じなな?元気にポーズをキメテいきます。そういう感じなので初見ではかなり違和感を持ったのですが、そのように考えると妙に納得できる演目かもしれませんし、その意味においてはメリハリの効いた好演だと思いました。
3.媛永華子さん&純川セレナさん
三人○の楽しい音楽にのって、「純川セレナ」さんのお披露目ですかね?このお二方の歩幅がかなり違うのですが、舞台度胸の良い「純川」さん、上手に合わせていました。
4.知奈樹さん
前回のソロとうってかわって踊るお人形みたいなイメージの演目です。メイクもなんかそれ風でしたが、ダンスの時は表情を出さずに、2曲目まで上手なダンスを拝見出来ました。時々ちょっとビックリするような振りを入れながら、1曲目は彼女がよくやる手を鋭く振るところがタイミングどんぴしゃでしたし、振り全体が彼女が普段やっている踊りをベースにしているのでしょう、とても自然な流れを感じます。2曲目は個人的にビックリするくらい手や指先の表現が上達しています。ダンスの表現力がすごく向上しましたねぇ、彼女。ベッドは「もう任せとけ」って感じでした。
5.宇田川茜さん
恐らく、東洋で拝見した演目の短縮版(?)だと思います。衣裳・ダンスも同じでした。赤いチャイナを着て踊るのは1曲のみで、2曲目ですぐにベッド着に着替えて、花道に腰を下ろし、体を反らしベッドへの導入に入ります。しかしベッドはもう盛りだくさんで、最初は身体を撫で回し、オナニー始めて、最後は大技(彼女はサイズがあるので、なんでも大技になりますが)ポーズの連続でした。ベッドでは、私がDXKで観た時のたどたどしさはすでにあまり感じられません。演技中、集中している為か、顔に表情があまり出ませんが、渋谷道劇のお客さんにすごく受け入れられているのを感じました。是非、また渋谷を沸かせていただきたいですね。
6.麻生祥子さん
もぉ〜大変な人気でしたね。リボンも3点投げでした。なんか後半は本来の出番以外も大活躍だったようですし。私が拝見した時は、女性のお客さんが私の前に座ってましたけど、彼女の熱演にに引きずり込まれてました。素晴らしいパフォーマーです。
7.夢野ひなたさん&綾月雪乃さん
「へいせい」なんて時代がやってくるとは夢にも思っていなかった70年代を彷彿とさせるアフロヘアのカツラにディスコのダンスコンテストのコメディです。曲も懐かしいし、お二方のダンスもそのものズバリではないですが、ところどころ昔を思い出します。息もピッタリ合ってて楽しい演し物でした。「綾月」さんはポーズベッドでそのあと、「夢野」さんのオナベッドですが最後にステージでブリッジをきめて終了です。最近、「夢野」さん拝見するのが月1週くらいなのできた時に沢山観とかないと、と思ったのですがあまり果たせなかったなぁ〜。
8.岬ゆうらさん
6月以降道劇に来るようになってから拝見した中では、彼女のソロの演目中ベストだと個人的には思いました。まずダンスそのものが非常に魅力的であること。それに加えて最近抜群にうまくなったポーズべッドと、いうことないですね。メイクの関係からか彼女の表情がすごく明るく感じてたんですけど、ベッド着は非常に大人の魅力を演出するものだし、だからベッドをやっている時に大人の妖艶な感じとあどけない少女の感じが交互にでてくるというかね、明るさとしっとり感が同居しているというか。あとですね、一曲目が終わると、結構激しいダンスなので、息が切れるのでしょうね、はぁはぁいいながら、目をぱちぱちと毎回してたんですけど、おこは可愛かったですね、とっても。
9.藤繭ゑさん
最近の重い存在感の演し物から一転し、明るく弾けた演目でした。「教育番組的コスプレストリップ」だそうですが、その名の通り教育番組的な衣裳と音楽(これはそのものか?)で、最初は実に「藤」さんらしいダンスで、次に出るかなと思っていたらやっぱり小道具が出てきます。これがホースのついた鉢で、ここに風船(?)を差し込み、「藤」さんがチラっと下着を見せると思いっきりこれが膨らむ仕掛けになってます。最後はオナベッドですが、観ていてちょっとハラハラしながらも楽しい作品でした。次はターザンか!チータの役はないのかな?楽しみです。
(このレポートは、るーにーさんのご好意により、掲示板から転載させていただきました。)